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アキバタマビ21 第62回展覧会「ジャストライト」

※ページの仕様上8/28までと登録しておりますが、実際の会期は9/10までとなります※

  • 日程
    2017年07月28日 ~ 2017年08月28日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    アキバタマビ21 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202

【展覧会内容】

 写真というメディアのあらゆる側面には、「ジャストライト」つまり「ちょうどいい」としか言いようのない「何か」が凝縮されています。適切な絞りとシャッタースピード、印画紙への露光時間、そして被写体との出会い。化学的であると同時に魔術的でもあるこの不可思議なメディアの本質は、おそらく未だに解明されていません。
 それは、虹が発生する経緯を科学的に説明したとしても、その異様な現象自体の本質にはまるで手が届いた気がしない、あの人間の原初的な感覚とでも言うべきものに似ているのかもしれません。デジタル写真とフィルム写真の違いは?というシンプルな問いが、問いの立て方それ自体が間違っていたような風潮にまで押し戻されて、忘れられた問いとして現在に至っているのがその典型であるようにも思えます。
 写真は「ちょうどいい」ものの凝縮であるはずなのに、いつでも遅れてやってくるメディアです。すべての写真は時間が経てば、「歴史の証人」としての烙印を押されてしまいます。都市を撮る写真には、際立ってそれが顕著です。ワールドトレードセンタービルが写った写真、東京スカイツリーのない写真、そしてこの3331が中学校だった頃の写真。
 わたしたちの「ジャストライト」も、それは今現在の「ジャストライト」に他なりません。歴史がすべてを物語にしてしまうその前の現在です。「ちょうどいい」とは、現在のこと、つまりはわたしたちが生きることによって過去と現在を往還しつつドリフトしていく連続の総体です。
 生きて、撮り、不安におののきながらも、このメディアがもたらすはずのある種の調和に触れる、9名の作家による(未来に過去と呼ばれるそうした類の)展示です。

【出品作家】

〇上山 まい Mai UEYAMA

1989年生まれ
2011年 多摩美術大学映像演劇学科 卒業
2014年 東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程 修了

第33回写真新世紀 佳作
2010年頃から日常のできごとや出会った光景の撮影をはじめる。
人々のお行儀の悪い瞬間や、大衆の奇妙な光景が主なテーマである。

〇尾崎 風歩 Kazaho OZAKI

埼玉生まれ
2009年 多摩美術大学映像演劇学科 卒業

個展
2013年 「hanging on」Shimokita Art Space

グループ展
2009年 多摩美術大学映像演劇学科共同研究「写真の時間」新宿眼科画廊
2011年 三人展「クラスシック」Shimokita Art Space
2014年「DORODORO展 in Halloween」GalleryConceal
2015年「Whole Art Catalog」Gallery Face To Face
2016年「手のひらMy Art/アーティスト・スマホケース展」Galleria AONEKO
2017年「向き合う顔-face to face-Ⅱ展」 Galleria AONEKO
その他個展、グループ展、イベントなど。

〇坂口 真理子 Mariko SAKAGUCHI

1987年 東京生まれ
2009年 韓国 弘益大学美術学部へ交換留学
2011年 多摩美術大学 卒業

現在、東京藝術大学大学院博士後期課程に在籍。
自己と他者の間や周辺にある「目に見えにくいけど存在するもの」をテーマに制作をする。

主な展覧会
2011年 個展「いつかの街角」(Gallery Godong 韓国ソウル)
    「第34回写真新世紀」(2011、東京写真美術館、東京)
2014年「原点よ、永遠に。」(東京都写真美術館、東京)
    「ソウルフォト」(coex、韓国ソウル)
2015年「Pureism国際展 阿佐ヶ谷アートストリート」(gallery 煌翔、東京)
2016年「ヤング・ポートフォリオ」(清里フォトアートミュージアム、山梨)
    「Far Away, So Close」(インド国立デザイン大学、インド アーメダバード)
2017年「氷海の街 アートプロジェクト」(紋別市立博物館、北海道)

受賞歴
多摩美術大学映像演劇学科卒業制作展 学科長賞
第34回キヤノン写真新世紀 佳作

所蔵
清里フォトアートミュージアム
Website:http://marikosakaguchi.com

〇鈴木 諒一 Ryoichi SUZUKI

1988年 静岡県生まれ
多摩美術大学芸術学科 卒業
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修了

写真や映像、テキストを用いて、既存の物語と現在の自己との隔たりを見つめ直し、その距離や不在のあり方から新たな所作を生み出す制作をしている。

主な展覧会
2012年『EMON Portfolio Review 第 1 回グランプリ受賞展「郵便機」』
    (エモン・フォトギャラリー、東京)
    『Guimarães noc noc 2』(ギマランイス、ポルトガル)
2013年「観光」(エモン・フォトギャラリー、東京)
    『リバー・フィールド』(artdish、東京)

受賞歴
第5回東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞
第 1 回 EMON PORTFOLIO REVIEW グランプリ
Website:https://www.suzukiryoichi.com

〇高田 祐里 Yuri TAKADA

1987年 千葉県に生まれ
2009年 多摩美術大学映像演劇学科 卒業
2009年 株式会社ボォワル(現 株式会社アマナフォトグラフィ)入社

多くの広告写真制作に関わる傍ら、写真家として精力的に作品制作に励む。
Website:http://amana-photographers.jp/detail/yuri_takada

〇玉井 美世子 Miyoko TAMAI

1988年 大分県生まれ
2011年 多摩美術大学映像演劇学科 卒業

撮影スタジオ勤務後2014年から写真家・桑島智輝氏に師事。
2016年フォトグラファーとして独立。ポートレートを中心に活動中。
Website:http://tamaimiyoko.com

〇福井 馨 Kaoru FUKUI

1983年 愛知県生まれ
2006年 多摩美術大学映像演劇学科 卒業 
2006年 広告写真制作会社(株)ポインター入社
2016年 フリーランスとして独立
2016年 EW JAPAN PHOTO 3参加

受賞歴
2010年 香港ポスタービエンナーレ 銅賞
2011年 ラハティ国際ポスタービエンナーレ 銀賞
2010/11/12年 APA写真作品部門 入選
Website:http://www.kaoru-photo.com

〇船橋 陽馬 Yoma FUNABASHI

1981年 男鹿市出身(旧若美町)出身

高校卒業後、上京。東京、名古屋、ロンドンの花屋で仕事をし、2009年帰国後、多摩美術大学に入学。在学中よりフォトグラファー神林環氏に師事。大学卒業後よりフォトグラファーとして雑誌・広告等で活動。2012年より秋田に戻り、ANA機内誌「翼の王国」、秋田からニッポンのびじょんを考えるフリーマガジン「のんびり」や、kamikoaniプロジェクトのポスター等の撮影をする。マタギ発祥の地、国重要無形民俗文化財「根子番楽」で知られる根子集落に住み、マタギの文化、山間部の人々の暮らしを記録し続けている。

個展
2012年「untitled landscapes」 THEREM GALLERY 東京

グループ展
2008年「people」 STUDIO45 クーネオ イタリア
2008年「sound and vision vol.3 ”Reflect”」 ZAIM 横浜
2009年「さよならポラロイド」
     café chocolat 京都/ギャラリー井上 大阪/Art Trace Gallery 東京
2010年「126 Polaroid」 横浜美術館 横浜
2012年「秋田若手アートネットワーク展」 3331アーツ千代田 東京
2014年「KAMIKOANI PROJECT AKITA」 秋田
2015年「KAMIKOANI PROJECT AKITA」 秋田
Website:http://yomafunabashi.com

〇行竹 亮太 Ryota YUKITAKE
1986年 広島生まれ
2011年 多摩美術大学 卒業

”目に見えないもの”に対する違和感や興味を動機に制作を展開。
主なプロジェクトに「Light befor the Sun」や「Achilles」、
展示に2010年の「126POLAROID」横浜美術館や2013年の「影像2013」世田谷美術館などがある。
Website:http://www.ryotayukitake.com

【展覧会詳細】
「ジャストライト」-Just R//Light-
2017年7月28日(金)~9月 10日(日)
※夏季休館期間: 2017年8月13(日)〜8月16日(水)
開館時間 12:00~19:00(8/12以外の金・土は 20:00 まで、最終日17:00まで)、火曜休場

【イベント】
●オープニングパーティー 7月28日(金)18:00〜
●トークイベント 8月19日(土) 17:00〜
ゲスト:東京都写真美術館学芸員 伊藤貴弘 氏(予定)

【展覧会場】
アキバタマビ21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
電話:03-5812-4558
URL:http://www.akibatamabi21.com
アクセス:東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分

「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある――そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。

キーワード:

アート / 展示 / 多摩美術大学 / 写真


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