現在開催中の第25回東京国際映画祭で、日本映画・ある視点部門に出品の『GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─』の上映が本日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、土屋豊監督のほか、出演の倉持由香さん、古舘寛治さん、渡辺真起子さんが舞台挨拶とQ&Aに登壇、監督から作品タイトル変更のニュースも発表された。
この作品は『新しい神様』（1999年）『PEEP“TV”SHOW』（2003年）が多数の映画祭に出品され、海外からの評価も高い土屋豊監督が、2005年にタリウムによる母親毒殺未遂事件を起こして世間を騒がせた「タリウム少女」をモチーフに描くメタフィクション。
上映後のQ&Aでは、土屋監督とキャストが、少女のブログをネット上で読んで興味を持ち、テーマとして取り上げたことなど、観客からの質問に答えた。
また司会からの「邦題をあらためてつけるという話を聞いたのですが？」という問いに対し、土屋監督は「独立映画鍋『鍋講座 vol.3』 というイベントで公開の宣伝会議を19日に行い、意見を聞いたところ、日本語のタイトルをつけようという話になりました。26日の上映にいらっしゃったみなさんと一緒に新しい邦題を考えます」と語った。
『GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─』は東京国際映画祭でこのあと、10月26日（金）TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen3で上映。2013年春、渋谷アップリンクでロードショー公開される。
■第25回東京国際映画祭公式HP
http://2012.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=131
■『GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─』公式サイト
http://gfp-bunny.info/
■『GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─』公式FACEBOOK
http://www.facebook.com/GFPBUNNY
■『GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─』公式twitter
https://twitter.com/GFPBUNNY
写真：第25回東京国際映画祭での上映に登壇した倉持由香さん、土屋豊監督、渡辺真起子さん、古舘寛治さん（左から右）
