グザヴィエ・ドラン監督
現在公開中『わたしはロランス』のカナダ人監督グザヴィエ・ドランが、長編第５作目となる『Mommy』の撮影を先週から開始した。
弱冠24歳のドラン監督は、幼少期から子役としてＴＶや映画に出演。2009年に監督デビュー作『マイ・マザー』がカンヌ国際映画祭の監督週間で上映され、続く第２作『胸騒ぎの恋人』（2010年）と第３作『わたしはロランス』（2011年）も、同映画祭の“ある視点部門”で上映されるという快挙を達成。さらに第４作『トム・アット・ザ・ファーム』は、今年のヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。
『Mommy』の主演は、ドラン作品でおなじみのアンヌ・ドルヴァル (『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』)、スザンヌ・クレマン (『マイ・マザー』『わたしはロランス』) 、アントワーヌ-オリヴィエ・ピロン(『わたしはロランス』) 。ストーリーは暗い過去を持った少年と彼をめぐる親権争いが軸で、デビュー作『マイ・マザー』よりもさらにダークな母と息子の関係性を描いた物語になる。
■映画『わたしはロランス』
新宿シネマカリテ、渋谷アップリンクほか全国公開中
http://www.uplink.co.jp/laurence/
■映画『マイ・マザー』
2013年11月9日（土）渋谷アップリンクにて公開
http://www.ikilledmymother.net/
