第23回カタルーニャ国際賞が6月9日発表され、作家の村上春樹氏が受賞した。カタルーニャ国際賞は、スペイン・カタルーニャ自治州が文化や人文科学の分野で活躍した人に贈るもの。
村上氏は受賞にあたってのスピーチで、「戦後長いあいだ我々が抱き続けてきた核に対する拒否感は、いったいどこに消えてしまったのでしょう?我々が一貫して求めていた平和で豊かな社会は、何によって損なわれ、歪められてしまったのでしょう?理由は簡単です。〈効率〉です」と、3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故について初めて触れている。
【毎日jp】村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(2011.6.10)
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html