骰子の眼

cinema

東京都 新宿区

2013-08-09 14:20


映画『わたしはロランス』に、やまだないと他クリエイターから絶賛コメント到着

新鋭グザヴィエ・ドラン監督が描く「女性になりたい男」とその恋人の愛の物語
映画『わたしはロランス』に、やまだないと他クリエイターから絶賛コメント到着
漫画家・やまだないとが映画『わたしはロランス』に寄せたイラスト

弱冠24歳にしてカンヌ映画祭の常連であるカナダ人監督グザヴィエ・ドラン監督の映画『わたしはロランス』が9月7日(土)よりロードショー。公開にあたり、漫画家のやまだないとが描き下ろしイラストとコメントを寄せているほか、各界のクリエイターが今作についてメッセージを寄せている。
本作は、メルヴィル・プポー演じる「女性になりたい男」ロランスと、その恋人フレッドの歩む長い年月を描いたラブ・ストーリーで、昨年度のカンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、高い評価を得た。また、ドラン監督の才能に惚れ込んだガス・ヴァン・サント監督が6月26日からの全米公開時のプロデューサーを務め、話題を呼んでいる。




おとこにうまれたから、おんなのひとを愛するんだろうか。
おんなにうまれたから、おとこのひとを愛するんだろうか。
─ やまだないと(漫画家)


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『わたしはロランス』アメリカ版ポスター

トランスセクシャルであることをカミングアウトしたロランスは「君が望むものは全部あげる」とフレッドに言うが、現実は誰にも殆どなにもあげられない。その苛立ち、悲しみ、諦念……。様々な「普通」という概念を懸命に超えながら進んでゆくストーリーの中で、際立ってくるのはむしろ、越えられない母性ではないだろうか。その越えられない境界でもがく人々は、皆それぞれに美しい。
─ 青野賢一(BEAMS クリエイティブディレクター)


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『わたしはロランス』フランス版ポスター

誠実で知的なアプローチによって実現した、シンプルでエモーショナルな映画。
ここには豊かな哀しみがある。
哀しいのに幸福感のある映画。
人生とおなじだ。幾つかのセリフ、幾つかの場面は忘れがたい。
生命力があり、全編そのライブ感にいろどられている。
─ 江國香織(小説家)


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『わたしはロランス』ドイツ版ポスター

私はこう生きる。
監督の人生への強い姿勢表明を感じる。
誰もが各々の出方を伺いながら生き形作られる世の中、黙ってひっそりと他人に迷惑をかけない人生を送る事が調和だと誰もが言い聞かせ合っている。そんなものは調和ではない、鎖だ。牽制し合う鎖つきの調和などいらない、ぶつかり合う調和が欲しい。この映画を見てそう思った。
─ 大橋仁(写真家)


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『わたしはロランス』UK版ポスター

とてもシュールですこぶる官能的な映像美に酔いしれながらドラン監督のトリックによっていまだかつてない壮大なラブストーリーにぐいぐいとのめりこまされてしまった。
─ 假屋崎省吾(華道家)


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『わたしはロランス』台湾版ポスター

果たして二人は愛を貫き通せるのか?
…このシンプルで深遠なテーマに、意表をつく設定でいどむ若き作者に脱帽。
現代のメロドラマは多分こういうスタイルで語られるのがひとつの理想なのだろう。
─ 黒沢清(映画監督)


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『わたしはロランス』中国版ポスター

“人間の生き方” “愛の在り方”すべてに正解は無いのだと、色鮮やかに確信しました。
そして、スザンヌ・クレマンの女性としての魅力は、女性にしか分からない妖艶さがありました。本当にかっこいい。鮮やかな膨らんだ風船を割るような驚きと確信、革命を胸に。
─ 酒井景都(アーティスト/モデル/デザイナー)


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『わたしはロランス』日本版ポスター

美しいものには刺があると言います。
映画の上映が始まってから終わるまで、ずーっとドキドキしていた。この綺麗な映像の中には触れてはいけないような毒棘が存在します。見終わる頃には毒は全身をまわって身体がフワフワしたような気持ちにさせられた。
そんな刺激的な体験をさせてくれるこの作品とドランの才能に、感動と嫉妬を感じずにはいられません。
─ 関和亮(映像ディレクター)




■AndAとのコラボアイテム発売、POP UP STOREオープン!

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映画『わたしはロランス』と、ファッション・デザイン・アート・音楽などのジャンルをクロスし、グローバルな視点で刺激ある新しいスタイルやカルチャーを発信するコンセプトショップAndAとのコラボアイテムが発売、新宿フラッグス店では『わたしはロランス』のPOPUP STOREがオープン!
今回販売されるアイテムは4種で『わたしはロランス』のファッショナブルでエモーショナルな部分がフィーチャーされたアイテムとなっている。8/23(金)よりAndA全店で発売開始となる。

*公式 HPキャンペーンページはこちら
http://www.uplink.co.jp/laurence/campaign.php

●Tシャツ(価格:¥5,250/サイズ:XS,S/色:白、青、グレー)
●パーカー(価格:¥8,400/サイズ:1サイズ/色:白、紺、グレー)
●ブレスレット(価格:各¥1,680/全7色)
●トートバッグ(価格:¥3,990)




■アップリンク年間パスポートが当たる!『わたしはロランス』“いいね”キャンペーン

賞品:
1等賞★アップリンクで1年間映画観放題の「年間パスポート」:1名様
2等賞★アップリンクで6ヶ月間映画観放題の「半年パスポート」:2名様
対象:twitter,Facebookの両方にアカウントをお持ちで、この『わたしはロランス』のFacebookページを”いいね”をした人、既に”いいね”をしている方。
応募方法:『わたしはロランス』のFacebookに“いいね”をした上、下記のアンケートをツイッターでお答えください。
その際にハッシュタグ「#ロランスA」を記入の上ツイートしてください。
締め切り:8月15日午前10時
選定方法:ハッシュタグを検索したうえで、Facebookに“いいね”をしている人の中からアップリンクの宣伝部が選定。

アンケート:『わたしはロランス』はロランスとその彼女フレッドの10年に渡る愛を描いた作品です。運命の再会をしたふたりは駆け落ちをするようにカナダのケベック州にある小さな島、イルノワールに向かいます。もしあなたが恋人と旅に出るとしたらどこに行きたいですか、その街の名前と理由を教えてください。

発表:Facebook上で発表します。
詳しくはこちら
http://on.fb.me/11J8xJo
キャンペーン特設ページ
http://www.uplink.co.jp/laurence/qanda.php




映画『わたしはロランス』
2013年9月7日、新宿シネマカリテほか全国順次公開

モントリオール在住の小説家で、国語教師のロランスは、美しく情熱的な女性フレッドと恋をしていた。30歳の誕生日、ロランスはフレッドにある秘密を打ち明ける。「僕は女になりたい。この体は間違えて生まれてきてしまったんだ」。それを聞いたフレッドはロランスを激しく非難する。2人がこれまでに築いてきたもの、フレッドが愛したものが否定されたように思えたのだ。しかし、ロランスを失うことを恐れたフレッドは、ロランスの最大の理解者、支持者として、一緒に生きていくことを決意する。

監督:グザヴィエ・ドラン
出演:メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ
2012年/168分/カナダ=フランス/1.33:1/カラー/原題:Laurence Anyways
配給・宣伝:アップリンク

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/laurence/
公式twitter:https://twitter.com/Laurence_JP
公式facebook:https://www.facebook.com/laurenceanywaysJP

▼『わたしはロランス』予告編



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