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ダンス/舞踏

投稿者:jcdn


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終了「踊りに行くぜ!!」Ⅱ(セカンド) vol.7 東京公演

  • 日程
    2017年03月17日 ~ 2017年03月19日

  • 時間
    18:00

  • 会場
    東池袋中央公園/あうるすぽっと

全国公募から選出された新作の4つのアイデアを作品制作~巡回公演をへて、東京公演で一挙に上演します。

【上演作品】
アオキ裕キ『日々荒野』
岩渕貞太『DISCO』
山下残『左京区民族舞踊』
黒田育世『THE RELIGION OF BIRDS』

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会場は、東池袋中央公園からスタートし、劇場あうるすぽっとに移動しての上演となります。
東池袋中央公園は、サンシャイン60を仰ぎ見るビルの谷間に位置し、オタク女子の聖地”乙女ロード”が隣接し、第2・4土曜に生活支援の炊き出しがふるまわれるという巣鴨プリズンの跡地。森羅万象が交錯するような不思議な公園を舞台にアオキ祐キが、ソケリッサの新作を上演。続きまして、公園から歩いて8分ほどの劇場・あうるすぽっとで、岩渕貞太/山下残/黒田育世の3つの新作を上演します。野外と劇場―2つの異空間での上演をお楽しみください!
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3月17日[金]18:00 START @東池袋中央公園→あうるすぽっと(劇場)
3月18日[土]14:00 START @東池袋中央公園→あうるすぽっと(劇場)
3月19日[日]14:00 START @東池袋中央公園→あうるすぽっと(劇場)
★19日終演後、出演者によるアフタートークあり。
*東京公演は2会場での開催となります。
開演時間・会場など、東京公演の詳細は下記をご確認ください。
http://odori2.jcdn.org/7/?tag=loc-tokyo

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【上演作品紹介】

@東池袋中央公園
【Cプログラム/地元作品(開催地公募・新作)】
◆アオキ裕キ『日々荒野』http://odori2.jcdn.org/7/?tag=c-aoki
目的へ向け動かすのではなく、
動いた事で生まれた景色に出会いたい。

胸にひゅんと風が通り抜ける。
今、あかりに照らされたそのからだは、何を求め何をしようとしているのか。

演出・構成:アオキ裕キ
出演:新人Hソケリッサ!(伊藤春夫 小磯松美 横内真人 アオキ裕キ 他)
ドラマトゥルク:溝端俊夫
音:國府田典明

[座談会] https://www.owlspot.jp/topics/40.html

>>主宰・アオキ裕キが、路上生活者の存在感のある体に惹かれ、声をかけ活動を始めた新人Hソケリッサ!は10年の活動歴となる。路上生活者の生きることに向き合う説得力のある身体表現が、にわかに国内外で注目されている。劇場を出て、巣鴨プリズンの跡地、乙女ロードの隣接する東池袋中央公園で新作を発表する。

******* 徒歩8分で劇場に移動 *****

@あうるすぽっと
【Aプログラム/ダンスプロダクション】
◆岩渕貞太『DISCO』http://odori2.jcdn.org/7/?tag=a-iwabuchi
ダンスは身体の、闇の亀裂が発する光。その振動と瞬間の、変容と乱反射。

音楽、ダンサー、観客の間を巡る駆け引き。三者の間で起きる交感。音楽はダンサーと観客を等しく誘惑し、観客はダンサーに踊れと視線を送り、ダンサーは観客を自分の世界に誘う。
三者それぞれの「踊ること」と「踊らされること」が混じりあう『DISCO』。

振付・出演:岩渕貞太 
選曲:多田淳之介(東京デスロック)
映像:細川浩伸
振付アシスタント:酒井直之
衣裳:小暮史人(Design Complicity)

[岩渕貞太インタビュー「ソロを自分の芯にする。」]
http://odori2.jcdn.org/7/?p=560

>>「踊2」で、初めてのソロ作品を選出。音楽選曲の東京デスロックの多田淳之介、言葉をプロジェクションする映像に細川浩伸と劇場に『DISCO』をつくりだす。見てはいけないもの・色気・猥雑さー“誘惑”をキーワードに、ダンスミュージックで踊る岩渕貞太は、孤と解放の狭間を漂う。

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◆山下残『左京区民族舞踊』http://odori2.jcdn.org/7/?tag=a-yamashita
舞踊団が立ち上がる 見習うフォルムのない 伝承そのものの有り様

左京区というのは学生や自営業の人も多く人種も多様である。歴史的な遺跡や神社仏閣、スピリチュアルスポットも多い。たまに鹿の親子も鴨川に下りてくる。ダンスカンパニーが日常と神話に囲まれた場所の中に立ち現れる道程を描く。

振付・演出:山下残
音楽:田島隆
ダンス:菊池航(淡水)/瀬戸沙門/山下残

[山下残インタビューより「左京区|民族|舞踊団 じゃなくて|舞踊|」]

http://odori2.jcdn.org/7/?p=207

>>京都を代表する振付家のひとり山下残。これまでソロ活動をメインに行って来た山下が、初めてダンスカンパニーという「集団」からつくりだすものに焦点を当てた新作に挑む。カンパニーの立ち上げをドキュメントとして作品にしようとする試み。伝統舞踊やダンスカンパニーが、“伝承する”していく方法論や、核となるものは何なのかを問いかける。ダンスという掴みどころがないものが生まれる過程と瞬間をダンス・ドキュメントとして描いていく。左京区・民族舞踊という謎の罠に、爽快に巻き込まれていく。
なところがあってこそ、集団や民族が継続していけるという人生哲学が爽快。

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◆黒田育世『THE RELIGION OF BIRDS』http://odori2.jcdn.org/7/?tag=a-kuroda
知的な分析では見出せない あるがままの心というものを 鳥の踊りが映し出します。

作品タイトル通りの本の中で、鳥の鳴き声を伴って言葉に体重がのしかかっている様、二羽の鳥だけ信仰からはぐれ顛末が語られない様が描かれていること。このことが私に強く突き刺さりました。踊りの作品にしたいと思いました。

演出・振付:黒田育世
出演:伊佐千明/大江麻美子/野村琴音/政岡由衣子/矢嶋久美子/黒田育世
音楽:松本じろ
衣裳:萩野緑

[黒田育世インタビュー「踊りは、知的に分析しようとしたりすると逃げていってしまうもの。」 http://odori2.jcdn.org/7/?p=400

>>BATIKの3年ぶりの新作。身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付でジャンルを超えて支持されている黒田育世が、原作をもとに舞踊化するシリーズの第3弾。今回は、原作となる仏典の説話をダンス的言語に読み直し振付を紡いでいく。原作を離れ、を自分の体で培ってきたことに落とし込み、そこからダンスを立ち上げていく。黒田自身の思いを込めた絵本をめくるような舞台作品。
15年のBATIKとしての活動の上にこそ成り立つ、3年ぶりの新作となる。
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◎作品写真(各地巡回公演の様子)はこちらからご覧いただけます。
https://www.flickr.com/photos/106107123@N02/collections/72157675595118183/

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