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投稿者:trace


10月

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終了山口和也 "Eternal trace"

ー瞬間の彼方には永遠があって、僕はその永遠を描写するー

  • 日程
    2016年10月06日 ~ 2016年10月30日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    Alt Medium(オルト・メディウム)

山口和也 "Eternal trace"
ー瞬間の彼方には永遠があって、僕はその永遠を描写するー
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会期:2016年10月6日(木)~30日(日)
   Open:木-日|12:00-20:00
   Close:月-水 ※ただし10/10 (月/祝) はOpen
   ☆Opening reception 10/8 (土) 18:00-20:00
    どなた様もお越し下さい。
会場:Alt Medium(オルト・メディウム)
   〒161-0033 東京都新宿区下落合2-6-3-102
   03-5996-8350
   inquiry@altmedium.jp
   http://altmedium.jp
山口和也:
Web site:http://www.yncci.com/
facebook:https://www.facebook.com/kazuya.yamaguchi.10
twitter:http://twitter.com/#!/ya_n_chi
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着火したその瞬間、画面の隅々にまで眩い光が駆けめぐる、と作者は語った。
特別に作り出された花火によって金属の輝きをもつ支持体の上に一瞬にして
イメージを描き出す。作者は幾度かの経験によって、
この手法により形成されるイメージを予測することができるのかもしれない。
しかしどれほど経験を積もうとも、作者の「手」が及ばない領域が
最後には残るだろう。
そこにおいて作者は「あらわれるもの」を待ち望むしかない。
決して物の写しとしてのイメージが形成されているわけではない。
しかしその光の瞬きの痕跡とも呼べる絵画は、
どこかWilliam Henry Fox Talbotが自著に冠した「自然の鉛筆」という言葉を
思い起こさせる。

山口和也の「Eternal trace」という一群の作品の中に「Flowers」と
名付けられたものがある。花火には欠くことのできない導火線が
ここでは植物の葉や茎のような姿を見せ、その先にある鮮烈な色彩もまた
夜空に咲く大輪のようである。そのイメージに瞬間とエネルギーによって
花開いた生のあらわれを見るとき、
この絵画が成しえた永遠を私たちも享受する。ーAlt_Medium

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