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終了二艘木洋行  x qp x 城戸熊太郎『マゼンタ色の友だち』

二艘木洋行 × qp × 城戸熊太郎『マゼンタ色の友だち』

  • 日程
    2012年06月23日 ~ 2012年07月23日

  • 時間
    13:00

  • 会場
    〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-8-11渋谷百貨ビル3F(4B)

二艘木洋行 × qp × 城戸熊太郎『マゼンタ色の友だち』
会期:6月23日(土)~7月29日(日)
オープニングレセプション:6月23日(土)18~21時
*会期中は、月:17~23時、金土日:13~19時の営業となります。
*初日の23日は13時から通常営業、18時からオープニングとなります。
展覧会詳細:http://waitingroom.jp/japanese/exhibitions/current.html
アクセス:http://waitingroom.jp/japanese/about/access.html

このたび、waitingroomでは、6月23日(土)~7月29日(日)まで、二艘木洋行、qp、城戸熊太郎による『マゼンタ色の友だち』を開催いたします。本展は、二艘木とqpの2人の作家による3人展という、少々奇妙なかたちの展覧会です。

二艘木洋行は、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]での『インターネット アート これから - ポスト・インターネットのリアリティ』への参加が記憶に新しい、平面作品を中心に制作するアーティストです。二艘木は、2005年頃よりインターネットの『お絵描き掲示板』(www.oekakibbs.com/)のペイントツールで描いた作品群で注目を集め、近年ではデジタル出力したものに直接手を加える手法で制作するなど、独自のスタイルを追及しています。『お絵描き掲示板』のロースペックな機能を逆手に取った歪んだ線によって生み出される、異形のモチーフやポップな彩色、たびたび現れるストライプや水玉のようなパターンなど、そのどれもがもはや「二艘木洋行的」としか言い得ない独特の世界観を作り出しています。

qpは、アクリル絵具やカラーインク等を用いて、主に人をモチーフとした絵画を制作しています。その身体は抽象化され、精霊もしくは影に近い、人ではなくその痕跡だけを描いたような儚さを持ち合わせています。それは制作の技法にも通じており、支持体にゆるやかにたまり、染み込んでいくような流動的な筆致が特徴です。それはどこか特定の場面ではなく、流れる記憶の中で一瞬だけ思い出すことの出来るような、そんな儚い風景を描いているように見えます。

2人は古くからの友人同士で、共に『お絵描き掲示板』を用いたデジタル作品を制作している、そして作品のモチーフが「人のようなもの」である、という共通点がありました。そんな2人のちょっとした遊び心と想像力から産まれたのが、城戸熊太郎というもう1人の架空の作家です。

二艘木洋行、qp、城戸熊太郎が、3人展という形でそれぞれの作品を発表するのは今回が初の試みです。waitingroomの空間でどのようなケミカルリアクションが起こるのか、この機会に是非ご高覧ください。

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