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まなぶ

投稿者:npokokoro


5月

03

終了5/3(火・祝)朗読と講演「世界に向かって叫べなかったことを、わたしたちはここに埋める

虐殺の只中でリアルタイムに綴られた命の記録

  • 日程
    2022年05月03日

  • 時間
    16:00

  • 会場
    オンライン

1940年ワルシャワ ― 約45万人のユダヤ人がゲットーに閉じ込められる。数日後、歴史家のエマニュエル・リンゲルブルム率いる一団が抵抗するために立ち上がった。ペンと紙でナチの嘘やプロパガンダを打ち倒そうと誓ったのだった。教師、社会福祉士、作家、学生らが、ゲットー内の残虐な暴行、略奪、飢えなどの実態を見たままに日記や絵、詩などに記した。やがて、トレブリンカのガス室に向けてユダヤ人の輸送が始まり、ゲットーに火が放たれるなかで、どうか戦後まで残ってくれとの願いを込めて6万ページもの文書を地中に埋めたのだった。


ホロコースト史の最大規模の一次資料である「リンゲルブルム・アーカイヴ」の朗読と講演の会を開きます。未来の世代に届いてほしいという願いとともに地中に隠された文書は、戦後、瓦礫と化したワルシャワの街から奇跡的に発見されます。その数は30,000点にも及び、世界遺産に登録されています。真実を残そうと闘った人々の言葉を通して、歴史からのメッセージを学び考えてみませんか。

【日時】
2022年5月3日(火・祝)16:00~18:00

【会場】
オンライン(zoomウェビナー)
    
【プログラム】
1. オープニング 朗読~『世界に向かって叫べなかったことを、 わたしたちはここに埋める』
2. 開会の言葉 駐日イスラエル特命全権大使 ギラッド・コーヘン閣下
3. 講演 - 成蹊大学 宮崎悠教授
4. ディスカッション

【ゲスト講師】
成蹊大学教授 宮崎悠 Miyazaki Haruka 

北海道大学法学部卒業、同大学院法学研究科後期博士課程修了。北海道大学法学研究科助教、成蹊大学法学部助教、北海道教育大学国際地域学科准教授などを経て、2022年より現職。国際政治学のほか、ポーランドのユダヤ史跡を訪ねるスタディツアーを担当(2014年~2019年まで)。著書に『ポーランド問題とドモフスキ』(北海道大学出版会)、「A. ハルトグラス『領土と民族』より:ポーランド・シオニズムの一事例」(『境界研究』No.2)、「書評論文:タデウシュ・エプシュタイン『リンゲルブルム・アーカイヴ調査目録』ワルシャワ、2011年」(『スラヴ研究』62号)。

【朗 読】演出 大谷賢治郎、脚本 いずみ凜
【講 演】成蹊大学教授 宮崎悠
【言 語】日本語と英語の同時通訳
【参加費】無料
【申 込】参加申込は下記のホームページで受け付けています
https://kokoro20220503.peatix.com/
【共 催】イスラエル大使館
【後 援】ドイツ連邦共和国大使館、ポーランド共和国大使館
【主催・お問い合わせ先】
NPO法人ホロコースト教育資料センター(愛称Kokoro)
Email : info@npokokoro.com
ホームページ : https://www.npokokoro.com/

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