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終了アキバタマビ21 第58回展覧会「此処から彼方」

※ページの仕様上2/21までと登録しておりますが、実際の会期は3/5までとなります※

  • 日程
    2017年01月21日 ~ 2017年02月21日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    アキバタマビ21

【展覧会について】

彼方はいつまでたってもやって来ない。
私は右から、貴方は左から、そうやって追いつめても彼方は遠く。
だから此処からサインを出そう。
さぁ、今日は此処から。

歳をとるのは結構難しい。
昔はどんどん蓄積されていき、今は待ってくれない、
身体だけが時間を的確に刻み体を表現していく。
見えない物を形にしていくのが表現者であるならば、
表現者はすでに表現されていて、そんな人が表現を探求して表現を作ろうとしている。
表現、表現、表現、表現……
こんな表現の連鎖を何処で止めたらいいのかわからないけれど、
とりあえず、今日此処に自分を一つ置いてみる。
「光」をテーマに、インスタレーション、パフォーマンス、写真、詩、といった複数の
ジャンルにまたがる実験の場として行う展覧会。

【出品作家】

◯神林優 Yu KANBAYASHI

1977年 長野県生まれ
2002年 多摩美術大学美術学部二部芸術学科 卒業
2010年 文化庁新進芸術家海外研修生

主な個展
2005年 「the origin of Love 愛の起源」 art trace gallery (東京)
2007年 「on my birthday 」 art trace gallery (東京)

主なグループ展
2011年 「Three Japanese Contemporary Photographers」hpgrp gallery
     (New York)
2003年 「キヤノン写真新世紀」東京都写真美術館(東京)

◯鈴木余位 Yoi SUZUKI

栃木県生まれ。多摩美術大学在学中『はながないたらパリがくる』で、ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞受賞。その他、無境界に国内外発表•受賞多数。2014〜15年には文化庁の新進芸術家海外派遣によりアメリカ、トルコを流浪。近年は、自身表現の出自である詩と映画の交感の坩堝へと歩きはじめている。近作に『フィルム石磨きフィルム石置き去り』(オブジェ+朗読)、『怪物君』(映画化)など。

◯山本圭太 Keita YAMAMOTO

照明家・空間演出家
1980年 生まれ
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科 卒業 
多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程(修士課程)修了

「光」を素材として扱い空間演出を行い、舞台照明、映画照明も手掛ける。
プロジェクター光、映写機光、映像メディアも「光」として捉え、素材として活用。
近年は企画演出も手掛ける。

2015年 東京都現代美術館「山口小夜子 未来を着る人」生西康典×掛川康典
    〈夢より少し長い闇〉照明空間演出
2015年 国立小劇場 第七十六回 珠實会 五條珠實Recital 映像空間演出
2016年 あいちトリエンナーレ2016 石田尚志
    「絵馬・絵巻/プロジェクション」映像マッピング 映像空間演出

◯行竹亮太 Ryota YUKITAKE

1986年 広島生まれ
2011年 多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科 卒業
現在、東京を拠点に活動中

主な展示
2009年 さよならポラロイド 東京展(art trace gallery)
2010年 126 POLAROID さよならからの出会い(横浜美術館)
2013年 影像2013(世田谷美術館)

◯平曜 Hikari TAIRA

1989年 東京生まれ
2012年 多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科 卒業

照明家。光と身体を主軸とした空間演出作品を制作。
自身で制作した光の素材に身体を絡める。主な作品として『白ガ降ル』(2011)、『sky hole』(2012)、『紋-mon-』(2014)、『sky color』(2015)。近年では自身の作品の他、舞台照明や展示、映像、写真照明など多岐にわたるジャンルで活躍し、インドネシアや台湾など海外での照明演出も行っている。

◯サカサマナコ SAKASAMANAKO

2012年10月結成。脚本・演出の吉中詩織と音楽・音響デザインの前村晴奈、空間美術の山本高久によるパフォーマンスユニット。世の中の言葉や常識が持っている価値観を一旦やわらげ、 不器用で泥臭くあるものたちを肯定してみることを作品で試みている。12年12月、初作品『ソノトキ』を発表し、13年1月には『ソノトキ case.2』で 東京アートミーティング[第3回]共感覚実験劇場に参加。その後もNPO法人RAFTの公募企画『石と波紋』に選抜され、14年には初の長編『祝辞の方法』が第14回AAF戯曲賞最終受賞候補作品にノミネート。ユニットの持つ色や方法論にこだわらず、柔軟に変化していける環境を求め開拓し続けている。

【展覧会概要】
「此処から彼方」
2017年1月21日(土)〜3月5日(日)
12:00~19:00(金・土20:00まで、最終日17:00まで)、火曜休場

【イベント】
●関連イベント:
1月21日(土)18:00〜 オープニングパーティー
2月11日(土)16:30〜 トークイベント 土屋誠一×星野太
土屋誠一(美術批評家・沖縄県立芸術大学美術工芸学部 准教授)
星野太(金沢美術工芸大学美術科芸術学専攻 講師)
●パフォーマンス:2017年2月26日(日)〜3月4日(土)
2月26日(日) ①16:00〜  ②18:00〜
  27日(月) ③18:00〜
3月 1日(水) ④18:00〜
  2日(木) ⑤18:00〜
  3日(金) ⑥16:00〜  ⑦18:00〜
  4日(土) ⑧16:00〜  全8公演

【会場】
アキバタマビ21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
電話:03-5812-4558
URL: http://www.akibatamabi21.com
アクセス:
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分

「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある――そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。

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