映画配給会社ユーロスペースが渋谷に新たなライブホール「ユーロライブ」を11月5日（水）オープンすることが10月10日、発表された。
10月9日まで映画の上映が行われていた「渋谷オーディトリウム」（180席）が改装後「ユーロライブ」としてオープン。総合プロデュースを、ユーロスペース代表の堀越謙三さんが行なう。
リリースには、
『生まれ変わる渋谷を、再びサブカルチャー震源地に! EURO LIVE始動
30年にわたり世界のアート系映画を配給・製作し、日本のインディーズ監督たちの拠点となってきたユーロスペースが、渋谷に新たな文化発信基地をつくります。
ヴェンダース、カラックス、キアロスタミ、カウリスマキ、オゾンなど、多くの人気監督含む世界中のアート映画を配給し、『ポンヌフの恋人』、『スモーク』、『Like Someone in Love』などの製作でも知られる映画配給会社ユーロスペースが、11月5日(水)に渋谷に文化発信基地となるライブホール、EURO LIVE (ユーロライブ)を開館することになりました。
かつて渋谷・公園通りでは、PARCOやジァンジァンなどが多様なプログラムで連夜多くの観客を集めるなど、渋谷には数多くの文化発信基地がありました。ミニシアターブーム全盛期の映画館には若者が溢れ、“渋谷系”と言われるカルチャーが日本を席巻。渋谷は若者から大人まで、幅広い年齢の人々に向けて独自の文化を発信する街として常に全国の注目を浴び続けてきました。それから数十年、大規模開発でふつうの街に変貌しようとする渋谷に、サブカルチャーの火種を残したいという思いとともに、ライブホール・EURO LIVE (ユーロライブ)が開館されることになりました』
と書かれている。
（編集部注・PARCOは現在も映画館・劇場・ミュージアム・ギャラリーなどがあり文化の発信を行っている）
オープニングの11月5日（水）からは3日間連続で映画評論家の町山智浩さんを迎えた『トークライブ〈映画編〉町山智浩の映画塾！』を開催。
11月8日（土）から12日（水）までは『渋谷らくご』と題し、お笑い芸人・サンキュータツオさんのキュレーションにより、若い人でも気軽に落語を楽しんでもらいたいと新しい切り口の定期寄席が催される。
そして11月14日（金）からはいとうせいこうさん、倉本美津留さん、大林素子さんからなる「コント・コミッティ」のキュレーションによる『渋谷コントセンター』（CCC＝C'buya Conte Center）が始動。面白いコント・ユニットを発見し、新しいコント作家と新しいユニットとのコラボレーションなどを企画しているという。
また今後も、小堺一機さんと放送作家の鶴間政行さんのコンビや、湯山玲子さんの登場が予定されている。
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11月5日（水）-7日（金）
『トークライブ〈映画編〉町山智浩の映画塾！』
11月5日（水）
WOWOW「町山智浩の映画塾！」150回記念公開収録
対談：町山智浩＆長谷川町蔵
『アメリカン・コメディ最前線2014』
11月6日（木）
切通理作・著『無冠の巨匠 本多猪四郎』(洋泉社)出版記念イベント
連続対談 町山智浩＆切通理作(1)
『無冠の巨匠 本多猪四郎』
11月7日（金）
連続対談 町山智浩＆切通理作(2)
『宮崎駿の〈世界〉』
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11月8日（土）-12日（水）
『渋谷らくご』
キュレーション：サンキュータツオ
毎月第2金曜日～火曜日開催（11月のみ土曜日から）
［詳細は後日発表］
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11月14日（金）-18日（火）
『渋谷コントセンター』
キュレーション：CCCコミティ（いとうせいこう、倉本美津留ほか）
毎月第3金曜日～火曜日開催
［詳細は後日発表］
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「ユーロライブ」
渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F
TEL : 03-3461-0211
