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2月

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終了【追加上映決定!!】ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス『事の次第』『正しい方向』上映イベント(トークゲスト:藤幡正樹)

スイスの現代美術作家 ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイスの作品上映、トークゲストには藤幡正樹さんをお迎えしてお話をうかがいます!

  • 日程
    2011年02月22日

  • 時間
    19:30

  • 会場
    アップリンク・ファクトリー

ご好評につき、フィッシュリ&ヴァイスの追加上映が決定しました!!
ありふれた日常の光景をユーモラスかつ思想的な視点で捉え、世界中から注目を集めるペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス。

彼らの代表的な映像作品である『事の次第』、『正しい方向』を上映、トークゲストには、メディアアーティストであり、東京芸大大学院の映像研究科長でもいらっしゃる藤幡正樹さんをお迎えし、お話を伺います。

また、当日はフィッシュリ&ヴァイス日本初の作品集も販売いたしますので、この機会にぜひお求めください!
主催:UPLINK×FOIL

●上映作品:『事の次第』、『正しい方向』
●トーク:藤幡正樹 □2011年2月22日(火) 19:00開場/19:30開演

□料金:¥1,500 (1ドリンク付き)

<予約方法>
このイベントにご予約を希望されるお客様は、
(1)お名前
(2)人数 [一度のご予約で3名様まで]
(3) 電話番号

以上の要項を明記の上、
件名を「予約/2月22日フィッシュリ&ヴァイス上映会」として、
factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。

▼ゲストプロフィール
藤幡正樹
…1956年東京生まれ。メディアアーティスト
東京芸術大学大学院映像研究科長、教授
http://www.fujihata.jp
http://www.field-works.net

80年代から『Mandala1983』『弥勒-Maitreya』など、コンピュータ・グラフィックス作品を皮切りに、90年代にはメディアアート作品を展開。ネットワークで結ばれた仮想の部屋がテーマの『Global Interior Project#2』でアルスエレクトロニカのインタラクティブ・アート部門、ゴールデン・ニカ賞を96年に受賞。また、インタラクティブな本『Beyond Pages』がアメリカやヨーロッパを巡回して、ドイツZKMのパーマネントコレクションとなる。その後『無分別の鏡』、『ルスカの部屋』、『モレルのパノラマ』など、視覚メディアの本質を問うた作品を連続して発表。並行して、92年から継続しているGPSを用いた『Field-Works』と名づけられたプロジェクトがあり、09年には北アイルランドで『SimultaneousEchoes』を完成させた。

▼上映作品
『事の次第』
…元祖ピタゴラスイッチなどとも言われるフィッシュリ&ヴァイスの代表作。
ガラクタによって織り成されるエネルギーの連鎖反応、緻密な計算と偶然性によって映し出されるパノラマ、ナンセンスかつユーモラスな映像には、人間社会の本質を皮肉とユーモアを織り交ぜながら浮き彫りにする、彼らの哲学が凝縮されています。
倉庫の中には一列に並べられたバケツやタイヤなどの多種多様なガラクタの集合がある。
驚くほど綿密な計算によって配置された20-30mにもなる列の先端に力が加えられる。
触れ合って倒れる作用によって転がることで連鎖反応を起こし始めるモノたち。その過程では火や水の力、そして重力を利用しながらエネルギーを次のモノへと繋げてゆく。途切れそうで途切れない、物理の実験のようなアート装置の応酬は圧巻!
1987年/30分/スイス/カラー/スタンダード/モノラル

『正しい方向』
…活動開始当初から、今も彼らの作品に時折登場する「ネズミとクマ」シリーズの初期作品。キミがいて、ボクがいる。殺したくなるくらい腹立たしい時もあるけれど、キミの哲学、大好きさ。そんなネズミとクマが壮大な森の中で出会い、互いの世界観を理解し合う過程を描いた大自然ロードムービー。
1983年/55分/スイス/カラー/スタンダード/モノラル

▼関連書籍
◇作品集『ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス PETER FISCHLI DAVID WEISS』

日常に潜む危うさを捉える皮肉とユーモアあふれるまなざし、
そして絶えず柔軟な発想と新しい想像に満ちた存在は、日本にも多くのファンを持つ、スイスの巨匠・フィッシュリとヴァイス、日本初の作品集。彼らの制作活動に精通した三氏によるテキストも掲載し、
イマジネーションの迷宮ともいえる彼らの作品世界を十二分に堪能できる一冊です。

デザイン:落合慶紀(ガレージ)
定価: 2520円(税込)/ 216ページ
A5判/ソフトカバー/日英併記
ISBN978-4-902943-61-0 C0070
発行:有限会社FOIL
http://www.foiltokyo.com/book/art/FW.html#fw

◇ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス『幸福はぼくを見つけてくれるかな?』

2003年にヴェネチア・ビエンナーレで発表し金獅子賞を受賞した《無題(質問)》が書籍化され、世界で広く読まれている小さな言葉の本、待望の日本語版発売です。

デザイン:菊地敦己 翻訳:酒寄進一
定価: 1680円(税込)
168ページ/ 144x104mm/ソフトカバー/日独併記
モノクロ/ ISBN978-4-902943-62-7 C0070
発行:有限会社FOIL
http://www.foiltokyo.com/book/art/FW.html#kofuku

▼作家プロフィール
ペーター・フィッシュリ / Peter Fischli(1952-)
ダヴィッド・ヴァイス / David Weiss(1946-)
ともにチューリヒ生まれ、同地在住。1979年より共同で制作を始め、以降、様々なメディアを柔軟に操り、「日常」をテーマに共同制作を続けている。
2003年ヴェネチア・ビエンナーレで発表した《無題(質問)》で金獅子賞受賞。
日本では2008年の「横浜トリエンナーレ2008」、2009年の「ヴィデオを待ちながら」(東京国立近代美術館)などで作品を発表。2010年にアジア初の個展を金沢21世紀美術館で開催。

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