骰子の眼

music

東京都 渋谷区

2013-11-13 12:11


現代アルゼンチン音楽を知る!ノラ・サルモリアが実際の演奏を交え解説するリズムのワークショップ開催

トークゲストにケペル木村×栗本斉を迎え、アルゼンチン音楽シーンについてのトークも
現代アルゼンチン音楽を知る!ノラ・サルモリアが実際の演奏を交え解説するリズムのワークショップ開催
ノラ・サルモリア

現代アルゼンチン音楽を代表するピアニスト/シンガー/作曲家、ノラ・サルモリアによる、アルゼンチン音楽のリズム・ワークショップが11月27日(水)にアップリンク・ファクトリーで開催される。アルゼンチンのさまざまなリズムを実演を交えつつ解説するほか、トークゲストにケペル木村、栗本斉の両名を迎えて、自身の創造の源泉を探るインタビュー、隆盛するアルゼンチン音楽シーンについてのトークも行う。




フォルクローレやタンゴ、ミロンガなどの伝統音楽に、ジャズ/ボサノヴァ/ロック/エレクトロニカ/ニューウェイヴなどの新しい音楽を織り交ぜ、ワールドミュージック界に置いて独特の存在感を放つ現代アルゼンチン音楽。英米や隣国ブラジルに比べるとシーンの規模は小さいながら、良質なアーティストを次々と輩出している。

2000年代から、勝井祐二や山本精一、バッファロー・ドーターとの共演やコンスタントな来日公演により、実はアルゼンチンと日本の音楽シーンのつながりは深い。近年来日したアルゼンチン・アーティスト達も、フェルナンド・カブサッキがUA/SAICOBABA/増子真二大編成ギターセットと、アレハンドロ・フラノフがEXPE(PARA)と共演。またカルロス・アギーレが藤本一馬とレコーディングを行うなど、様々なコラボレーションが行われている。

国内外の気鋭ピアニスト達が結集するフェス、sense of quiet presents“THE PIANO ERA"2013への出演、および自身のソロ・コンサートの為に来日するのは、現代アルゼンチン音楽を代表するアーティストのひとり、ノラ・サルモリア。初の正式な来日公演であり、待ちわびていた音楽ファンも少なくないはず。今回の来日ではコンサート以外に、サルモリアのライフワークのひとつであるワークショップがアップリンク・ファクトリーで開催される。

サルモリア本人による実演と解説に加え、トークゲストに中南米音楽の生き字引と称されるケペル木村氏と、アルゼンチン音楽/カルチャーを精力的に紹介し今年『アルゼンチン音楽手帖』を出版した栗本斉氏の両氏を迎える。

現在活躍中のアルゼンチン・アーティストによるワークショップはとても貴重な機会。ノラ・サルモリアファンはもちろん、現代アルゼンチン音楽に興味ある方は是非足を運んでいただきたい。




◆ノラ・サルモリア(Nora Sarmoria)PROFILE

1968年生まれ。現代アルゼンチン音楽を代表するピアニスト、シンガー、作曲家のひとり。ジャズピアノをEdgardo Beilinに師事、アルゼンチンカトリック大学にて作曲を学び、ブエノスアイレス芸術学校(El Conservatorio Municipal de Buenos Aires)にてクラシック・ピアノを学ぶ。95年に初作となるアルバム『Vulevo Uno』を発表、現在までに11枚のリーダー作をリリース(12枚目となる新作『Silencio Intenso』を2013年末に発表予定)。ピアニストのリリアン・サバ、そして鍵盤打楽器奏者のマルコス・カベサスとのデュオ・アルバムや、南米の名曲を含むレパートリーを独自にアレンジした小オーケストラ=オルケスタ・スダメリカナ名義としても作品をリリースするなど、その活動は幅広い。

フォルクローレ、ジャズ、ポップ、クラシック、ウルグアイ音楽に至る広汎な音楽的背景をのぞかせつつも、個性あふれる作風で日本の音楽家にもファンが多い。<アルゼンチン音響派>のリスナーと、コンテンポラリー・フォルクローレのファンを繋ぐ、この国が誇るパフォーマーの一人にして、最高にユニークな作曲家でもある。2000年の初来日以来となる、まさに待望の再来日。
ノラ・サルモリア公式サイト

Nora Sarmoria "Islena"

Nora Sarmoria新作 『Silencio Intenso』 テーマ集

◆ケペル木村 プロフィール

1953年東京・杉並の生まれ。友人から勧められたドラムの演奏で音楽に興味を持ち10代半ばからポップス、ジャズ、クラシック、民族音楽などを聴き始める。大卒後レコード業界で卸売や小売に10年間従事する。1986年に渡米と渡伯。帰国後(有)中南米音楽に入社しCDの輸入・配給に携わる。2000年ノラ・サルモリアを自宅に滞在させてプロモーションを行ない、2002年にはフアナ・モリーナ、フェンルナンド・カブサッキ、アレハンドロ・フラノフを大きな野外イベントに出演させる。今までにブラジルはもとより「アルゼンチン音響系」を始めとするアルゼンチンやウルグアイのアーチストを多数日本に紹介してきた。
公式サイト

◆栗本斉 プロフィール

旅&音楽ライター/選曲家。レコード会社勤務当時から執筆活動を開始。その後フリーランスとなり、2005年から丸2年間かけて中南米を放浪。音楽と祭りを堪能する。帰国後は旅と音楽にこだわり、ラジオや機内放送の企画構成選曲、コンピレーションCD企画、雑誌、ウェブ、ライナーノーツの執筆、講演やトークイベントなど多岐に渡って活動中。著書に『アルゼンチン音楽手帖』(DU BOOKS)、『ブエノスアイレス 雑貨と文化の旅手帖』(マイナビ)、『Light Mellow 和モノ Special -more 160 items-』(共著・ラトルズ)など。All About「アルゼンチン」ガイド。ブログ「旅とリズム...旅の日記」、Twitter、Facebookなどで旅と音楽について発信中。
公式サイト




★ノラ・サルモリア「アルゼンチン音楽のリズム・ワークショップ」
2013年11月27日(水)渋谷アップリンク・ファクトリー

19:00 開場 / 19:30 開演
料金:3,000円 (ドリンク別)
※"THE PIANO ERA" 11/30公演のチケットをご持参の方は500円OFF

【イベント予約は下記より】

http://www.uplink.co.jp/event/2013/18326




★NORA SARMORIA Japan Tour 2013

現代アルゼンチン音楽を代表するピアニスト/シンガー/作曲家ノラ・サルモリアによる、実質初となる日本ツアーが決定。 広汎な音楽的背景と、最高にユニークな作風で知られる、不可思議なアーティストの謎が明らかに。 ピアノ弾き語りによるソロ・パフォーマンスでの3公演、東京でのワークショップで創造の源泉へ。

主催・企画・制作:NRT
招聘:DUM DUM LLP
協力:novus axis、HUMMOCK Cafe、moderado music、Rainbow Fam、ほか
※チケットのご予約・当日券情報などについては、各会場/プレイガイド/予約窓口までお問合せ下さい。




11/25(月) 岡山 城下公会堂
19:30 開場 / 20:00 開演
3,800円 / 当日 4,300円 (要別途1ドリンク)

会場:
城下公会堂
岡山市北区天神町10-16城下ビル1F
www.saudade-ent.com/
チケット取扱:
城下公会堂 086-234-5260
moderado music info@moderadomusic.com




11/26(火)姫路 HUMMOCK Cafe
19:00開場 / 20:00開演
予約3,800円 / 当日4,300円 (先着順自由席/共に1ドリンク付)

ご予約・会場info:
HUMMOCK Cafe
兵庫県姫路市的形町的形 磯1864
TEL 079-254-1400(12:00~22:00/毎火曜・第1月曜定休日除く)
メール: hummockcafe0525@yahoo.co.jp (24hs受付)
衣装協力:Rainbow Fam




11/30 (土)東京 めぐろパーシモンホール 大ホール
sense of quiet presents “THE PIANO ERA” 2013
17:15開場 / 18:00開演
前売6,500円 / 当日7,500円 (全席指定/未就学児入場不可)

出演:
矢野顕子
Andre Mehmari (Brazil)
Nora Sarmoria (Argentina)
会場:
めぐろパーシモンホール 大ホール
東京都東京都目黒区八雲1-1-1
03-5701-2924
www.persimmon.or.jp<
東急東横線【都立大学駅】より徒歩7分

予約:
イープラス http://eplus.jp
ローソンチケット 0570-084-003 [Lコード:各日券 74312 / 二日通し券 74321]
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:各日券 211-298 / 二日通し券 780-684]
めぐろパーシモンホール 03-5701-2904 (10:00-19:00) www.persimmon.or.jp (24時間受付)
※めぐろパーシモンホールでは各日券のみの販売。
※座席選択ができるプレイガイドは「イープラス」「チケットぴあ(コンビニを除く)」「めぐろパーシモンホール(電話/窓口)」。

イベント情報:
ノーヴァスアクシス www.novusaxis.com
NRT www.nrt.jp
http://twitter.com/PIANOERA


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