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終了MU『神様はいない』9/10-13(同時上演『片想い撲滅倶楽部』)

"濃い"短篇が話題のMUが長篇へ、なんと二本同時上演。コンセプトは「東京にもグラインドハウスがあった?」そしてキーワードは"神様"。

  • 日程
    2009年09月10日 ~ 2009年09月13日

  • 時間
    01:20

  • 会場
    新宿シアターモリエール

【 double knockout LONG stories 】

「東京にもグラインドハウスがあった?」(東京発、長篇二本同時上演)

映画『デスプルーフ』に「時間ずらしとかそういうの一切無し。人は何故暴力で笑うのか、と突き抜けた最高傑作」と喝采してから二年。タランティーノが再提唱したグラインドハウスに敬愛を込めて、東京の小劇場にもグラインドハウスがあるんだ、というコンセプトで長篇二本を同劇場にて交互に上演。

キーワードは”神様”。片方の作品には神様がいなくて、もう片方の作品には神様がいる。完全に幻となっていたハセガワアユムの過去の作品たちを、いまセルフリメイク。

※グラインドハウスとは、エクスプロイテーション映画や尖ったB級映画などを2~3本立てで上映していたアメリカの映画館のこと。本作は、そのスピリッツを受け継いでいる。

○INFO

MU 『神様はいない』
(同時上演『片想い撲滅倶楽部』http://www.webdice.jp/event/detail/1075/
http://www.mu-web.net/(公式サイト)
http://production-blog.mu-web.net/?eid=863630(公式blog)
2009年9月10日(木)-13日(日) at 新宿シアターモリエール

[STORY]

老舗の蕎麦屋で働く真面目な外国人留学生が、自爆テロを企んでいる日常。
蕎麦屋一家が一丸となって止めるも、誰も彼のなかの神様を否定出来ない。
蕎麦屋で進行する完全な密室劇は、胸がざわざわするハートウォーミングストーリー。

[脚本/演出]

ハセガワアユム(MU)

[出演]

小林至(双数姉妹) 寺部智英(拙者ムニエル) 長谷川恵一郎(くろいぬパレード)
杉木隆幸 橋本恵一郎 芦原健介 カトウシンスケ(、、ぼっち) 足利彩

○STAGE
前売3000円/当日3500円 全席指定席
2公演共通セットチケット5000円(数量限定)
前売チケット8/1発売

見易いお席から販売しますので、お早めの御購入をお薦め致します。

【全6ステージ(各3ステージ)の"濃い"4日間】

9月10日(木)20:00 [神様]
9月12日(土)14:00 [神様]
9月13日(日)18:00 [神様]

(同時上演『片想い撲滅倶楽部』)
9月11日(金)20:00 [片想]
9月12日(土)19:30 [片想]
9月13日(日)14:00 [片想]

※開演時間が不規則になっておりますので、ご注意ください。
※開場は開演時間の30分前、当日券受付は開演時間の30分前。
※上演時間は80分前後を予定しています。
※初日より数量限定ですが、Tシャツや台本なども販売します。

チケット予約フォーム→
http://ticket.corich.jp/apply/13535/

【問い合わせ】(MU制作)info@mu-web.net Tel:070-5658-5465

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◎RECOMMEND
前回公演『JUMON(反転)/便所の落書き屋さん』の反響などをblogより転載

「若手の作品ではしばしば必要以上に「悪意」が目立つというか「作為としての悪意」が鼻につくものが散見されます。ハセガワさんの作品にもネガティヴな要素、ネガティヴな事象がまちがいなく描かれていますが、それがあまり感じられません。今回の短編二作品とも決してハッピーなエンディングではない(両作ともそれを佐々木なふみさんが一身に担っている)。されどあくまでもポップ、後味も悪くない。これはつまりハセガワさんがあらゆるものに対してシンプルにポジティヴなんだからだと思います。演劇に、表現に、世の中に、そして人間に。この「影を自覚した明るさ」はとても心地よいものでした。」
高木登 (演劇ユニット「鵺的(ぬえてき)」主宰/脚本家・演出家)

「高校を中退し、便所の落書き屋となり、トイレ難民になった男の愛の物語。環境が汚かったり、設定が汚れていればいるほど、愛は美しさを増す。トイレの中でのラブシーンはこのラブシーンをやりたいためにこういう設定にしたのではと思うほど美しかった。ハセガワアユムの作品はファンタジーだと思う。ただ、それは夢や希望に溢れたファンタジーではなく、路地裏の場末のファンタジーだ。それぞれが傷つきながら、つかの間の夢を見る。アルコール度数の高い芝居だ。しかし、ときにはこういった芝居に酔いつぶれるのもいいのではないだろうか?」
手塚宏二(こりっち(株)所属・演劇コラムニスト)


初の短編集『きみは死んでいる/その他短編』ダイジェスト動画(6分9秒)

頃安祐良監督の手に寄って映画化した過去の短篇『Milord(ミロール)』の予告編(1分20秒)

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