骰子の眼

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2010-05-01 22:00


メディスン・カード・リーディングによる、自分で選ぶ「14日間の運勢ガイド」 5月2日~15日版

こんにちは、ANANYAです。
2010年は、結構ダイナミックな動きのありそうな年。
この連載が何かのお役に立てればうれしいです。。

LOVE & ALCHEMY
ANANYA


GWはじまりましたが、いかがお過ごしでございましょうか。

前回に引き続き、場所の話をちょっと。

なんか最近、普段まったく気にとめないとまらない、用がなければ行く機会もない、というかそもそも用事が発生しそうにない、むしろ別のとこに行くでしょ…とうっかり避けられてしまうような町に行ってみる、みたいな流れが続いてるんですが、電車の路線もそうだけど、都内でいえば区とか、ひとつちがうだけで、空気感が極端に変わったりするじゃないですか。駅のホームに降りた瞬間とか、普通の住宅街の道一本曲がっただけでも変わったり。あれがなんか面白い。

で、歓楽街とか、大きな公園とか、ランドマーク的なものがあったり観光地的な場所、ひとが多く集まるような何か。そういうのが皆無なところへ行くと、なんというか、普段つかってない回路が働く、みたいなちょっと独特な感覚になるんですよね。

また食べものに絡めると、普段全然食べないものを採ると、細胞が活性化するという話を聞いたことがあります。でも、それ食べ物じゃなく、いろんなことに言える。普段着ないような服を着るだけですっごい気分が変わるし、気分が変わるといつもとちがうことをしたくなったりするし。そんな感じで、ノーマークな場所に行くと、なんか野性というかある意味プリミティブな器官が動き出すんだと思うのね。海外とかも、そんな感じになりません?

まあ、特にそれを意識してるわけじゃなく、単に面白いので行くわけですけど、あとになって、ああそういえば、ってなんかいろいろ気づくんですよね。普段見落としてんな、とか、ちょっとした風景に、あ、あたし結構こういうの好きかも…、で、それが別のことにつながってくみたいな。なんか見つけよう、とか感じようとかしないのがいいんだと思う。無防備でそこに入ってくだけ。すると、普段とちがうとこがなんか開く。

そんなわけで、特に行きたいとこもやりたいこともない…みたいなときは、あえてノーマークなとこ、一生訪れることもなく過ぎゆく…みたいなとこに行ってみると面白いかもしれないですね。

ではいきますか。

今回は「水面」にしてみました。「全体のメディスン」にもつながると思うのだ…光や風でいかようにも移り変わるその性質が。

それでは、Let's medicine~♪


使い方は、あなたの自由!!

使い方ガイド

*ベーシックな使い方
これから14日間の自分をイメージしながら、ぴん、ときた画像をひとつ選んでクリックしてください。
そこに書かれているテキストが、あなたの14日分のガイドになります。

*自由な使い方
・いま、知りたいことをイメージしてクリック!
・恋愛、仕事、健康など、自分で決めたテーマごとにクリック!
・毎朝、起きたときに今日1日をイメージしてクリック!
・全部クリックして、好きなテキストを選ぶ!
など、自由に、フレキシブルにつかってください。

また、 5/2~15までの運勢ガイド「全体のメディスン」も、組み合わせてみてください。

▼直感でクリック!(1クリックでテキストが開き、再度クリックで閉じます)

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▽この画像を選んだあなた

いつも「足りない」と思っていたり、お金をつかうことへの抵抗や罪悪感はありませんか? 贅沢は敵、持ってるとだまされる、妬まれる、清貧は美しい等々、「お金=悪∴持ってはいけない」という「掟」。または取り分がいつも気になる、お金がないから諦める、大金を手にできるちからはないなど、慢性的な不足感や自己価値の低さという問題もあるかもしれない。
安いものを選ぶことは悪くないけれど、財布の紐を締めることもまた美徳ではないですよね。抱え込めば停滞して、入ってくる通路が閉じてしまう。要は「どうつかうか」。
お金の問題ってとても根深く、「与える&受け取る」というテーマにも集約されますが、受け取っていいと自分に許可すること。そして、もらうことを前提に与えないこと。
まずは、自分のなかの「掟」を探ってみませんか?


▽この画像を選んだあなた

幸せは続かないとかずっと幸せではいけない、という観念をもってるひと、たくさんいると思うんです。でもそれ、ほんとに根拠がないし、そう思っているからそうなるわけだし、何より自ら降りちゃうんだと思うのね。こわかったりして。
降りるかわりに、別の楽しいポイントに移動したらいいんです。蝶が蜜を求めて花から花へと移動するように。それは悪いことなんかじゃ全然ないし、その姿をみて楽しくなるひともいれば、実際に蝶はそうして受粉させ、果実を実らせもする。
苦しみは、苦しみ以外に何も生まないと思う。プロセスから楽しんだっていいじゃない。苦しみより、喜びでつながってくグループのほうがよくないですか?
誰もが喜びを「選ぶ」ことができる。喜びに満たされた環境が、いつでもあなたの周りにある。具体的な何かがあるなら苦しみに行くんじゃなく、喜んでみんなを巻き込んでいけばいい。
嫌、って思ったら即好、「楽」のほうへ移動して。いつでも、好・楽・幸に着地してください。楽しんで!


▽この画像を選んだあなた

たとえば身動きがとれない感じ、どうにもできないというとき。何が嫌かというと、現状そのものじゃなく、そこから生まれる感情、要するに、そのことで自分が嫌な思いをするのが嫌、っていう不快感に行き着くと思うんです。で、なんとかしないと…って、現状自体を否定/抵抗することで、逆に全部固めてしまって、そこから動けないというメカニズム。でも思いや感情、憶測を外してみると、実際には「こんなことが起きた」という、単なるできごとがあるだけなんですね。
解決策が見えないならば、一時退却してリセットしませんか? 自分、そして状況にたわみをつくって自由にさせてあげる、態勢を整えて出直す。ちょっと姿勢を変えるだけで、ものの見え方って変わるでしょ。
息を吐いて、緩んでみる。そのくらいの時間は、あると思うんですよね。


▽この画像を選んだあなた

キーワードは「言いわけはいらない」。
「自分は~だからできない」「あいつが~だから自分は○○する」。ひとは目の前に展開するものごとに対して、過去に経験したシーンを反射的にトレースし、そこに分析判断と感情をミックスして、自分だけのストーリーをつくっています。昭和の文言に「カラスが鳴くから帰ろ♪」というのがありますが、なんでカラスが鳴くと帰るの!? でも、よく見てみると、実は全部そう。
「カラス」「鳴く」「帰宅」この3つのワードとそこに含まれる比喩や意味、イメージを組み合わせてストーリーができる。そこに感情なんかが入ると、どんどんひろがってく。でもずーっともとを辿ってみて。もっともらしい「言いわけ」がひそんでいるかもしれないけれど、根拠なんかないから。
みんな、誰が何を言おうが起ころうが、ほんとに帰りたきゃ帰るでしょ。そして、すべてそれでいいんです。


▽この画像を選んだあなた

テーマは「グラウンディング」。要するに土台。根本的な生命力ですね。自分の足で立つということ。でも、それは何もがむしゃらに動くようなことではないんです。
いま、何かじたばたしてることがありますか? あるいはずーっと繰り返されていること。もしも、どうにもならない感覚があるなら、とりあえず落ち着いて、そのことからくる感情や思いを、お客さんと対峙するみたいに、目の前においてみてください。
まずは自分がどっしりと構えてみる。不安や現状に揺れてもじっとそこで踏ん張って、自分の望まないできごとを生む流れを、一度立ち止まってみてみる。もちろん誰かに甘えてもいいんです。けれど、あなたはあなたを生かすちからをほんとはもってる。あなた自身のために、そのことをどうぞ思い出してあげてください。

※前回の「全体のメディスン」(2010年4月18日~5月1日)でも出たカードです。そちらもご覧になってみてください。


▽この画像を選んだあなた

錯視ってありますよね。どう見てもちがうのに同じだったり、止まってるのに動いて見えたり。それって先入観とか固定観念、いままで培ってきた知識による見方に通じると思うんです。で、ちがう観点で捉えないと、見たいようには見えない。
これまでの見方、考え方をざっくり捨てるのはたいへんだと思う。すべてを新しく乗り換えていくとき、もうそれ以外は要らないよ、と言い切る勇気をもつことは難しいかもしれない。けれど、もうちがう場所に出たいという欲求があるのなら、行くしかないんですよね。そこへ。
自分の見方に対する自信のなさは、停滞を呼び場所も狭めてしまう。そんなとき、インスピレーションをくれるもの、共感者、新しくつき合うことになるひと、ものがあるかどうか、ちょっと見回してみてください。どちらにしても、次の場所へ行く、と自ら決めることです。



■「全体のメディスン」(2010年5月2日~15日)

ひとって、なんにでも慣れる、みたいなこと言いますよね。住めば都的になんだかんだいってそこに慣れる、馴染む。それはひとつ、生存に関わってると思うんです。そこにいると決めたら、自分の居場所をなるべくここちよくあるよう維持する。ひと、もの、そこに関わる自分対すべてとの関係について。要するに全部「場」だと思うんですね。

自分以外の何かと対峙するとき、瞬間瞬間、無意識にすり替わってると思う。ひとによって接し方が変わるというのもそのあらわれだろうし、その「場」をどう共有するか、どう馴染んでくか。ひとの基本的な能力としてそういうことがたぶんある。で、それは対自分においてもそうだと思うんです。

何かが起こる。そのできごとを通じて、たとえば「苦しい」という感情が自分という「場」に現れる。感情は単なるエネルギーなのだけど、その感覚が自分にフィットしてたら、自然にそれと同化する。さらに維持もしてく。

で、また何かが起きる。今度は「楽しい」という感情が現れる。そのとき「苦しい」も「楽しい」も自分という同じ場に同等にあるんだけど、両方と同化はできない。どっちかにいく。そう。選べるんですよ、自分で。

ひとつのできごとに対して、怒る、泣く、笑う、スルー、みんな瞬間的無意識に反応して選んでる。それはもう馴染むというより完全に同化してるので気づかないし、なぜ自分はいつも…って責めたりもして。けど、そのできごとが起こったら、こう反応しなさい、こういう気分になりなさい、って強制されてるわけじゃなくちゃんと選んでるのね。その感情を自らまとっている。服を着るように。

そこで、自分対それ、という具合に一度相対してみる。無意識で着ちゃう前に、意図的に選ぶ時間をつくる。で、改めて、自分は何を着ようかな、って選び直したらいい。嫌だと感じるのは、ほんとはそれじゃない、ってわかってるからだと思うんです。だけど苦しみとかって、意外に楽なのね。変わることに抵抗があると、そっちのほうがここちよくなって馴染んじゃう。それがユニフォームになっちゃう。だから今日もいやいやでも着る。だけど、服は自分自身ではない。

というわけで、GW。遊ぶ方、お休みする方、お仕事されてる方、いろいろだと思いますが、どこにいても何をしていても、「自分は何と一体になるか」。これを意識してみるといいかもしれません。当然、楽しさ、ここちよさとつながったほうがよいのじゃないかしら…と思いますし、そっちとつながっていたいです。ね。

では、Have a Great NOW and Enjoy!!!!!
どうぞ、自分らしい休日を。。


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■ANANYA(アナンヤ)PROFILE

'93年にネイティヴ・アメリカンの智慧を集約した「メディスン・カード」に出会い、それを元に自らカードを作成、ライフワークとして都内カフェ、雑貨店およびイベント等でリーディング・セッションをはじめる。ここ数年活動を停止していたが、昨年夏ゆるやかに再開。通常はライター、編集、プランナー等、自由業。「SONIC PLATE」暫定運営。タケ・ロドリゲス&ヒズ・エキゾチック・アーケストラにヴォーカリストとして参加。その他、テキストをつかったプロジェクト「LAB.」など。雑誌「ソトコト」の代替医療をめぐる「マジカル・メディカル・ツーリズム」連載終了しました。読んでくださった方、ありがとう!!

・webDICEのANANYAのページ


個人セッション受付中です

毎週金曜日の午後、メディスン・カードをつかったリーディング・セッションを行います。
仕事、恋愛、人間関係等々、あなたが、いまいちばん知りたい情報をお伝えします。
大切なのは、「これからどうなるか?」ではなく、自分自身が「どう在りたいか」。
ここを起点として、ゴールに向かうためのポイントを一緒に探っていきたいと思います。

◆場所/時間/料金

場所:Tabela
時間:毎週金曜日 午後2時~6時ごろまで
※祝日およびTabelaの営業都合によってお休みになります。
料金:料金:1件20分/2000円~+ご自身のお茶代(10分延長ごとに+1000円頂戴します)

※基本的に予約制となります。当日、空き時間は飛び込みOKですので(必ず時間内にいるとは限りませんが)、見かけたらお気軽に声をかけてください。
※現在、スタイルの変更を検討中のため、<Tabela・毎週金曜日・1件20分/2000円~>は、ひとまず4月いっぱいまでの予定です。スケジュールはANANYAのページでご確認ください。

◆お申し込み方法

・希望日、時間、お名前、お電話番号(ご予約変更など緊急以外、ご連絡することはありません)、件名に「リーディング希望」とお書きのうえ、ANANYAへメッセージをお送りください。
・こちらでメールを確認次第、お返事さしあげます。2日経っても返信が届かない場合は、たいへんお手数ですが、再度お送りいただけますよう、お願いします。

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