骰子の眼

cinema

東京都 渋谷区

2010-10-08 18:50


明日、10/9よりユーロスペースにて“ブラジル映画祭2010”開幕!全上映作品を一挙紹介 【海外版予告付き】

東京・ユーロスペースをかわきりに開幕する“ブラジル映画祭2010”の全上映作品を海外版予告付きで紹介
明日、10/9よりユーロスペースにて“ブラジル映画祭2010”開幕!全上映作品を一挙紹介 【海外版予告付き】

明日、10月9日(土)よりユーロスペースにてブラジル映画祭2010が開催される。初日の9日には『名前のない少年、脚のない少女』の監督舞台挨拶付きプレミア先行上映も行われる。

その他には、ボサノヴァ・サンバにあふれるポルトガル語の魅力を追うアドリアーナ・カルカニョット、アルナルド・アントゥーネス、シコ・ブアルキ出演のドキュメンタリー映画『魔法じかけの言葉(仮)』や、日本人監督がサッカー王国ブラジルの真実を追った映画『フッチボール・ブラジル』もラインナップされている。webDICEでは全8作品を海外版予告編付きで一挙ご紹介。




『名前のない少年、脚のない少女』
(原題:Os Famosos e os Duendes da Morte)

Heaven

ブラジル映画界の超新星フィーリョ監督の、ロカルノ映画祭コンペ出品作品
十代の少年少女の「喪失と共に生きる」日々

南ブラジルのドイツ系移民の小さな町に母親と二人で暮らす16歳の少年。彼の夢はボブ・ディランのコンサートへ行くこと。学校にも家庭にも居場所を見つけられない少年は、退屈な現実から逃避するようにミスター・タンブリンマンというハンドルネームで日夜インターネットに没頭している。ある日、彼はネット上で奇妙な動画と写真を見つける。そのどちらにも同じ神秘的な女性が写っていた…。

監督:エズミール・フィーリョ
出演:エンリケ・ラレー、イズマエル・カネッペレ、トゥアネ・エジェルス、サムエル・ヘジナット 他
2009年 / 101分 / ドラマ
2011年、全国順次公開予定
公式サイト

【関連記事】 - 作品紹介・監督インタビューを掲載中!
10/9からのブラジル映画祭2010でアップリンク配給作品、2011年公開予定の『名前のない少年、脚のない少女』先行上映(2010-10-05)





『魔法じかけの言葉(仮)』
(原題:Palavra (En)cantada)

魔法じかけの言葉

ボサノヴァ・サンバにあふれるポルトガル語の魅力を追う

ブラジル音楽の歴史を詩と音楽という視点から紐解くドキュメンタリー。ポルトガル詩人の作品からラップ歌手の言葉、カーニヴァルやファヴェーラで生まれた歌詞からボサノヴァの名曲まで、シコ・ブアルキ、アドリアーナ・カルカニョット、アルナルド・アントゥーネスといった著名アーティストたちがポルトガル語の優美な響きとメロディーにのせて奥深いブラジル音楽の世界へと誘う。

監督:エレナ・ソルベルグ、マルシオ・デベリアン
出演:アドリアーナ・カルカニョット、アルナルド・アントゥーネス、シコ・ブアルキ
2008年 / 84分 / ドキュメンタリー





『フッチボール・ブラジル』
(原題:Futebol Brasileiro)

フッチボール・ブラジル

日本人監督が描くサッカー王国ブラジルの真実

世代、人種も異なるがサッカーがなくては生きていけない魅力的な3人のブラジル人の日常を綴る。サッカーだけではなく、ブラジル人の喜びそして情熱を描くドキュメンタリー。明日のスタープレイヤーを夢見る子供達、ペレを支えた黄金時代のプレイヤーたち(ペペ、リマ、コウチーニョなど)、人類学者ロベルト・ダマッタ、音楽家オズヴァルジーニョ・ダ・クイッカ、スポーツジャーナリストの重鎮、アルマンド・ノゲイラをはじめとする様々な人たちのインタビューを織りなし、サンバのリズムを通してブラジルのサッカーの真実に迫る。

監督:榑谷美紀
撮影:セーザル・シャローン(『シティ・オブ・ゴッド』『ナイロビの蜂』)
出演:アルマンド・ノゲイラ、ソクラテス、ホドリゴ・タバタ、ホベルト・ダマッタ
2009年 / 66分 / ドキュメンタリー





『僕のことを話そう(仮)』
(原題:O Contador de Historias)

僕のことを話そう

『死ぬまでにしたい10のこと』マリア・デ・メデイロス主演

ホベルトは児童施設を逃げ出しては盗みを重ね、施設職員からは「更生不可能」とされる問題児。ある日、フランス人の教育学者で研究のためブラジルに滞在しているマルグリットと出会う。マルグリットはホベルトに"施設に連れ戻さないかわりに自分と生活しながらホベルト自身について話す"という交換条件を持ちかける。読み書きを教え、彼の成長をテープレコーダーで録音するマルグリットに対し最初は頑なだったホベルトも徐々に心を開いていく。教育学者でもあり、ブラジル有数のストーリーテラーとして活躍するホベルト・カルロス・ラモスの半生を元にした感動の実話。

監督:ルイス・ヴィラッサ
出演:マリア・デ・メデイロス(『パルプ・フィクション』『死ぬまでにしたい10のこと』)
2009年 / 110分 / ドラマ





『パウ・ブラジル ~音楽の樹(仮)』
(原題:A Arvore da Musica)

パウ・ブラジル~音楽の樹

絶滅の危機に瀕した樹木(パウ・ブラジル)の保護と音楽との関係を描く

「パウ・ブラジル」はバイオリンなどの弦楽器の弓の材料に最適とされ、この木で作られた弓は今でも非常に高値で取引されている貴重な樹木。家具の材料としても珍重され植民地時代の主要な輸出産物でもあり、ブラジルという国名の由来にもなった。その木が今、絶滅の危機に瀕している。バイオリンの弓職人、世界で活躍するバイオリニスト、植物園の学芸員らの証言を交えて、音楽と森の関係という今までにない切り口で、自然保護の重要性を描く意欲作。

監督:オタヴィオ・ジュリアーノ
出演:デイヴィッド・ギャレット、アントニオ・メネセス
2009年 / 78分 / ドキュメンタリー





『ムトゥン ~今を生きる(仮)』
(原題:Mutum)

ムトゥン~今を生きる

世界中の映画祭で絶賛された子役の演技と風景描写

チアゴはミナス・ジェライス州の田舎町に暮らす10歳の少年。優しい母と大好きな叔父、唯一の遊び相手でもある弟妹たちとの暮らし。そして不器用で乱暴な父への思い。無垢な少年が見た裏切りと暴力に満ちた大人の世界とは―。かけがえのない人たちとの離別と新たな出会いをチアゴの視点を通して描く。タイトルのムトゥンとは町の名前であり、「唖」や「黒い鳥」を意味する。ブラジル文学界の巨匠、ギマラインス・ホーザの小説『Campo Geral』が原作。子役のリアルな演技と乾ききったブラジルの土地に立っているかのような錯覚を覚える風景描写が世界中の映画祭で絶賛された。

監督:サンドラ・コグッチ
出演:チアゴ・ダ・シルヴァ・マリス、ジョアン・ミゲル
2007年/ 95分/ ドラマ





『恋はまぼろし(仮)』
(原題:A Mulher Invisivel)

恋はまぼろし

2009年ブラジル国内No.1ヒットコメディ

妻に突然別れを切り出され放心状態のペドロの前に突如現れた女性、アマンダ。アパートの隣人で砂糖を借りにきた彼女は美人でスタイル抜群、サッカーにも詳しく、大胆でありながら嫉妬深くもない理想の女性。すぐに恋に落ち映画館やクラブに出かける"2人"をみる周囲の視線は、なぜか冷たい。ペドロは運命の女性アマンダを親友のカルロスに紹介しようとするが、アマンダはなぜかドタキャン。アマンダの存在を怪しみ、こっそりとペドロを尾行するカルロスの目に映ったものとは?

監督:クラウジオ・トッヒス
出演:セルトン・メロ(『下水って、匂う』)、ルアナ・ピオヴァーニ、フェルナンダ・トッヒス
2009年 / 106分 / コメディー





『世界が終わりを告げる前に(仮)』
(原題:Antes Que o Mundo Acabe)

世界が終わりを告げる前に

誰もが経験する10代の恋と友情を爽やかに描く

ブラジル南部の小さな田舎町で母と継父、妹と暮らす15歳のダニエル。彼のもっぱらの悩みはつかみ所のない同い年の彼女と窃盗の疑いをかけられてしまった親友。そんなある日、ダニエルの元に写真が入った手紙が届く。絶滅寸前の動物や消滅しそうな文化や民族を記録するNGOのメンバーとして世界を旅する、何年も音沙汰のなかった実父からの手紙だった。父の撮った写真と手紙から想像以上に大きな世界を感じたダニエルは自分の回りを写真に撮り、父親へ送る。写真を通して会話をする2人、そして自らの将来を見つめたダニエルの選択とは―。

監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェド
出演:ペドロ・テルゴリーナ、エドゥアルド・モレイラ
2009年/ 105分/ ドラマ





ブラジル映画祭2010

★『名前のない少年、脚のない少女』エズミール・フィーリョ監督が来日!
2010年10月9日(土)、東京ユーロスペースにて18:05の上映回にエズミール・フィーリョ監督による舞台挨拶が行われます。プログラム詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト
前売券情報

東京会場 ユーロスペース

2010年10月9日(土)~15日(金)
東京都渋谷区円山町1-5 Tel.03-3461-0211

大阪会場 シネ・ヌーヴォ

2010年10月16日(土)~22日(金)
大阪府大阪市西区九条1-20-24 Tel.053-489-5539

浜松会場 シネマ イーラ

2010年10月23日(土)~29日(金)
静岡県浜松市中区田町315-34笠井屋ビル3階 Tel.053-489-5539

京都会場 京都シネマ

2010年11月13日(土)~19日(金)
京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地COCON烏丸3F Tel.075-353-4723




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