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投稿者:guardiangarden


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終了The Second Stage at GG #52 池崎一世・佐藤麻優子・染井冴香展 「whereissheus」

ガーディアン・ガーデンで知り合った写真家3人が、アーティスト・コレクティブとして撮影した写真展

  • 日程
    2022年02月08日 ~ 2022年03月08日

  • 時間
    11:00

  • 会場
    ガーディアン・ガーデン

ガーディアン・ガーデンでは「The Second Stage at GG」 シリーズの52回目として、池崎一世・佐藤麻優子・染井冴香展 「whereissheus」(ウェアイズシーアス)を開催します。本シリーズは、若手表現者を応援するガーディアン・ ガーデンの公募展入選者の中から、各界で活躍する作家の、その後の活動を伝えるための展覧会です。

池崎一世は、人との関係性や家族のあり方をテーマとする作品で第5回写真「1_WALL」ファイナリストに選出され、佐藤麻優子は、人生に対する焦燥感や等身大の感覚を表現した作品で第14回グランプリを受賞し、染井冴香は空虚な世界を表したインスタレーションで第13回ファイナリストに選ばれました。

本展は、写真家3名のアーティスト・コレクティブによる、ポートレートを中心とした展覧会です。学校、公園、ホテル、自宅近くの森、ニュータウンなど、過去の記憶から連想される場所で場面をセットアップし、自身や互いを被写体に時にはカメラを交換しながら撮影を行いました。写真という共通項から繋がり意気投合した3人が、2019年から緊急事態宣言期間を挟み約2年もの間、対話を幾度も重ね相手の中に自らを見るような体験をしながら、それぞれの視点で制作した作品を展示します。

写真の中に登場する作家自身は、自分ではない他者の役割を演じ、演劇性を内包しています。また家族の中での父、母といった役割や、恋人、労働者、女性、男性、子ども、大人などを示唆することにより、社会規範が求める様々な枠組みに対する強烈な違和感を発しているようにも解釈できます。対話を基に互いの記憶を混じり合わせながら、他者に成り代わり、誰がというわけでもなく撮影をするという一連の行為を写真として実在させることは、それらを肯定も否定もせずただ静かに見ている視点の現れかもしれません。

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