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2016-12-01 14:45


Apple新社屋設計フォスター卿の映画が配信開始

Apple新社屋設計フォスター卿の映画が配信開始

映画配給会社アップリンクが、オンライン映画館『アップリンク・クラウド』にて、本日12月1日より『フォスター卿の建築術』『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』のオンライン上映を開始した。

2020年の東京オリンピックに向け、建築やデザインについて様々な議論がなされている昨今。今回配信がスタートする両作ともに、永く人々の記憶に残るような“レガシー”をつくり出すためのヒントとなるドキュメンタリーだ。

今年初めに森美術館で行われた大規模な展覧会『フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション』も記憶に新しい、人気建築家ノーマン・フォスター。映画『フォスター卿の建築術』では、ロンドンの「ガーキン」や、カリフォルニアのアップル新本社社屋「Apple Campus2」など、世界中にその都市を象徴する建築物を創ってきたフォスター本人から、その建築人生や哲学が語られる。

宇宙船型新社屋「Apple Campus2」は11月25日に新たな空撮映像が公開されたばかりで、新社屋の完成は、2017年初頭という当初の予定から、4~6月頃にずれ込んでいると報道されている。

新たな空撮映像ではメインの建物や、屋上にソーラーパネルを備えた20,000台収容の駐車場、世界最大のカーボンファイバー製の屋根で覆われた約1,000名を収容可能な地下講堂などを確認することができる。

▼Apple新社屋の最新空撮映像「Apple Campus 2 December 2016 Update」


そして、映画『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』は、イームズ夫妻がいかにして有名な「イームズ・チェア」を生み出したかを捉えたドキュメンタリー。アメリカのデザイン史を塗り替え、長年人々に愛されてきた名作が辿った軌跡を貴重な映像で振り返ることができる。

『アップリンク・クラウド』URL
http://www.uplink.co.jp/cloud/




『フォスター卿の建築術』

映画『フォスター卿の建築術』より ©Valentin Alvarez.

モダニズムのモーツァルトと呼ばれたマスターアーキテクト、ノーマン・フォスターのドキュメンタリー。常にノートと鉛筆を携えて、フォスター卿は世界中を飛び回る。ロンドンを拠点に世界20か国以上でオフィスを設け、80歳を超えた現在も現役だ。ノートと鉛筆はもちろん、いつでもアイディアをスケッチ出来るように。描くことによって思考が深まり、未来の建物が見えてくる。

監督:ノルベルト・ロペス・アマド&カルロス・カルカス
2010年/イギリス/76分
原題:How Much Does Your Building Weigh, Mr Foster?

価格:500円(購入後の視聴可能時間は72時間)




『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』

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©2013 Eames Office, LLC (eamesoffice.com).

第二次世界大戦、アメリカの急速な近代化、冷戦、と時代に翻弄されながらも、それを逆手に取り、あの有名なイームズ・チェアをはじめとした家具、おもちゃ、建築、映画と多岐にわたる作品を生み出していく。シンプルで洗練されたフォルムの中にも、遊び心と"おもてなし"の思いが軸にある、今なお世界中で愛され続けている“イームズ・デザイン"の誕生秘話と、夫婦の愛のものがたり。

監督:ジェイソン・コーン、ビル・ジャージー
2011年/アメリカ/85分
原題:Eames: The Architect & The Painter

価格:500円(購入後の視聴可能時間は72時間)

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