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2019-10-18 16:15


シュー・リー・チェン新作『Fluidø』一夜限定上映

シュー・リー・チェン新作『Fluidø』一夜限定上映
映画『Fluidø』

台湾出身でパリ在住のメディア・アーティスト、シュー・リー・チェンの新作映画『Fluidø』の一夜限りの上映会が11月8日(金)、アップリンク吉祥寺にて行われる。

日本で製作され、2001年に公開されたLGBTQサイバーパンク映画『I.K.U.』の監督であり、現在開催中の第58回ヴェネツィア・ビエンナーレでは台湾代表アーティストとしてインスタレーション作品「3x3x6」を発表しているメディア・アーティストのシュー・リー・チェンが今秋「明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター」の10周年記念シンポジウムへ参加するために来日。アップリンク吉祥寺では彼女の最新長編作品『Fluidø』の上映会を開催する。上映後にはシュー・リー・チェン監督とキュレーターの四方幸子氏、アップリンク社長の浅井隆のトークも実施する。

映画『Fluidø』シュー・リー・チェン
シュー・リー・チェン

あいちトリエンナーレの『表現の不自由展・その後』をめぐる事件を発端にアートと政治の関係が議論されるなか、「私は特定の政府や人物に対して抗議や抵抗をしているわけではない。このグローバルな世界で、日々生きることそのものが政治的だと思う」と語るシュー・リー・チェンの作品と発言に注目したい。

映画『Fluidø』
映画『Fluidø』
映画『Fluidø』
映画『Fluidø』



映画『Fluidø』>

『Fluidø』上映&トーク

11月8日(金)20:00
会場:アップリンク吉祥寺

料金:一般2,000円/UPLINK会員1,800円/ユース(19~22歳)1,500円【R18+】 上映作品
『Fluidø』(2017年/80分/ドイツ/英語)*日本語字幕無しでの上映となります
監督・脚本:Shu Lea Cheang
出演:Bishop Black、Kristina Marlen、William E. Morris、他

エイズが根絶された2060年。しかしHIVウイルスは遺伝子に変異し、そこから21世紀の白い粉状のドラッグを生産できるようになっていた。この遺伝子を持つ人間をスキャンシステムを用いて特定しようする秘密警察。一方、別の場所ではケーブルでシステムに接続された若い男たちが、市場を支配するための医薬品製造のために精子を生産することを命じられている──。台湾生まれのマルチメディア・アーティストであり映画監督のシュー・リー・チェンによってベルリンで撮影された、体液の生産と搾取をコントロールするための闘争が描かれたSFディストピア作品。

トーク出演:
シュー・リー・チェン(メディアアーティスト、本作監督)
四方幸子(キュレーター)
浅井隆(UPLINK社長/『I.K.U.』プロデューサー)

予約ページ
https://joji.uplink.co.jp/movie/2019/3821

▼映画『Fluidø』予告編

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