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終了写真展 The Archives of the Planet 100年前の世界へ ~アルベール・カーン 平和への願い~

100年前、平和を願うカーンは世界の多様な姿を天然色写真に残すために、世界60カ国にカメラマンを派遣しました。

  • 日程
    2011年02月02日 ~ 2011年02月20日

  • 時間
    10:00

  • 会場
    神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)

写真展 The Archives of the Planet 100年前の世界へ
~アルベール・カーン 平和への願い~

2011年2月2日(水)~3月13日(日)10:00~17:00
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
3F 企画展示室 入場無料
*月曜は休館日ですが、本企画展のみ月曜も開室しております

http://www.k-i-a.or.jp/plaza/project_exhibits/exhibits_kahn.html

およそ100 年前、平和を願うカーンは世界の多様な姿を天然色写真に残すために世界60カ国にカメラマンを派遣しました 。

フランスのアルザス地方に生まれたアルベール・カーン( 1860-1940) は、鉱山への投資で成功をおさめ銀行を設立したのち、金融界のリーダーにはとどまらず、持てるものを平和のために注ぎました。「平和のためには、異なる民族や文化を敬い相互に理解することが重要だ」と考えていたカーンは、1904 年に持ち運び可能な天然色写真(オートクローム)が実用化されると、世界 60 カ国にカメラマンを派遣し、各地の日常のくらし、失われつつある風俗、戦時の様子、自然、建物などを記録させました。本展示では、この 一大アーカイブ「地球史料館~ The Archives of the Planet ~( 1909 年 ~1931 年撮影)」の中から天然色写真 150 点とシネマトグラフ(映画)約3時間分を展示します。

当時の日本の姿

カーンは渋沢栄一や大隈重信など、近代日本を代表する人物とも交流を深め、日本にも強い関心を寄せていました。当時の庶民の生活や観光名所などの写真を、プリントとスライドでご紹介します。

講演・イベントも企画しておりますのでご参加お待ちしております。

≪関連イベント≫

【講演会 庶民生活記録への眼差しーアルベール・カーン、柳田國男の目指したものー】
実業家・アルベール・カーンと民俗学者・柳田國男それぞれの思想と実践をたどります。
彼らはどのような思いで庶民の生活記録をしようとしたのでしょうか。
また、今日の情報通信技術の進歩は庶民の生活記録にどのような可能性をもたらしつつあるのでしょうか。過去から未来へ、カーンと柳田の思いはいかにつながりうるのか、お話しして頂きます。

佐野賢治(神奈川大学日本常民文化研究所所長)
日時:2月5日(土)14:00~
場所:映像ホール
定員:先着125名様
入場無料(要お申込み)

【ギャラリートーク 「地球史料館そして大正のフランスと日本」】

写真展をより愉しんでご覧頂くために、アルベール・カーンの人生や地球史料館について、そして当時の時代背景について、日本とフランスを中心に解説します。

広岡裕児(元・オードセーヌ県立アルベール・カーン博物館客員研究員)
日時:2月12日(土)14:00~
場所:映像ホール
定員:先着125名様
入場無料(要お申込み)

【講演 渋沢栄一とアルベール・カーン ~それぞれの平和への思い~】

明治時代を代表する実業家ー渋沢栄一、その渋沢栄一と交流を持ったフランスの銀行家ーアルベール・カーン。このふたりは明治半ばに出会って以降、心の絆を深め、その思いはともに、世界平和 へと向けられていました。日本とフランスの異なる地に生きたふたりの交流と平和への熱き思いを渋沢史料館と アルベール・カーン博物館の資料をご紹介しながらお話して頂きます。

川上恵(渋沢史料館 学芸員)
日時:2月26日(土)14:00~
場所:映像ホール
定員:先着125名様
入場無料(要お申込み)

【ドキュメンタリー上映 「BBC奇跡の映像 ~よみがえる100年前の世界~」】

アルベール・カーンが残した地球史料館の写真・動画をもとにBBCが製作したドキュメンタリー全10巻の中から、4本を上映致します。(各50分)
☆全10巻についての詳細はこちらから
http://pub.maruzen.co.jp/videosoft/kisekinoeizou/index.html

日時:

2月20日(日)

10:00~第1巻「大富豪 カーンの"夢"」
第1巻では、カーンの生い立ちやカーンがどのような意図をもって世界各地にカメラマンを派遣したかを紹介する。また、20世紀初頭のパリの凱旋門前の様 子、歴史的に重要な局面を迎えていたアイルランドの人々の暮らしや伝統文化、さらに第一次世界大戦前の貴重なロンドンの街並みやコーンウォールの様子なども紹介する

14:00~第2巻「激動の世紀への胎動」
1908年、カーンの一行はニューヨークを訪れ、完成直後のプラザホテルなど、アメリカで最初のカラー写 真を撮影した。その後、太平洋を横断して日本へ。 大隈重信とも親交の深かったカーンは自宅を訪れた際の大隈を撮影している。さらに清朝末期の中国やモンゴル、植民地下のインドなど、変革前夜のアジア各地を記録に残した。

3月6日(日)
10:00~第6巻「勝者と敗者」
第一次世界大戦から復興し、戦争から平和へと移行するヨーロッパの姿をフランスとドイツを中心に紹介する。カーン一行は、ヴェルサイユ講和条約の現場やフ ランスの農村を撮影した。その一方で、敗戦国となったドイツでは、困窮するドイツ国民の生活を写し出し、大戦直後の混乱するヨーロッパの明と暗を浮き彫り にした。

14:00~第9巻「カーンの死 "夢"の終わり」

カナダの北東部に位置するニューファンドランド島の漁師たちやモロッコのイスラム女性の素顔、現在のベニンで行われていたブードウー教やマサイ族の儀式、 アフリカにおけるキリスト教の布教活動など、数々の貴重な瞬間をはじめてカラー写真に残した。最後には、この膨大なコレクションが後生に残ることになった 理由も伝える。

場所:映像ホール
定員:当日先着125名様
入場無料(お申込み不要)

【世界の民族衣装を着てみませんか!】

あーすぷらざの常設展示室を探検した後、お気に入りの衣装を選んでパチリ!その場で撮影したポラロイド写真をプレゼントします。
日時:2/13(日)、2/27(日)、3/12(土)、3/13(日) 各13:30スタート
対象:子ども・親子・一般 集合:5階 券売機まえ(お申込み不要)
参加費:常設展示室の観覧券
     (未就学児無料、小中学生100円、高校生・65才以上300円、大人500円)
    (お申込み不要)

イベントのお申込み方法
①イベント名②お名前③電話番号を明記、または、ご連絡の上、Eメール、お電話、当館受付(1F)のいずれかでお申込みください。

神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
(JR根岸線「本郷台」駅改札出て左すぐ)
〒247-0007 横浜市栄区小菅ケ谷1-2-1
TEL:045-896-2121
e-mail:gakushu@k-i-a.or.jp

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