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5月

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終了夜想+ピグマリオン・人形展

吉田 良、陽月をはじめ、総勢27名の作家による人形展

  • 日程
    2012年04月27日 ~ 2012年05月20日

  • 時間
    00:00

  • 会場
    parabolica-bis[パラボリカ・ビス]

2012年4月27日[金]〜5月20日[日]
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00(★5/6トークショウの日は17:00まで)
■水曜日休館(会期中、臨時休館を頂く場合もございます)
■入場料:500円
■東京都台東区柳橋2-18-11 [地図を表示]
■TEL: 03-5835-1180
http://www.yaso-peyotl.com/

吉田 良/陽月
麻花/愛実/ホシノリコ/神宮字 光/金森ユメ/
木立真佐美/小骨/クロ/牧野正幸/MANI
マルヤマミホ/長尾都樹美/成/野口由里子
蓮華 /櫻井紅子/赤色メトロ/蘇武
橘 明/田栗未結/玉置千春/土谷寛枇
y/八裕 沙/珠子

5月6日[日] 18:00 start 吉田良トークショウ「人形と写真」
ゲスト●陽月 司会●今野裕一
●予約・前売り:2000円/当日:2500円 (いずれも展覧会入場料込)
ご予約はパラボリカ・ビスまで。

ベルメールに影響を受けて始まった日本の球体関節人形は、天野可淡、吉田良の時代に作家の感覚や感情をより多く表現することで大きな変化をとげた。ドールスペース・ピグマリオンは、感覚豊かな多くの作家を輩出し続け、そして吉田良が『吉田式球体関節人形制作技法書』によって技術を惜しみなく公開することで、創作人形の幅は限りなく拡がりを見せている。
ピグマリオンの作家たちは、吉田良におもねることなく、時代に迎合することなく、それぞれの個性を輝かせている。その自由奔放さゆえに時代を反映し、個人の心奥を映す。グロテスクやエロス、心の傷までを顕した人形たちの存在は、まちがいなく、人形創作の次世代のメインストリームを形成してくだろう。

夜想は、創作人形はもちろん、工芸の人形からファッションドールまで、球体関節をもつ人形/ドールたちがもつ多様性の方向性、可能性を見つめていきたい。ドール/人形とよばれるものたちの、あるいはクリーチャーの形をしているものたちの、また新たな変化が始まる予感がするから。人形は何度も姿を変え役割を変え季節を巡らせていく。季節は人形によって変貌を遂げるのだ。

コミュニケーション不全の、そして女性や女性の人形に向き合えないピグマリオン・コンプレックスの時代に、強い意志と感覚をもって作られた人形たちの、果たすべき役割は大きい。 [夜想編集長・今野裕一]

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