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日程2016年10月13日 ~ 2016年10月30日
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時間00:00
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会場新国立劇場 小劇場
報道写真で有名な米ピュリッツァー賞に、ドラマ(戯曲)部門があることをご存知ですか?2014年の同賞に輝いた戯曲「フリック」(原題The Flick)を日本初上演します。
舞台はマサチューセッツ州の古びた映画館。
いつか映写係になることを夢見て働くサム。映画狂のエイヴリー。まだ35mmフィルムで映画を映写しているこの映画館だからこそ働きたい、とようやく働き口を見つけたにも関わらず、時代の波はデジタル化に向かい、フィルム映写機からデジタル映写機に移行するという話が持ち上がる。
思い通りにいかない日常に卑屈になりながらも、与えられた仕事をそれなりに、けれど懸命にこなす従業員たちだったが……。
"flick"とは映画や映画館という意味の俗語。フィルム上映の映画のように、チカチカと明滅する光を意味する"flicker"という単語が元になっています。
作:アニー・ベイカー
翻訳:平川大作
演出:マキノノゾミ
出演:木村了、ソニン、村岡哲至、菅原永二
生粋の映画ファンである翻訳・平川大作によるコラムや、この春のロンドン上演の作品レビュー等、劇場公式HPに掲載しています。あわせてご覧ください!
http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/151225_007977.html