骰子の眼

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2011-07-17 00:00


自分!自分?自分☆メディスン・カード・リーディングによる「自分で選ぶ運勢ガイド」 7月17日~8月6日版

みなさまこんにちは。
毎日暑いですけど、いかがお過ごしですか。

なんか今回分のカード、下の6つのメディスンのトーンが、全体的に似てる感があるんですよね。いつもはそこそこばらけていて、これを選んだひとたち、みんなにグッド・ヴァイブス伝えてね、とか、いっていいんだよそのままで、とか、休め、とにかく休め、とかいろいろ思うんですけど、まあ、夏って、結構感情が揺さぶられる季節だったりするし、身体もだるくなりがちだしね。

そもそも、どんな“悩み”も“問題”と思われることも、パターンとしては結構シンプルに分けられるんですよね。不安が強かったり、混乱してたり、追いつめられてるように“感じている”ときって、すごい迷宮に入ってしまった気がしてうう…、ともがいたりすることもあると思いますけど、<できごと><感情><誰かの言葉><予測>とか分解してくととりあえず混乱はだいたいおさまるよね。うまいこといけば、それだけで「なんの問題もねえじゃん…」って終了したりするし。

なぜそんな風に“あるできごと”を大問題に押し上げ、重要性をもたせてしまうのか。その下にはとどのつまり、<自分の思い通りにことを運びたい>というコントロールの欲求や、<失敗したくない>という思いがある。それは裏を返せば安心や安全確保、つまり孤立や死、さらにいうと“自分消失”の恐れにつながってくんですが、実はここでずっと守ろうとしてる“自分”というのは全部“エゴ”のことなんですね。エゴイズム、とかじゃなく、自我とか小我とか呼ばれたりするもののこと。

で、それは本来の自分ではない。だからむしろ消えてしまったほうがよくて、そもそもアイディアとかひらめき、解決策、みたいなものはこのエゴの向こう側にあるんですね。だから、ここでもよく頭つかっちゃだめ、と言ってますけど、考えてもこたえは出ない。まあ、それでなんとかなることもありますけども。

自分が傷ついたり消失を避けるために自らを防御、そのことによってむしろものごとを滞らせてしまう。これが何かがうまくいかない理由だったりするんですが、エゴ=本当の自分、エゴの消失=肉体の死、と混同している限り延々とそれは続き、けれども見抜くのはほんとに難しい。

わたしがやっているリーディングというのは、カードを媒介にして何が滞らせているのかを探り、見抜く、という作業で、だから運がいいとか悪いとか、あれやっちゃだめ、みたいに“判断”を付与するいわゆる占いとはちがうんですが、ときどき「占いって、言っちゃいけないんですよねw」とか言われたりしますけれども、言っちゃいけないっつーか、ある意味対極なんですね。で、説明もなかなか難しいし、まあ呼び方も単なるラベルなんでどうでもいいっちゃいいんですけど、ただ個人的には「“良い”カードが出たから幸せになれる!」みたいな感覚から脱していただきたく意識のシフト推進のために、いわゆる占いではないんですよ、と説明したりもします。
というかさ、これを読んで共感してくださる方って、そこが面白いと思ってるんだと思うんですけどね。

というわけで、がっつり自分探ってみたいという方は、個人セッションにもいらしてみてください。結構、いろんなことに気づかれると思います。。

ではいきますね。

今回はバンクシーの『Exit Through the Gift Shop』いよいよ公開ということで、「噂のPARCOの壁」です。詳細はggr☆

それでは、Let's medicine☆.。.:*・゚゚



使い方は、あなたの自由!!

使い方ガイド

*ベーシックな使い方
これから14日間の自分をイメージしながら、ぴん、ときた画像をひとつ選んでクリックしてください。
そこに書かれているテキストが、あなたの14日分のガイドになります。

*自由な使い方
・いま、知りたいことをイメージしてクリック!
・恋愛、仕事、健康など、自分で決めたテーマごとにクリック!
・毎朝、起きたときに今日1日をイメージしてクリック!
・全部クリックして、好きなテキストを選ぶ!
など、自由に、フレキシブルにつかってください。

また、「全体のメディスン」も組み合わせてみてください。

▼直感でクリック!(1クリックでテキストが開き、再度クリックで閉じます)

arrow6 arrow5 arrow4 arrow3 arrow2 arrow1

▽この画像を選んだあなた

たとえば身動きがとれない感じ、どうにもできないというとき。何が嫌かというと、現状に対して抱いている不安や感情、つまり、そのことで自分が嫌な思いをするのが嫌、っていう不快感に行き着くと思うんです。で、なんとかしなければ…と現状を否定/抵抗することで、逆にそこから動けなくなる、というメカニズム。でも思いや感情、憶測を外してみると、実際には「こんなことが起きた」という、単なるできごとがあるだけなんですね。
解決策が見えないならば、一度退却してリセットしませんか? ちょっと身体の向きを変えるだけで、ものの見え方って変わるでしょ。それと同じこと。
息を吐いて、緩んでみる。自分、そして状況にたわみをつくって自由にさせてあげる。身体が固いと頭も動きもかたまってしまいます。。


▽この画像を選んだあなた

怒りや不安、恐れが起こる理由は過去、または未来に起因しています。(過去が)こうだったから(未来も)こうなるかもしれない。すべて、“いま”にはない幻への反応。
たとえば、不当だと感じる扱いを受けたとします。で、相手をぶっ飛ばしてやりたいと思う。でも、そのときいちばん許せないのは、そんな扱いを受けてしまった自分だったりする。そして、相手もしくは自分に怒りを向けたりするわけですが、そこで戦ったり見ないふりをすると、そのときは解消できたかに見えても、姿かたちを変え、同じことがまためぐってくる。
苦しみ、みじめさ、劣等感、罪悪感…何度も“体験”する“感情”は、そのときに切り離してしまった自分の思いです。そして、それもまた幻なんですね。
どんな自分も切り離さずに愛することができたなら、わたしたちは何も恐れる必要はないと思うんです。どんな自分も、どうしようもなく自分でしょう?
かわいいヤツじゃないですか、自分。


▽この画像を選んだあなた

webサイトをつくる方はわかると思うんですが、ローカル上? とにかく自分のPC上とサイト上が同じになってないとバグのマークが出るじゃないですか。わたしがつかってるソフトだけかもしれませんが、これ、自分の内面と外で起きてるできごとの関係と同じなんですよね。つまり、外は自分の内面の投影であって、すべては自分のなかでつくられている。自作自演の物語。
だから、なんでこうしたいのにそうなってないの? っていうときは、外を修正しようとしてもだめなんですね。映画とも同じ。すでにスクリーンに映し出されているところに、文句言ったり手を伸ばしても無理じゃないですか。だから、脚本を書き直して撮り直す。バグってんな、と思ったら内側を書き換える。
外側に反応しないことです。一見、難しそうにみえるけれど、あれこれ考え決死の思いで誰かを説得したり工作するより楽だし、何より自分が自由だということを実感できると思います。


▽この画像を選んだあなた

もう少し、居心地のよいところへ行ってみてはどうでしょう。
多少難があっても、人間って結構慣れてしまって、ますます動くのが嫌になる。現状維持って、楽なんです。 けれど、ほんとはここじゃないって気づいてませんか? だけどいまの自分には無理、みたいなことを思っているとして、いつならOK出しますか?
実際は、そんなに難しいことではないようです。自分にその許可を出していないだけ。理由はいろいろあるかもしれませんが、そんな自分もOKと、まずは自分を認めてあげてください。
できれば、子猫や子犬を見返りなく愛するように自分のことをみてあげて、そしてもっと高い地平を目指してください。よく言われることですが、ひとがイメージできるのは、それを実現できるから。あなたはあなたの理想を実現するに、じゅうぶん値する存在です。


▽この画像を選んだあなた

リーディング・セッションにいらっしゃる方の多くは、いま転換期なんです、とおっしゃいます。これをご覧になっている方もそうかもしれませんし、その時期かどうかは別としても変化の時期を迎えたい、と思われている方も多いでしょう。はい。そのようです。そして実はもう、その準備が整っているようです。
ただ申し上げておきたいのは、これを選んだから“変化”が起こるわけではないということ。扉を開くのはご自身です。まるでふってわいたように何かが起こるときも、意識していないだけで、いつか扉が開かれたんですね。
変わることは難しい、という観念は根強いものです。勇気を出して行動してみたり、性格を変えてみたり、結局どうすれば?と立ち止まってしまう。けれどほんとに変えるのは“意識”、“立ち位置”です。
○○な自分…自分は△△だから…変えるのはこの図形の部分。どうぞ、あなた自身を限定せず、すべてに開いていってください。


▽この画像を選んだあなた

生まれ変われたらどんなにいいだろう。そんな風に思うとき、あなたは何をしますか?
ひとがなぜ生きるのか。それは自分自身のもつ能力を最大限につかい、この世界に還元することだと思うんです。そんな能力はない、あったとしても自分には無理。そうですね、その通り。だってそんなラベルを自分に貼って、自ら動きを封じているんですから、無理に決まってますよ。ね。
人生を滞らせるのは、そうしたラベルをつくり出すあなたの記憶、考え、思い、言葉です。それこそが、「本当はこう在りたい」と望むあなたを阻むものの正体でありすべて。
眠ることは死ぬことだと言われます。まばたきした瞬間に死に、目を開くと同時に生まれ変わっていい。これは単なる「たとえ」なんかではなく、いつでもすべての瞬間に生まれ変わることができる。
わたしたちは、最初からその機能を携えているんですよ。たったいますぐに、生まれ変われる機会が常に与えられているんです。



■「全体のメディスン」(2011年7月17日~8月6日)


上に書いたコントロールとか安心、安全とか、そういったひとのもつ基本的な欲求のパターンみたいなもの。それを持ち続けることこそが苦しみを生むのですが、そのなかにもうひとつ、“誰かに認められたい”という欲求があります。

なんとしても認めてほしいとか、自分がしていることを知らしめたいとか誉めてもらえないと頭にきたり、けれども誰かの喜ばしいできごとについては、こころから讃えたり一緒に喜ぶことができずに嫉妬してしまったり。そしてそんな自分を見ないよう、自分のすごさを誇示しなければならなかったり、とにもかくにも自分、自分、自分!

そこには、自分の価値を自ら訴え、外側から認めてもらわなくては安心できないという思い、誰かに言ってもらわないと、自分が揺らいでしまうという恐れがあるんですね。

けれども、その自分というのは“ほんとの自分”じゃない。たとえば、あるとき“自分が損なわれてしまい、価値を見失ってしまった”という記憶や思いがあったりする。で、そんな自分が許せないとか、見たくないとか、あるいは失われてしまった自分を取り戻すために、いろんなことをしたりするのですが、それもまた“ほんとの自分”ではなく、そもそも価値がない、ということが嘘なんですよね。

もしも誰かに素晴らしいと言ってほしいとおっしゃるなら、わたしでよければいくらでも讃えますけれども、本当に認めてほしいのは、ほかの誰でもなく、自分自身なのではないでしょうか。あるとき“自分には価値がない”と“判断”し、そうした“ラベルを貼った自分”に。

どうぞ、自分はこの世界で自由に生きる価値があるのだと自分を認めてあげてください。そこには、自分に対する揺るぎのない強い信頼があります。


というわけで、Have a great NOWHERE & SUMMER☆☆☆
もう自分!自分!自分っ!ほんとの自分をみつけてくださいね☆

※次回の更新はいつもより1週遅れで8月6日です。自分は全然夏休みじゃないですけどねっ。


ANANONUKES

■ANANYA(アナンヤ)PROFILE

'93年にネイティヴ・アメリカンの智慧を集約した「メディスン・カード」に出会い、それを元に自らカードを作成、ライフワークとして都内カフェ、雑貨店およびイベント等でリーディング・セッションをはじめる。通常はライター、編集、プランナー等、自由業。「SONIC PLATE」暫定運営。タケ・ロドリゲス&ヒズ・エキゾチック・アーケストラにヴォーカリストとして参加。その他、テキストをつかったプロジェクト「LAB.」など。

・webDICEのANANYAのページ
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