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2月

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終了思考と技術と対話の学校:集中講座「アートプロジェクトが向かう、これからの在り方」

2016年秋に開催された「アッセンブリッジ・ナゴヤ」の取り組みと挑戦に着目しながら、プロジェクトの運営に迫ります。

  • 日程
    2017年02月11日

  • 時間
    15:00

  • 会場
    アーツカウンシル東京ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])

東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、芸術祭やアートプロジェクトなど文化事業への期待は、益々高まりをみせています。その一方で、乱立する芸術祭の在り方とその差別化、持続可能なアートプロジェクトの在り方やそれを支える運営体制などの仕組みづくりは、引き続き大きな課題です。集中講座では、アートがもたらす気付きや可能性の意義を問い続け、実験的な活動に取り組むゲストを迎え、現在彼らが向き合う課題や挑戦を共有しながら、アートプロジェクトのこれからの在り方を探ります。文化事業やアートプロジェクトの運営に関心のあるみなさま、ぜひお越しください。

2016年秋、世界的なクラッシック音楽や現代アートのフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」が開催されました。アート部門の『パノラマ庭園-動的生態系にしるす-』では、大人がゆっくり歩いて1時間ほどの名古屋港エリアを舞台に、まちや暮らしの隙間にアートが入りこんでいくようなプロジェクトを展開。さらに、各会場の立地や巡り方からは、単に作品を鑑賞するだけではなく、参加者の視点や感覚を能動的にする「体験の設計」が見られるなど、まちとアートの心地よいバランスを感じさせるものでした。今回は、その取り組みと挑戦に着目しながら、プロジェクトの運営に迫ります。事業設計や運営体制、チームワークの在り方、地域の人々との関係性の築き方など、事例にそってひとつひとつ紐解きながら、持続可能なアートプロジェクトの在り方について考えます。

[日時] 2017年2月11日(土)15:00~18:00(14:30開場)
[会場] アーツカウンシル東京ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])
[料金] 無料
[定員] 50名(事前申込者優先)

詳細・お申し込み方法
http://tarl.jp/school/2016/shuchu2/

[主催]アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) 
[企画協力]一般社団法人ノマドプロダクション
[お問合せ] TARL事務局(一般社団法人ノマドプロダクション)
tel:080-3171-9724 fax:03-6740-1926 e-mail:info@tarl.jp

[主な出演者]
青田真也
美術家/MAT, Nagoyaプログラムディレクター
1982年大阪府生まれ。名古屋市在住。2006年京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻卒業。2008年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。主な個展に「個展」(青山|目黒、東京、2010年)、「Shinya Aota 2014」(青山|目黒、東京、2010年)、主なグループ展に「あいちトリエンナーレ2010」(長者町会場、愛知、2010年)、「日常/オフレコ」(神奈川芸術劇場、2014年)、「MOTアニュアル2014」(東京都現代美術館)などがある。

吉田祐治
名古屋市文化振興室職員
1974年名古屋市生まれ。同地在住。2000年名古屋市役所入庁。2005年から観光行政、2012年から文化行政に携わる。これまでに、新世紀・名古屋城博、名古屋おもてなし武将隊、やっとかめ文化祭、アッセンブリッジ・ナゴヤなどを担当。

吉田有里
アートコーディネーター/MAT, Nagoya プログラムディレクター
1982年東京都生まれ。名古屋市在住。多摩美術大学大学院美術研究科芸術学専攻修了。2004年~2006年芦立さやかとともに「YOSHIDATE HOUSE」(横浜)を運営。2004年~2009年BankART1929勤務。2009年~2013年あいちトリエンナーレのアシスタントキュレーターとして、まちなか展示の会場である長者町エリアを担当。現在は、港まちづくり協議会事務員、名古屋の港まちをフィールドにしたアートプログラムMinatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]の共同ディレクターをつとめる。

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