骰子の眼

cinema

東京都 中央区

2008-12-23 15:00


観た人すべての胸を締めつけた―女優サンドリーヌ・ボネールが自閉症の妹を見つめた『彼女の名はサビーヌ』レビュアー募集

『愛の記念に』(モーリス・ピアラ)の主演女優として注目を集め、クロード・シャブロル、パトリス・ルコント等との仕事で知られるサンドリーヌの初監督作品
観た人すべての胸を締めつけた―女優サンドリーヌ・ボネールが自閉症の妹を見つめた『彼女の名はサビーヌ』レビュアー募集

第60回カンヌ国際映画祭 ─ 監督週間で国際批評家連盟賞を受賞し、観た人全ての胸が締め付けられたという一本のドキュメンタリーが話題にのぼった。女優サンドリーヌ・ボネールの監督デビュー作『彼女の名はサビーヌ』である。

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25年の歳月をかけて撮影された自閉症の妹─その映像によって観客は、過去の生き生きとした若かりし頃の妹と、入院を経た現在の彼女の「変化」を容赦なく見せ付けられる。同時に、その「視点」は今も昔も変わることなく愛に満ち溢れた姉の「眼差し」であり、完成された映画は妹への「抱擁」である。


彼女の名はサビーヌ

【ストーリー】
11人兄弟の七女に生まれたサンドリーヌ・ボネールには一歳違いの妹、サビーヌがいた。陽気で美しく、芸術的才能が豊かなサビーヌは幼い頃から特別なケアを必要としてきた。─彼女は自閉症である。同級生から「バカ・サビーヌ」とからかわれる日々。やがて姉妹兄弟がそれぞれの人生を歩み出す中、一人、母親と暮らす彼女。兄の死をきっかけに彼女の孤立感は増し、不安は家族と自分に対する衝動的な暴力として現れた。そして自閉症としての適切な診断を受けることなく28歳で精神病院へ。入院は5年に及ぶが、退院時の姿は変わり果てていた。


『彼女の名はサビーヌ』の公開に先立ち、試写会で本作を観てレビューを書いて頂ける方を抽選で5名様をご招待します。応募方法は下記からどうぞ。

(※配給会社のご協力の元にこのクロスレビューの企画は成り立っていますので、当選された場合は必ず上映会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)


『彼女の名はサビーヌ』
2009年2月中旬より渋谷アップリンク他、全国順次ロードショー

監督・脚本・撮影:サンドリーヌ・ボネール
共同脚本・撮影:カトリーヌ・キャブロル
出演:サビーヌ・ボネール
2007年/フランス/85分
配給・宣伝:アップリンク

公式サイト


『彼女の名はサビーヌ』試写会 5名様ご招待
日時:2009年1月8日(木) 18:30開映
場所:映画美学校 第1試写室 (東京都中央区京橋3-1-2片倉ビル)

【応募方法】

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■応募締切り:2009年1月3日(土)

※当選者の方のみ、ご応募いただいたアカウントにメッセージにてご連絡いたします。

レビュー(0)


コメント(1)


  • tade   2008-12-30 18:36

    昨日の朝日新聞の”ひと”覧で、この映画のことを知りました。
    ぜひ、試写会に行きたいと思います。まさに、日本にもこのサビーヌと同じ家族が多く生きています。
     過酷な現実を見つめる美しい映画