骰子の眼

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東京都 渋谷区

2019-04-16 13:15


あと6日!クラファン「小豆島 KAI」の起案者から読者へ最後のお願いメッセージ到着

アートとエンターテイメント、様々な楽しみ方のできる懐の深い島
あと6日!クラファン「小豆島 KAI」の起案者から読者へ最後のお願いメッセージ到着
右:松之木天辺さん、左:古田一州さん

3年に1度の「瀬戸内国際芸術祭2019」が開幕するこの春、小豆島内海湾を眺望する宮山に、劇場・宿泊・食・アトリエを有機的に結び付けた施設「Mountain of Arts & Entertainment SHODOSHIMA KAI」の増改築費を募るクラウドファンディングが4月21日の終了まで、残すところあと6日となった。4月16日現在、84%、74万5千400円の支援が集まっている。


【PLAN GO:小豆島にアートとエンターテイメントの山を作る】
http://plango.uplink.co.jp/project/s/project_id/76


現地にて通常業務に加えて工事に励む起案者の松之木さん、古田さんに最後の意気込みを聞いた。

──クラウドファンディングの手ごたえはいかがですか。

松之木:島へ帰ってからというもの、人生で最もドタバタした毎日で、ファンディングのお願い行脚がままならないにもかかわらず、着々とご支援いただいており感無量です。
あと数日、最後の行脚に明け暮れます!

──おふたりからみた「小豆島の魅力」とは?

松之木:海、山、食はもちろん、面白いことに挑戦する人々がたくさんいるところです。

古田:正直に言いますと、まだ小豆島へ来て日が浅いので魅力を語れるほど島を理解しておりません。
ただ小豆島に来て気づいたことは、都会で生活してた時分は常に有形無形の情報にプッシュされてサスペンド状態のパソコンのように何かしら意識が働いていたんだなあと。
ここへ来て本当の意味でのニュートラルな自分を認識できました。
橋が無い籬島という環境は自分にとっては魅力です。

──実際にご支援くださった方々が小豆島を訪れる際におすすめしたい観光コースを教えてください。

松之木:どこを切ってもフォトジェニックな島なので、カメラを持って気の向くままに散策するのがおすすめです。
たとえば、KAIから歩いても行ける小豆島八十八ヶ所霊場(小豆島の霊場はどこも凄いパワースポット!)。第一番札所「洞雲山」、第二番札所「碁石山」からの景色。
お洒落で志の高いカフェ、地ビール、パンのお店をめぐるのもおすすめだし、自転車で小豆島を1周するマメイチ、水質AAAの海でSUPを楽しむ。
人気のない海岸やオリーブ畑で黄昏れることもできます。
人それぞれにそれぞれの楽しみ方のある懐の深い島です。

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おすすめスポットで写真撮影してもらえる特典(リターン)も

──KAIではどんな料理を提供されますか。一州さん自慢の一皿を教えてください。

古田:私は素晴らしい素材に巡り合うと、自分の個性を料理に反映するのが無意味に感じます。
何を作りたいかではなく、ただ素材を組み合わせるだけの職業であったら幸せだと常々思っておりましたが、小豆島ではその夢に近づける予感がします。
地の新鮮な素材を少ない工数で仕上げ、味付けも限りなくシンプルに提供できたら最高だと思っています。
それから、「料理をしています」と自己紹介すると十中八九「専門は何料理ですか?」と聞かれますが、私は料理の専門もなければ然るべき教育も受けていないので何と答えて良いのかいつも思案してしまうのですが、強いて言えば “家庭料理“ なのかもしれません。
独学でも素晴らしいミュージシャンやパフォーマーがいるように、同じような視点で評価していただけるような料理人になれたらハッピーです。

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「食卓disshu」で振る舞われる古田さんの料理

──支援しようか迷っている読者に一言お願いします。

松之木:webDICEを愛読している皆さまは、きっと同じ穴のムジナ、我々の計画をきっと面白がってもらえるはず…!
という思いから、今回のクラウドファンディングは、どうしても!アップリンクの運営するPLAN GOで募集したかったのです。
アートとエンターテイメントの山で一緒に面白いこと企てましょう!
ご来島の暁には、楽しい時間と美味しいお料理でおもてなしいたします。
思い立ったらご支援、ご来島お待ちしています!

古田:雑誌『骰子』を愛読していた身からすると、媒体は変われど取り上げていただけるのは光栄でもあり、結局サブカル少年のままおじさんになってしまったのかなあと思ったり。
私達がしようとしていることはある人から見たらとんちんかんかもしれない、でも「面白いじゃん」と言ってくれるような方がwebDICE読者には多いのではと思っております。
小豆島では東京と同じかそれ以上の質と情熱と洗練さでビジネスを展開されている方々がたくさんおられ、横のつながりから生まれるカルチャーもあります。
面白いことは既にローカルから発信されており、静かな革命を感じます。
その息吹を感じにいらしてくれたら嬉しいです。

この後決まっている「Theater 箱舟」のラインナップは次のとおり。

・5月10日(金)~12日(日)ミュージカル『ジェットコースター・ロックンロール』(滞在制作)
・5月21日(月)スタンダップコメディ・清水宏ライブ
・5月17日(金)メロンちゃんパフォーマンス公演
・瀬戸内国際芸術祭夏のシーズン
松之木天辺ひとり大衆演劇
コンテンポラリーダンスイベント「大人ディスコあけみ」
アップリンク配給作品上映会&ヴィヴィアン佐藤トークイベント
など、刺激的なラインナップで遊び倒します!!

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滞在制作ミュージカルのチラシ
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スケジュールを合わせて、小豆島観光を計画してはいかがだろう。
多くの読者の来島を二人が待ち望んでいる。

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PLANGO / 小豆島


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