骰子の眼

art

東京都 港区

2009-03-21 19:56


六本木が一夜限りの美術館に変貌!『六本木アートナイト』3/28オールナイトで開催

ヤノベケンジ、日比野克彦などの現代アートから落語などの古典芸能、音楽やライトアップなど誰もが楽しめる一夜!
六本木が一夜限りの美術館に変貌!『六本木アートナイト』3/28オールナイトで開催
体長7.2m!ヤノベケンジによる機械彫刻『ジャイアント・トらやん』が六本木ヒルズアリーナに出現する! /ヤノベケンジ 『ジャイアント・トらやん』 2005年 撮影:豊永政史

満開の桜とともに六本木の街を一夜だけ大きく変貌させるアートの祭典『六本木アートナイト』。「出会い」をテーマに、様々なアートやインスタレーション、音楽イベントやパフォーマンスなどを3月28日(土)の日没から29日(日)の日の出にかけて実施する。

幕開けは、ヤノベケンジの代表作となる体長7.2mの機械彫刻『ジャイアント・トらやん』のパフォーマンスによって始まり、その後、街全体に設置した約20個のアートキューブ(コンテナアート)に光が灯り始めると、六本木は一つの“美術館”へと変化していく。そして、街全体を舞台に展開する光る風船を持った1,000人のパレードにより、夜の闇と光との壮大なアートが出現する。

藤原隆洋
最大直径8.5mの青い回転するバルーン。見上げると、ブルーの中に吸い込まれていくよう。 /藤原隆洋《into the blue》 2008年 協力:トロント市、稲畑ファインテック株式会社  展示風景:「ニュイ・ブランシュ」 トロント・イートンセンター(カナダ)

同イベントはアートに関心のある人だけでなく、あらゆる年代の人達が様々な形で楽しむためのプログラムが用意されている。音楽を楽しみたい人は、六本木ヒルズを散策しながらブラスアンサンブルのライブ・パフォーマンスに耳を傾け、サントリー美術館や国立新美術館でのスペシャルミニライブを楽しんだ後、東京ミッドタウンのイベントスペースでワンナイトのジャズセッションを堪能する、といった過ごし方もできる。
また、家族で『ジャイアント・トらやん』の迫力あるパフォーマンスを間近で見たり、直径8.5mの回転する巨大バルーンに吸い込まれるような不思議な体験をした後、夜の六本木をパレードして光と闇を感じる幻想的な体験もオススメだ。

平野治朗
1000人の参加者が光る風船を手に、夜の六本木をパレード後、東京ミッドタウンの芝生広場で壮大な光のアートを完成させる。 /平野治朗《GINGA》2003年 越後妻有アートトリエンナーレ2003 (新潟)

さらに、深夜や翌朝まで営業を延長する六本木ヒルズや東京ミッドタウンの飲食店、六本木の商店街や周辺施設、ギャラリーなど、六本木の春の一夜をオールナイトで楽しめる。夕刻から夜、夜から朝へと、時間の経過とともに姿を変えていくアートプログラムと満開の桜が一体となり、この夜、六本木の街が変わる。


六本木アートナイト
2009年3月28日(土)10:00 ~ 3月29日(日)18:00
コアタイム:3/28(土)17:59[日没]~3/29(日) 5:32[日の出]

場所:六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館、サントリー美術館、六本木地区・周辺の一部公共スペースや協力施設など
料金:無料(但し、一部の美術館企画展およびプログラムは有料)
問合せ先:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
公式サイト

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