骰子の眼

art

神奈川県 横浜市

2008-05-09 20:09


『1000の言葉よりも ジブ・コーレン報道写真展』開催 at 横浜BankART1929
  • North Israel, February 2003

  • Central Israel, February 2006

  • Iskakia, June 2006

イスラエル人としてパレスチナと自国の問題を撮り続けてきた報道写真家ジブ・コーレン。
報道写真家としての姿を追ったドキュメンタリー映画『1000の言葉よりも』の公開(6月14日東京都写真美術館ホール)に先駆け、写真展『1000の言葉よりも』が6/10よりBankART1929で開催される。

“過去45年の中で最も重要な写真200”に選ばれた衝撃の作品から、イスラエル・パレスチナの紛争を捉えた作品を中心に50点を展示。
また、この期間中ジブ・コーレンがイスラエルより来日し、写真展会場で本人によるワークショップも開催される。

タイム誌の表紙を飾り、世界中のコンクールで受賞にした作品群がオリジナルプリントで鑑賞できる数少ない写真展と現役報道写真家による貴重なワークショップに参加ください。

■写真展詳細
期日: 6月10日(火)~21日(土)
時間: 11:30~19:00 (イベント時の時間に関してはオフィシャル・サイトまたはお電話でお問合せください)
料金: 一般600円
    割引500円(割引のご対象は下記ご参照下さい)
-日本写真家協会・日本写真協会の会員の方(会員証をご提示ください)
-世界報道写真展、映画『1000の言葉よりも』の半券をお持ちの方
-学生の方(学生証をご提示ください)

■『1000の言葉よりも 報道写真家ジブ・コーレン』映画紹介

イスラエル人としてパレスチナ問題を撮り続け、危険を顧みず現実を伝えようとする報道写真家ジブ・コーレンに迫るドキュメンタリー

自爆攻撃により破壊された一台のイスラエルのバス──爆発の衝撃と威力を物語り、報道写真家ジブ・コーレンの名を有名にした一枚の写真。タイム誌の表紙を飾り、後に世界中のコンクールで賞を総なめにしたこの写真は、イスラエルの新聞にも掲載された。死んだ自国民の写真を自国の新聞に掲載したのは、イスラエル報道史でも際立った出来事だった。

イスラエル人であるジブ・コーレンがパレスチナの紛争を撮影するのは非常に危険である。彼を駆り立てるものは一体何なのだろうか。

監督ソロ・アビタルは、家族との会話や友人のインタビューを通して見えるコーレンのプライベートな表情、そして時には、暴動の最中、危険な西岸地区で戦犯と呼ばれる人物とのミーティングの様子をとらえる。惨劇を目の前にしてシャッターを切ること、そのトラウマ。幸せな家族を持ちながら、それでも戦場へと向かうコーレンは、ねじれた現実を鮮明に写し出す。

配給・宣伝:アップリンク

■映画『1000の言葉よりも 報道写真家ジブ・コーレン』
オフィシャルHP:http://www.uplink.co.jp/1000words/

■BankART1929HP: http://www.bankart1929.com/

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