2009-06-14

2009年6月12日(金) このエントリーを含むはてなブックマーク 

 専門学校講義。前回は遅刻しかけたので、万全を期して起きたまま家を出る。
 講義は昼過ぎ終了。時間が余ったので神保町を徘徊してからアテネ・フランセ文化センターへ。キム・ギヨンの『下女』(☆☆☆★★★)を再見。これで2回目だがやはり傑作。階段の映画としても映画史に残るのではないか。
 動員盛況で8割方埋まっている。松江監督も来ていたので、「カレーライスが良いでしょ?」と、松江監督の作品に引っかけて言う。特集上映の一部変更について聞いて驚く。
 次の予定まで中途半端に空いたので、ビデオLINKで中古ビデオ漁りを思うも、中野へ行く。ブロードウェイでDVD、CD、古本、新刊、ミニコミ、中古DVDといつものコースを見物するが目ぼしいものなく何も買わずに出る。
 夕方、高円寺駅前で資料の渡しと打ち合わせを担当の方とライターの方で。送った原稿は文字数が少なかったが、一転、倍にと言ってもらったので引き受ける。
 吉祥寺へ移動して爆音映画祭2009。『アクロス・ザ・ユニバース』を観る。前から2列目の中央だから爆音っぷりは凄いのだが、昨日から寝ていないので流石に朦朧として来て寝入る。爆音だから寝たくても寝れないという予想は外れた。まあ、ビートルズはブートレグに手を出すほど好きだが、あくまでビートルズが唄うのが前提で、ビートルズがカヴァーをするのは全然問題ないが、ビートルズをカヴァーするのは一貫して嫌いなので、ハナからこの映画には興味がないのかもしれない。それでもビートルズ所縁の場所でロケしたりモチーフにしているのは良いが。ただ、終盤で屋上で『Don't Let Me Down』を唄うのは良いが、そのまま屋上で『All You Need Is Love』を唄われるとムカっとする。階段を降りてスタジオに入ってきて、そこに花が敷き詰められていてとか、実際の『All You Need Is Love』の初披露時のエピソードをうまく入れ込んで欲しかった。 
 しかし、今回はいつもよりも更に爆音仕様にしていたとかで、かなり寝ていたが耳ではしっかり聞いていたので良しとする。boidの樋口氏は『Let It Be』の爆音上映やりたいと書いていたが、そんなの実現したら全上映に通う。

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モルモット吉田

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モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”