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終了ハセガワアユム主宰・MU『ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人』2/3-14(第20回下北沢演劇祭参加作品))

「MUのルーツ」をテーマに、ハセガワアユムが敬愛する劇団・絶対王様の名作『ゴージャスな雰囲気』、そして自身の脚本『めんどくさい人』の2篇を贅沢に両方カヴァー。

  • 日程
    2010年02月03日 ~ 2010年02月14日

  • 時間
    02:00

  • 会場
    下北沢OFF・OFFシアター

【 パーティーピープル、ふたたび。"ルーツを探る"両A面公演 】

MU、次回公演は第20回下北沢演劇祭参加決定!東京にグラインドハウスを勝手に造り、フェスと称し長篇二本同時公演を敢行したあの夏から、冬へ。今度は”冬フェス”?

MUの「ルーツ」をテーマに、ハセガワアユムが13年前に演劇へ傾倒するきっかけとなった劇団・絶対王様の名作『ゴージャスな雰囲気』と、外部へ提供した自身の脚本『めんどくさい人』の2篇に、脚色を加えてカヴァーします。

この不況にあえて選んだ「ゴージャスぶっているナルシストマンたちの余興」と「人生のめんどくさいことを、全て金で片付けてしまう女の物語」を、総勢70名を越すWSオーディションから選抜したキャストをメインに御贈りします。

○INFO

MU 第20回下北沢演劇祭参加
『ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人』
http://www.mu-web.net/(公式サイト)
http://production-blog.mu-web.net/?eid=915206(公式blog)
2010年2月3日(水)-14日(日) at 下北沢OFF・OFFシアター

[ルーツについての解説]

「演劇なんて再生が難しいジャンルでは、どんなに素敵な作品も時代とともにどこかへ消えてしまうもので、その為には蝋燭の火を灯し続けるように、「やり続ける」しかないと思っています。だからといって、シェイクスピアの古典や、またよく散見する著作権が切れててお金掛からないからやってんだろうな的なメジャーな作品などではなくて、もっとちゃんと"小劇場"という言わばストリートで流れている作品を、自分でやらなければ、誰がやるんだ、という意思の下にセレクトしました。」

「(『ゴージャス〜』にある)90年代独特の厭世観とケレン味が、00年代の不況かつハードな時代となっては、やや「のんき」に見えてしまう部分もあるけれど、それを今の時代に合わせてリメイクしてでも届けたいというビジョンがある。根底にある「世の中って糞だよね」と、でも「人を救いたい」という芯は残したまま、うまく今の時代の服を着せてあげたいということです。それが本公演のフライヤーにある「ちゃんと服を選んで着続ければ、演劇は風と共になんて散らない。」というキャッチコピーの意味です。」

ハセガワアユムによるセルフライナーノーツより抜粋
http://production-blog.mu-web.net/?eid=930095

[脚本/演出]

演出&脚色 ハセガワアユム(MU)
脚本 笹木彰人(『ゴージャスな雰囲気』絶対王様)/ハセガワアユム(『めんどくさい人』MU)

[出演]

芝博文、秋澤弥里、足立紀子、浜野隆之(下井草演劇研究舎)、太田守信(エムキチビート)、三嶋義信、岩崎恵(ポップンマッシュルームチキン野郎)、奥野亮子、藤田慶輔(ナイスコンプレックス)、土屋士、二面由希(動物電気)、花戸祐介、浜松ユタカ(動物電気)、渡辺磨乃、川添美和(劇団海賊ハイジャック)、酒井和哉、さいとうせいき

○STAGE
前売2700円/当日3000円 全席日時指定・自由席
全公演共通フリーパスチケット5000円(数量限定)
前売チケット2009/12/12 発売

【全17ステージ】

2月3日(水)19:30[A]
2月4日(木)19:30[B]
2月5日(金)19:30[C]
2月6日(土)13:00[A]
2月6日(土)18:00[B]★
2月7日(日)13:00[C]
2月7日(日)18:00[A]★
2月8日(月)19:30[B]
2月9日(火)19:30[C]
2月10日(水)19:30[A]
2月11日(木・祝)13:00[B]
2月11日(木・祝)18:00[C]★
2月12日(金)19:30[A]
2月13日(土)13:00[B]
2月13日(土)18:00[C]★
2月14日(日)13:00[A]
2月14日(日)18:00[B]

※上演時間は約2時間を予定しています(60分×二編)
※開演時間が不規則になっておりますので、ご注意ください。
※開場は開演時間の30分前、当日券受付は開演時間の45分前。
★MUの過去作品をVTR上映するレイトショーがあります!
→6(土)、7(日)、11(木・祝)、13(土)の20:30〜22:00を予定。
料金は一律1000円のナイスプライス!上演スケジュールはHPにて。

■本公演は3ヴァージョンご用意しており、配役も違います。
それぞれオリジナルの脚本に一部改稿が行われています。
独立した作品として成立していますので、お好みのバージョンを御選びください。
詳しくは[STORY、CAST紹介]を御覧ください。
http://production-blog.mu-web.net/?eid=924338

チケット予約フォーム→
http://production-blog.mu-web.net/?eid=922915

【問い合わせ】(MU制作)info@mu-web.net Tel:070-5658-5465

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◎RECOMMEND

「MUにはあらかじめ決まったキャラクターはでてこない。すべてのキャラはプロセスの中で変化しながら、生みだされていく。誰もが自分のアイデンティティを、行動の中で必死に見つけていこうとする。なのに、彼らは「ゆるゆる」である。世界との激烈な闘いを繰り広げる割には呑気なのである(笑)。だからこそ MUは訳知りな、上から目線にならず、ぼくらが感じてる今の時代感覚と乖離しないんだろう。」 

劇評家・エムマッティーナ主宰 カトリヒデトシ

「世界を肯定する意志において、MUの、ハセガワアユムの制作的言辞と創作的言辞は一致している。実作だけでなく、制作面においても作家性があらわれている。商魂ではなく、芸術作品をあたりまえに世の中に流通させようとする意志において、ハセガワアユムはたくましい。より強く、より攻撃的にその表現が深化されることを願う。さらにはその意志がより遠く、より広く伝播することを願う。」

演劇ユニット「鵺的(ぬえてき)」主宰/脚本家・演出家 高木登

(小劇場演劇、ダンス、パフォーマンスのレビューマガジン『wonderland』、またマガジン・ワンダーランド第162号、2009年10月21日発行分・特別寄稿より抜粋)
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=1127



某都内のホテルにて行われた、フライヤー撮影動画(5分29秒)
シベリア少女鉄道や猫★魂などで活躍する秋澤弥里と、MUの前々回公演『便所の落書き屋さん』で公衆トイレ難民(ホームレス)になってしまった高校生を怪演した浜野隆之がモデル。一部、絶対王様へのオマージュも隠し味で入っている。撮影は石澤知絵子。都内の劇場を中心に3万枚近く配布中。



ハセガワアユムの初監督作品の短編『密会』もyoutubeにて公開中です。

× × ×

どこにでもある深夜。コンビニの店長が廃棄の弁当を片手に、過食症の女と逢い引きする。
「目指せギャル曽根だもんね」「やめてよお」「食べる前にさあ、キスしようよ」

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