2008-06-09

深く忘れられない映画 このエントリーを含むはてなブックマーク 

シークレット サンシャイン
試写会を見た。
ほぼ満席、一日雨がシトシト降っている夕方6:30開演にしては、前評判がよかったのか、人々の見たいという熱気が感じられた。
シネ役のチョン・ドヨン(カンヌ国際映画祭主演女優賞受賞)はすばらしかった。
最近の映画にあるファッション、きれい、かわいい、などのうわべだけでない美しさ、人間の苦悩。
人は罪だけでなく、罪を犯した人を許すことが出来るのか。シネは息子を殺した男を信仰によって自分を変えて許そうとした。そして彼女の誠実さは刑務所で会って直接自分の口から許しを告げようとした。
しかしどうだろう、その男はすでに信仰を持ち神に許されたという。
それを知った彼女の苦悩は又人の心を深く揺るがす。
自分が信じようとした神がすでに罪人を許している。神に対して不信に陥る彼女の不幸が痛ましいほど心に響いてくる。
何も信じられなくなったシネをチョンドヨンは激しく苦悩する女性を演じきっていた。
そしていつも彼女に側にいて勇気づける男の普段着、日常的な気取らない暖かさが、彼女の悲しい日々の繰り返しの中にやさしい光を放っていて救われる。
観終わって、心に響き深く考えさせるそして忘れられないいい映画だった。

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斉藤光子

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斉藤光子

“映画ファン”