映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』より ©2014,Lunchbox Entertainment
60年代～70年代にサイモン＆ガーファンクルからフランク・シナトラまで数多くのアーティストのスタジオ・レコーディングに参加したロサンゼルスのセッション・ミュージシャン集団、レッキング・クルー。ザ・ビーチ・ボーイズの歴史的名盤『ペット・サウンズ』（1966年）の録音を陰で支えたことでも知られる彼らにスポットを当てるドキュメンタリー映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』がジェットリンク／エレファントハウス／カルチャヴィルの配給により、2016年2月20日（土）より新宿シネマカリテにて公開されることが決定。予告編も公開された。
映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』より、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン ©2014,Lunchbox Entertainment
監督を務めたのは、そのレッキング・クルーのメンバーであるギタリスト、トミー・テデスコの息子デニー・テデスコ。父、トミーが肺ガンと診断され、可能な限り彼らを映像に残そうとカメラを手にとったことがきっかけでこの映画の制作に至ったという。テデスコ監督は数年をかけ父親をはじめハル・ブレイン、ブライアン・ウィルソン、シェールといったミュージシャンやプロデューサー、エンジニアや関係者にインタビューを重ね、彼らの知られざる栄光と苦悩を描いている。本作は2008年に完成し、世界50の映画祭で上映され絶賛されるものの、本編に使用される130曲という膨大な楽曲の権利をクリアするのに時間を要し、撮影開始から18年を経て2015年に全米で劇場公開となった。
映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』より、シェール ©2014,Lunchbox Entertainment
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映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』
2016年2月20日（土）～3月4日（金）
新宿シネマカリテにて2週間限定モーニング＆レイトショー
監督：デニー・テデスコ
原題：The Wrecking Crew
2014年／アメリカ／101分／1.78:1
配給：ジェットリンク／エレファントハウス／カルチャヴィル
©2014,Lunchbox Entertainment
公式サイト：http://wreckingcrewjapan.com
