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12月

03

終了第72回 VIDEO ACT! 上映会 ~「ホームレス」とは誰か~ 

【上映 3作品】 『VJU REPORT Vol.7 ジェントリフィケーション 虚飾の影の野宿者排除』 『ホームレスごっこ』 『「ホームレス」と出会う子どもたち』

  • 日程
    2014年12月03日

  • 時間
    19:00

  • 会場
    東京ボランティア・市民活動センター

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■ 第72回 VIDEO ACT! 上映会 ■
~「ホームレス」とは誰か~
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2014年12月3日(水)19時より
【上映 3作品】
『VJU REPORT Vol.7 ジェントリフィケーション 虚飾の影の
野宿者排除』(2014年/日本/23分/HDV)
『ホームレスごっこ』(2014年/日本/16分/HDV)
『「ホームレス」と出会う子どもたち』(2009年/日本/30分/DV)

厚生労働省の2014年4月調査によると、いわゆる「ホームレス」と呼ばれる
人々は、7,508人。ここ数年は減少傾向にあります。この調査で対象となっ
た「ホームレス」とは「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設において、
日常生活を営んでいる者」で、目視調査による野宿生活者に限られています。
この調査の数に含まれていない、20~30代の若い「ホームレス」も増えて
います。彼らの多くはネットカフェや24時間営業の飲食店などで夜を過ごし
ています。その一方で、「ホームレス」への襲撃事件は、あとを絶ちません。
2014年の末、「ホームレス」問題を今一度、映像を通じて考えてみませんか。

【上映 3作品】
(1) 『VJU REPORT Vol.7 ジェントリフィケーション 虚飾の影の
野宿者排除』(2014年/日本/23分/HDV)
取材:相川直斗・池田竜太・遠藤大輔
構成:遠藤大輔

■解説
仲間で身を寄せ合い年を越そうとしていた野宿の人々に、警察官が襲いかかる!
今、渋谷で何が起きているのか。
ジェントリフィケーション(都市の再開発)の影で進む野宿者排除の実態に、
映画「渋谷ブランニューデイズ」を製作したVJUが迫った。
ツイート数8000、USTREAM視聴数1万3千を叩き出し、
ネットに大反響を巻き起こした「あの事件」が、今、鮮明に甦る。

(2)『ホームレスごっこ』(2014年/日本/16分/HDV)
監督・編集:早川由美子
出演・撮影:井上直子、早川由美子

■解説
いつから公共の場所は、私たちが自由に使える場所ではなくなってしまった
のだろう?ベンチは撤去され、演奏は取り締まられ、野宿者はますます寝床
の確保が難しくなっている。スーパーでダンボールを調達し、路上で寝ると
いうパフォーマンスを通じて、作者は公共の空間に自分の居場所を確保しよ
うと試みる。通行人の反応は? 警察官に止められるか?
ホームレス“見習い”が路上で奮闘するさまは、ユーモラスでさえある。
映像に時折混じる肉声は、実際に新宿で路上生活を送る人々の声。怒り、
悲しみ、絶望に、あきらめにも似た笑いが混じる。公共空間を自分たちの手に
取り戻す、小さな抗いの記録。

(3)『「ホームレス」と出会う子どもたち』(2009年/日本/30分/DV)
撮影・構成・編集:神吉良輔
プロデュース:飯田基晴
製作:ホームレス問題の授業づくり全国ネット

■解説
なぜ若者や子どもによる「ホームレス」襲撃が起きるのか?
大阪・釜ヶ崎にあるこどもの里が行う「子ども夜まわり」の活動を軸に、
参加する子どもたちの変化、ホームレス生活を送る鈴木さん(64歳)の
仕事や生活、その思いに迫る。さらに「ホームレス」襲撃問題をとおして、
居場所(ホーム)なき子どもたちの弱者いじめの問題を問い直す。

■日時
2014年12月3日(水)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者の遠藤大輔さん、早川由美子さん、飯田基晴さんを
交えてトーク&ディスカッション有。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
[地図を表示]
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei(at)videoact.jp
電話:045-228-7996 (ローポジション気付)

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