2009-06-14

2009年6月11日(木) このエントリーを含むはてなブックマーク 

 原稿送る。
 さて開放感いっぱいで、いそいそと渋谷へ出て映画を観に行く。
 ル・シネマでジョナサン・デミ『レイチェルの結婚』(☆☆☆★)を観る。
 冠婚葬祭家族モノだがドキュメントタッチで全編貫かれているのが目を引く。全て現在進行で展開され回想は一切使用しない。その分、余剰部分が幾つも出てきて随所で映画は停滞するのだが、その停滞時間や見せるべき箇所が過ぎた後のショットの余り感が良い。
 続いて向かいのヒューマントラストシネマ文化村通りで『ニセ札』(☆☆★)を観る。観客3、4人。酷い。向井康介と井土紀州の共同脚本という、現在の日本映画で考えられ得る最高の組み合わせが実現したというのに、何故こうなってしまうのか。暗澹たる気分で劇場から出る。一応パンフレットは購入したが。
 HMVに寄ってユニバーサルの廉価版DVDで出たばかりの『密告』『若妻 恐怖の体験学習』『JUNO』を購入。
 近所の古書店で『映画芸術別冊・松田優作』が100円だったので購入。ついでに早川義夫『ぼくは本屋のおやじさん』が300円だったので購入。

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モルモット吉田

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モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”