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終了三角フラスコ#34「てのひらのさかな」・現代戯曲上演シリーズ2

かながわ戯曲賞最優秀賞作家・中村賢司氏が自身のカンパニーで上演、 第10回OMS戯曲賞佳作を受賞した作品を仙台初上演します。

  • 日程
    2010年07月02日 ~ 2010年07月06日

  • 時間
    00:00

  • 会場
    エル・パーク仙台スタジオホール

三角フラスコ現代戯曲上演シリーズ2・15周年記念公演その1
三角フラスコ#34
「てのひらのさかな」

【作】中村賢司(空の驛舎)
【演出】生田恵

【出演】 
瀧原弘子、後藤史織(演劇集団ナトリウムサナトリウム)、
白鳥英一(OtoOpresents)、上島奈津子(Shang yu)、小濱昭博

【舞台監督】菅原玄哉【照明】高橋亜希【音響効果】本儀拓(KIWI SOUND WORKS)
【宣伝美術】城田清弘【WEB制作】佐々木愛【プロデューサー】森忠治(トライポッド)

現代戯曲上演シリーズ、第2弾
三角フラスコは昨年より現代戯曲上演シリーズをスタートしました。これは全国各地
で上演された優れた戯曲を、生田恵の演出で皆さまにお届けするというものです。同
時代の作家を中心に、特に日本の地域で活躍する劇作家の作品から、仙台では上演さ
れることの少ない、多様な演劇を紹介します。昨年3月に第1弾として上演した「蝶の
やうな私の郷愁」(作・松田正隆)は、たいへん好評をいただきまして、「CoRich!舞
台芸術アワード2009」にて、第9位を頂くことができました。

「てのひらのさかな」
今回は第2弾として、大阪在住の劇作家、演出家・中村賢司氏の作品を取り上げました。
この作品は2002年に初演され、その翌年、第10回OMS戯曲賞佳作を受賞しています。中
村氏は、かながわ戯曲賞最優秀賞作家でもあり、現在も先鋭的な作品を次々に送り出し
ています。7月4日(日)の上演後には、大阪より中村氏を迎えてのポストパフォーマンス
トークも行います。

それぞれの切実さが交錯する。休園日の幼稚園。
劇団員の瀧原弘子、小濱昭博にくわえて、今回は客演として、白鳥英一さん、上島奈津
子さん、それから後藤史織さんと、3人の素晴らしい俳優に参加してもらうことがなりま
した。3人ともそれぞれキャリアの長い実力派の俳優さんですが、三角フラスコでは初登
場です。スタッフは舞台監督、菅原玄哉、照明に高橋亜希、音響効果は本儀拓と、私が
信頼する3人を迎えました。三角フラスコによる新たな世界を、ぜひご覧いただけると幸
いです。

三角フラスコ・プロデューサー 森忠治(トライポッド)

▼物語
「拍手が少ないんですよ」「休みなく手をたたくと拍手になりますね」「両手がふさがっ
てるから、カメラ構えて」
月曜日、生活発表会「もみじ祭」の翌日。休園日の幼稚園で【せんせい】たちが前日の片
付けで働いている。そこへ園のことを根掘り葉掘りさぐる電話が。園長は「覆面記者が幼
稚園の査定にやってくる」と言うが…。
かわいらしい壁画、小さな机やイスたち、カラフルな積木や遊具を囲む有刺鉄線は、外界
のみならず、内側にも刺を向けている。

▼中村賢司プロフィール
なかむら・けんし:劇作家・演出家
「空の驛舎(そらのえき)」代表。
1992年、「鋼鉄猿廻し一座」を旗揚げ。2001年より、伊丹想流私塾師範を務める。2003年、
「鋼鉄猿廻し一座」解散。同年 10月、「空の驛舎」結成。ヒトとヒトの関わりを大切にし
た劇世界を目指す。
「てのひらのさかな」で第10回OMS戯曲賞佳作、「空の驛舎」で第3回かながわ戯曲賞最優
秀賞、「いちばん露骨な花」で第22回名古屋市文化振興賞戯曲の部佳作を受賞。
2004年から2010年まで、DIVE(大阪現代舞台芸術協会)の理事を務める。

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◎開演日時・料金

2010年7月2日(金)-6日(火)

2日(金)19:20○
3日(土)14:00、19:20
4日(日)14:00◆
5日(月)14:00■、19:20
6日(火)14:00■※

!ソワレ(夜の回)の開演時間にご注意ください。

開場各20分前
受付(整理券発行・当日券販売)各45分前 

○日本語字幕付き上演(聴覚に障碍のある方も楽しんでいただけます)
◆終演後ポストパフォーマンストークあり:ゲスト:中村賢司
■平日マチネ割引
※7/6(火)のみ無料託児サービスあり(要事前申込)

*上演時間85分(予定)
*未就学児入場不可

日時指定・全席自由
前売2,300円、当日2,800円 

■平日マチネ割引
前売1.800円、当日2.300円

<三角フラスコWEB予約限定・特別料金>
●ペア割 4,000円
●U-22割 1,000円

※ペア割・U-22割とも、各回申込先着20組(20枚)
※U-22割は公演当日22歳以下の方対象です。
 受付にて年齢の確認できるものをご提示いただきます。

◎会場

エル・パーク仙台スタジオホール
宮城県仙台市青葉区一番町4-11-1 三越定禅寺通り館(141ビル)6階
Tel.022-268-8300
地下鉄「勾当台公園駅」南1番出口より地下階に直結

◎チケット取り扱い

|WEB予約|全券種あり
三角フラスコウエブサイト「すずかけ」
http://www.frascoweb.jp/
予約締切=7月1日(木)

|プレイガイド|一般券・平日マチネ券

●チケットぴあ
tel.0570-02-9999 Pコード404-329
ファミリーマート、サークルKサンクス、
全国のぴあスポット店頭でお買い求めいただけます。

●東北エリアのぴあスポット
【宮城県】藤崎/エスパル/イービーンズ/八文字屋泉店
【山形県】TENDO八文字屋/十字屋山形店
【福島県】福島SATY/うすい百貨店/ラトブ
【岩手県】川徳
【秋田県】秋田SATY/横手SATY

●ローソンチケット
tel.0570-084-002 Lコード26932
全国のローソンにて直接ご購入いただけます

●e+(イープラス)
http://eplus.jp/
※PC、携帯でお申込みのチケットをセブンイレブン・ファミリーマートで発券できます

○bookcafe火星の庭(青葉区本町)
○書本&cafe magellan(青葉区春日町)
○せんだい演劇工房10-BOX(若林区卸町) 

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◎無料託児サービス

7月6日(火)14時開演の回のみ、一時預かり託児「おんぶとだっこ」の託児室をご利用できます。
有資格者、子育て経験豊富なメンバーにお子さんを預けて、安心して公演をお楽しみになりませんか?

○託児場所:エル・パーク仙台5階「和室」
○利用時間:2時間
※13:45(開演15分前)~15:45
※終演は15:25を予定しています。
○対象年齢:6ヶ月~未就学児童
○持ち物:着替えやタオル。必要な方は、紙おむつやお尻拭き、飲み物、ミルク、マグカップなど。

○利用料金:無料
公演をご覧になる方の託児料金は三角フラスコで全額負担いたします。
※通常料金1時間:600円

○予約方法:メールもしくは電話にてご連絡ください。
メールでのご予約の場合、折り返しご確認のお電話を差し上げます。
※定員を超えた場合は受入できない場合がございます。

■託児についてのお問い合わせ・申込みは
「おんぶとだっこ」 受付時間:9:00~15:00
E-mail: takuji-onbutodakko@ezweb.ne.jp
TEL: 080-6020-0920
※予約の際に「三角フラスコの託児」とお伝え下さい

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◎三角フラスコプロフィール
1995年結成。これまで32本の作品を上演。活動拠点の仙台市のほか、札幌市、東北各地、
東京都、大阪市にて公演を行う。様々な感情が渦巻く日常の場を舞台に、登場人物の関
係性に焦点をあてて描くことで物語を紡ぎだす。代表の生田恵は平成17年度宮城県芸術
選奨新人賞受賞。生田は「杜の都の演劇祭」にて2年連続でプログラムディレクターを務
め、いしいしんじ「ぶらんこ乗り」(2008年)、井上ひさし「あくる朝の蝉」(2009年)の
演出を担当した。

■稽古公開
三角フラスコでは稽古を公開しています。創作過程をこっそり覗きにきませんか?
ご希望の方はinfo@frascoweb.jpまでお気軽にお問合せください。
日程・場所など詳細をお知らせいたします。
※申込人数・進行状況により調整させていただく場合がございます。

■サポートスタッフ募集
公演の準備や当日の受付などをサポートしてくださる方を、随時募集しております。
登録制のボランティアなので、ご都合に合わせて活動していただいています。
ご希望の方は、お問い合わせください。

■次回公演
15周年記念公演その2
三角フラスコ#35+yumbo「これが現実だ」(新作)
作・演出 生田恵 音楽 yumbo
2010年秋-冬・大阪・仙台にて上演予定

◎information
三角フラスコ/トライポッド
Mail info@frascoweb.jp
WEB http://www.frascoweb.jp

キーワード:

演劇 / 舞台芸術 / 戯曲 / イベント


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