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終了「光波:視覚」

  • 日程
    2016年06月04日 ~ 2016年07月03日

  • 時間
    11:00

  • 会場
    gallery COEXIST-TOKYO

会期: 2016年6月4日(土)~7月3日(日)
企画: 監修:高橋士郎、企画制作:莇貴彦
主催: 株式会社アースプラス
時間: 11:00~19:00(月曜休廊)
●オープニングレセプション 6月4日(土) 18:00~20:00

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この度、gallery COEXIST-TOKYOでは、光波または視覚をテーマとした展覧会「光波:視覚」を開催する運びとなりました。
本展は、足立喜一郎(あだち・きいちろう)、池亜佐美(いけ・あさみ)、川口恵理(かわぐち・えり)、北岡明佳(きたおか・あきよし)、クワクボリョウタ、高橋士郎(たかはし・しろう)、時里充(ときさと・みつる)が参加する、「光波と視覚」を「反射」「残像」「投影」「錯視」「焦点」といったキーワードで紐解く、世代をこえた作家・研究者による展覧会です。

本展は昨年6月、同ギャラリーにて開催した展覧会「大気(air):旋律(air)」に続く展覧会として行われ、全8回で完結する展覧会シリーズの第2回目となります。このシリーズは出展作家の一人、高橋士郎の研究「ハイパーアート・カタログ」という氏のウェブサイトから生まれました。この研究は、この世からあの世まですべての事象を「空気 / 音波(空相)」「液体 / 流体(液相)」「大地 / 素材 / 加工(固相)」「生命 / 感覚 / 寸法 / 時間(この世)」「重力 / 機構 / 構造(重力)」「電気 / 磁気(電荷)」「光波 / 視覚(光)」「記憶 / 認識 / 想念 / 数理(あの世)」という8つのカテゴリーに分類し、アート作品のヒントとして紐解くユニークな試みです。

出品作家:足立喜一郎、池亜佐美+川口恵理、北岡明佳、クワクボリョウタ、高橋士郎、時里充

////// 関連イベント ///////

山川冬樹 ライブ・パフォーマンス+レクチャー 『音響身体論 003』

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講師:山川冬樹 (やまかわ・ふゆき)
ホーメイ歌手/美術家。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスを得意とし、歌い手としては日本における南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」の名手として知られる。活動の範囲は国内にとどまらず、これまでに15カ国でパフォーマンスを上演。自ら構成・演出を手がけたパフォーマンス作品『黒髪譚歌』、『Pneumonia』(『あいちトリエンナーレ 2010』)などもある。パフォーマンス活動の一方で、展示形式の作品も発表。声と記憶をテーマにしたインスタレーション『the Voice-over』(2008)は、東京都現代美術館に収蔵されている。

※イベントの詳細は決まり次第、ギャラリーHPにてご案内致します。

//////// 出品作家プロフィール //////////

高橋士郎
1943年東京生まれ、造形作家。多摩美術大学大学院修了。元多摩美術大学教授。当時としては極めて先進的であったコンピューター制御によるアート作品『立体機構シリーズ』を大阪万博EXPO’70など多くの展覧会で発表した後、風船を素材として扱った『空気膜造形シリーズ』を考案、世界各地で展開する。芸術の分野にコンピューターやテクノロジーを浸透させた立役者の一人として知られている。

足立喜一郎
1979年大阪府生まれ。2004年多摩美術大学環境デザイン学科卒業。装置のようなカタチをした作品は自然をチープな手段で再現したものが多い。主な展覧会に「Trans-Cool TOKYO(シンガポール美術館、台北市立美術館)」「釜山ビエンナーレ2010 Living in Evolution」「ミーツ・アート展(箱根彫刻の森美術館)」等がある。現在、文化庁の若手芸術家海外支援制度にてニューヨークにて研修中。

池亜佐美+川口恵理
・池亜佐美
アニメーションと音楽を制作。2011年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、2013年同大学院映像研究科アニメーション専攻修了。作品は広島国際アニメーションフェスティバルをはじめ、国内外で上映されている。2014年3月あざみ野ナイト「いけあさみの あざみの ビックアニメーションパーティーⅡ」(横浜市民ギャラリーあざみ野)、「ひかるどうぶつえん」(横浜市金沢動物園)で開放的な空間を生かしたアニメーション上映を行う。

・川口恵理
2011年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。2013年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻。現在、イラストレーター、アニメーション作家として活動中。

北岡明佳
1961年高知県生まれ。1991年、筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了、教育学博士。1991年から2001年まで、東京都神経科学総合研究所・主事研究員。2001年より、立命館大学文学部助教授、2006年より同教授、2016年より総合心理学部教授、現在に至る。

クワクボリョウタ
アーティスト/情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授/多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師。現代美術を学んだ後、98年に明和電機との共作『ビットマン』を制作し、エレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始。デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる事象をクローズアップする作品によって、「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。2010年発表のインスタレーション『10番目の感傷(点・線・面)』以降は、観る人自身が内面で体験を紡ぎだすような作品に着手している。その他の代表作に『ビデオバルブ』、『PLX』や、sony CSLに開発参加した『ブロックジャム』、『ニコダマ』などがある。ソロ活動の傍ら、生活と実験のアートユニット、パーフェクトロンの一員としても活動している。

時里充
兵庫県生まれ。2010年岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー、2012年多摩美術大学卒業。画面に関する実験と観察を行い、それを元に作品制作している。主な展覧会に、「照準と流出」(ASK?、Tokyo、2012)、「Extended Senses 3rd」(Seoul、2012)、「いま、映像でしゃべること?」(2013)、エマージェンシーズ! 022「視点ユニット」(NTT ICC、Tokyo、Japan)、「見た目カウント」(SOBO、Tokyo、Japan)など。

本展企画者:莇貴彦(あざみ・たかひこ)
1981年神奈川県生まれ。2004年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。同学情報デザイン学科副手/プロダクトデザインコース助手、3331 Arts Chiyodaのプロジェクトマネージャーを経て、現在はメディアアートをはじめとした文化振興活動に携わる。美術家としては、主に動きを用いたインスタレーション作品を制作/発表している。

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