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8月

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終了ドキュメンタリー映画『アルマジロ』上映と岩上安身氏(ジャーナリスト/IWJ代表)トーク

戦争とは、人を殺すこととは? 正義とは? …ゲームでもフィクションない「戦争」を突きつけるドキュメンタリー。 あなたは、大切な人を戦地へ送り出すことができますか?

  • 日程
    2013年08月11日

  • 時間
    14:00

  • 会場
    ベルブホール(多摩市立永山公民館)

★★第1回上映後(15:45~)、海外での取材経験も豊富な岩上安身氏(ジャーナリスト/IWJ代表)によるトークあり★★

上映日: 2013年8月11日(日)
会場: ベルブホール(多摩市立永山公民館)[地図を表示]
14:00~15:45 第1回上映
15:45~17:00 トーク ゲスト: 岩上安身氏(ジャーナリスト/IWJ代表)
18:00~19:45 第2回上映

■チケット料金
前売:大人1,000円
当日:大人1,200円、こども(15歳以下)600円
<PG12>小学生には助言・指導が必要
12歳未満の観覧には、保護者など助言・指導が必要です。

■インターネット予約
上映当日に会場受付にて前売価格で精算・チケット受渡
※座席および上映会の指定はできません
http://taenoha.com/tamaheiwa

■作品情報
戦争とは、人を殺すこととは、正義とは? ゲームでもフィクションでもない「戦争」を突きつけるドキュメンタリー。

アフガニスタンの最前線アルマジロ基地。国際平和活動(PSO)という名の下に派兵されたデンマークの若い兵士たちに7か月間の密着撮影を敢行した。アルマジロ基地はNATOが統率する国際治安支援部隊(ISAF)の1つでイギリス軍とデンマーク軍が駐留している。平和な都市生活から前線基地での軍務。タリバンを敵とする偵察活動という戦争の日常のなか、数回の交戦で極度の興奮状態を体験した若い兵士たちは戦争中毒に陥っていく。

2009年の第82回アカデミー賞で作品賞・監督賞などを受賞した映画『ハート・ロッカー』の冒頭に「戦争は麻薬である」という言葉があるが、このドキュメンタリーではまさにそれが現実のものとして映しだされる。「なぜそんな危険なところへ行くの?」という家族からの問いに、若い兵士は「沢山のことを学べる。大きなチャレンジだし、冒険でもある」と答える。彼らはキャンプ内で食事をし、冗談を言い合い、戦争ゲームをする。しかし、そこはまぎれもない戦場で、死と隣り合わせだ。

監督のヤヌス・メッツとカメラは銃撃戦の最前線にも飛び込んで行き、兵士のヘルメットに搭載されたカメラの映像は銃弾が横をかすめるのを劇映画のようなカメラワークと編集で捉えていく。あまりに臨場感あふれる衝撃映像は、まるで「戦争映画」というエンターテイメントを体験しているようで、フィクションなのか現実なのかの区別を不能にする。

■ゲスト情報
岩上安身(いわかみ・やすみ)氏

1959年生まれ、東京都出身。早稲田大学社会学部卒業後、情報センター出版局に入社、編集者となる。退職後、週刊誌記者を経て、1987年フリージャーナリストに。1989年から1994年まで6年間にわたり旧ソ連・東欧圏を取材。ソ連崩壊とロシア民主化の実相を描いた『あらかじめ裏切られた革命』で第18回講談社ノンフィクション賞受賞。最新刊は、3.11の大震災以降、福島県の人々にインタビューを重ねた『百人百話 第一集』。

2000年以降、フジテレビ系「とくダネ!」、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」などでレギュラーコメンテーターを務めた。現在はTOKYO MXテレビ「ニッポン・ダンディ」に火曜レギュラーコメンテーターとして出演。

既存大手メディアでは飽き足らず、インターネットを活用し、市民に根ざした新しいジャーナリズムのありかたを具現化するインターネット報道メディア「インディペンデント・ウェブ・ジャーナル」(略称:IWJ)を2010年12月に設立。代表を務め、連日、リアルタイムのライブ中継で情報を発信し続けている。 http://iwj.co.jp/

■主催
多摩平和イベント実行委員会

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