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日程2020年09月18日 ~ 2020年09月23日
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時間12:00
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会場新宿眼科画廊 スペースO
・会場:
新宿眼科画廊 スペースO
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
03-5285-8822
https://www.gankagarou.com/s202009saitoyoshihiko
・会期時間:
9/18(金)~23(水)12~20時(最終日17時まで)
・ステートメント
斎藤はこれまで、自らにとってという手掛かりから始まる場所の、匿名性と固有性とに注視した作品を発表してきました。
本展示は、作者自身が暮らす首都圏郊外の丘陵地帯にある"かつて"のニュータウンを、集合地の生活環として見つめた作品となっています。
ニュータウンや郊外といった言葉をまとってから半世紀を経て、朽ちては差し替わりながら"あたらしいまち"へと移り行く風景。
「生まれ育った土地でもなく、特別愛着があるわけでもない」「"自らにとって"という言葉は、写真を撮るきっかけに過ぎない」
と言う斎藤の、自明な目的を持たぬまま歩き撮るといった没入は、かえってそこが何処であってもかまわないという不確かさを浮き彫りにします。
自らにとっての場所とは何かという問いを、その円環を遠くに見ながら記録し問う試み。
ぜひご高覧下さい。
・展示内容:
102×86cmのプリント14点
約650×180cmのパノラマグリッド写真1点
・出展作家情報:
斎藤純彦(さいとう よしひこ)
1973年 北海道生まれ
1996年 日本写真芸術専門学校 報道科自主卒業
2013-15年 金村修ワークショップに参加
写真展(個展):
2014年 「Milestones」(新宿ニコンサロン・東京)
2016年 「Homeward」(ギャラリー蒼穹舎・東京)
2017年 「Orchard」(photographers' gallery / KULA PHOTO GALLERY・東京)
2018年 「Reason」(2Y・東京)
2019年 「Linkage」(ギャラリー蒼穹舎・東京)
写真集:
「MILESTONES」(蒼穹舎)
「Orchard」(私家版)
WEBサイト:
http://31104415.com