骰子の眼

music

東京都 渋谷区

2009-11-20 21:05


鈴木祥子インタビュー「12年間のトラウマをここで精算する、雪辱戦のようなライヴになります」

「ジャック達&かわいしのぶ」というSUZUKI SYOKO GROUPを従えてのツアーを前にして鈴木祥子自身が語るこれまでとこれから
鈴木祥子インタビュー「12年間のトラウマをここで精算する、雪辱戦のようなライヴになります」

構築していく楽しさから、それを壊して新しいものを探していく冒険へ

鈴木祥子がライヴツアー『れっつ ROCK THE NIGHT TOGETHER』を12月17日渋谷AX 、12月18日梅田シャングリラにて行う。ソニー在籍時代の作品をコンパイルしたシリーズSHO-CO-SONGSの第3弾『SHO-CO-SONGS ~collection 3~』発売に合わせた今回のツアーは、彼女が全幅の信頼を寄せる“ジャック達かわいしのぶ”のメンバーとともに、90年代中期の鈴木祥子ロック期ともいえるこの頃のナンバーが多数披露される。これまでバンドスタイルでライヴ・パフォーマンスしたことのない楽曲もあり、彼女は今回の公演を「『Candy Apple Red』(1997年)のときはレコード会社がツアーをやらせてくれなかったので、リベンジの意味も含めて、当時のツアーの再現のように考えています。12年間のトラウマをここで精算するような、雪辱戦みたいな感じです」と笑う。

「『SHO-CO-SONGS ~collection 3~』のライナーノーツにも書いたんですけれど、アルバム『SNAPSHOTS』(1995年)のときは、ロックというキーワードがひとつあったんです。それまで静かで優しくて女らしい感じの音楽をやっていたんですけれど、自分の思うロックをやりたいというコンセプトですごく張り切って作って、サウンドのプロダクションも自分の思ったロックというものを表現できたんじゃないかという満足感と充実感があったんです。けれど、惜しいかな賛否両論に別れてしまって。聴いてくださった以前からのリスナーの方の反応がいまひとつ良くなかった。セールス的なことでも、前のアルバム『RadioGenic』(1993年)がキョンキョン(小泉今日子)に提供した「優しい雨」の影響もあって売れたこともあって、それよりダウンしてしまった。もちろん気に入ってくれた方もいらっしゃんですが、まだ20代でしたし、自分の成熟度が追いついていない部分があって。すごくショックで、マイナスの声を自分では受け入れられなかった。その精神状態としても落ちた状態のときに作ったのが、次の『Candy Apple Red』なんです。アルバムとしてはすごく明るい内容なんですが、これは完全に反動で、気持ちが暗いから明るくしないとやってられないみたいな、そういうタイプの明るさ。なので、実はずっと自分でも気に入っていないアルバムでした。この2作はもったいなかったなっていう思いがずっとあったので、今回全てリマスタリングしてもう一回出すことができて、すごくよかったです」

ロック的なサウンドとともに、ビジュアルもよりヴィヴィッドなイメージを打ち出していた作品でもあったが、そこにはそれまでのイメージから脱却したいという、彼女の強い思いが込められていた。

「だんだんきれいな音楽というのに違和感を感じ始めていて。それまではアレンジャーの方や作詞家の人がいらして、私は作曲して歌うだけという感じで、すごくきれいに作りあげられたものをやっていたと思うんです。でももう少し自分が自由になりたかった。歪んだ音が入っていたり、音程が外れていてもいいから、何か自由さを感じさせる音楽というのはなんだろうって。サウンドも大きな風景が見える感じを目指していて、当時レッド・ツェッペリンやローリング・ストーンズを聴いたり、それからフランス映画のヌーヴェルヴァーグの作品をよく観ていたので、そうした映画のイメージもありました。ゴダールの映画に出演していたアンナ・カリーナが大好きで。『気狂いピエロ』でアンナ・カリーナが真っ赤なワンピースで車に乗っていたり、海辺にいる感じとかをビジュアル的に真似してみたり」

「優しい雨」のセルフカヴァーを収録した1993年のアルバム『RadioGenic』

『SNAPSHOTS』ではGREAT3らとコラボレーションを行い、『Candy Apple Red』では曽我部恵一がソングライティングに参加するなど、ロック・アーティストとの交流が活発になったのもこの頃。

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「みんなアーティストとしての成り立ちが自分とは全然違う。私は最初からメジャーレーベルにいて、マネージャーさんがいたり事務所があったり、常にスタッフさんが付いていてくれるところで始めたので、なかなか世間の冷たい風も知らないですし(笑)、箱入りというか、恵まれた環境でやっていたところはあるんです。でもロックバンドの人というのはもっとインディペンデントなところから始まっているし、音を作るということに関してもっと自由。その自由さというものにあこがれましたし、うらやましかった。だから一緒にやることでなにか吸収したいという気持ちがすごくありました。前は構築していく楽しさだったのが、もっとそれを壊して、壊したところで新しいものが見えるかもしれないという冒険やチャレンジをしてみたかった」

ロック路線のきっかけとなった1995年の『SNAPSHOTS』

『SHO-CO-SONGS ~collection 3~』はそうした葛藤の時期の作品をリマスタリングにより新たに甦らせることに成功している。こうした過去の作品に向き合う作業は、彼女にとっても必要な出来事であったようだ。

「あらためて今回聴いてみたらすごくよかったんです。なんだ、これでいいんじゃんって。ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが『クリエイティビティは作っている人間にトリックを企てることがある』ということをインタビューで言っていたんですね。クリエイティビティというもの自体が、クリエイトする人間に対して、実際にうまくいっているものをうまくいっていないように感じさせたり、巧妙なトリックを仕掛けることがあるから、注意しなければいけないということなんです。そのトリックというのは、恐怖心や不安感じゃないかな。それがなければ本当のことがストレートに見えるはずだし、素直に聴けるはずなんですけれど、人に気に入られなかったらどうしようとか、これはかっこいいんだろうかとか、そういう姑息なことを気にして不安感を感じたままでいると、音って素直に聴こえてこないんだと思うんです。だから、クリエイトする人は、もっと自分のアイデンティティを持つべきだと思います。当時の自分に言ってやりたいことがあるとしたら、『おまえはそんな甘いこと言ってるんじゃない、人に言われたからって、セールスが落ちたからって、なんでそんなに自分に対して否定的になるのか』って」

シングル「Angel」を収録した1997年リリースの『Candy Apple Red』


生活の中にロックは転がっている

今作のトピックとして、オリジナル楽曲はもちろん、シングルのカップリングなど現在入手困難な音源が収録され、さらには『SNAPSHOTS』時のライヴDVDをパッケージ。そしてお蔵出しとなる貴重なデモ音源も収められている。この後、メジャーやインディー問わず、様々なアーティストとのコラボレーションや楽曲制作における挑戦を続けてきた彼女の活動を考えると、ここでの挑戦は必然であったと言わざるをえないのではないだろうか。

「昔のデモテープの音源を今回収録したんですけれど、作っていた当時の感情が甦ってきますね。どういう了見でこれを作って、この曲はどう思っていたかとか。アウトテイクにしたということは、その時点で気に入っていなかったから入れなかったわけで、でもいま聴いてみると自分らしい部分もあるし、なかなかいいじゃない!って。これは自分らしくないんじゃないかということは、最初から解っていることではなくて、後からできたかたちを見たときに思うこと。最初からそう思うことは逆だと思うんです。いまはなんでもありだと思っているので、素直に聴けましたけれど、当時は自分が好きなことをやっても人は受け入れてくれないんだという妙なトラウマを背負ってしまったんです。それで、ヤケクソになった時期もありましたし、その後ぜんぶひとりでやらないと気が済まないと、ひとりで多重録音したアルバムを作ってみたり(『Love, painful love』[2000年])。一度メジャーから離れて、インディーズで一枚、全て自分の原盤で出したり(『鈴木祥子』[2006年])、それでまたこの前ソニーさんに戻って一枚アルバムを出させてもらったり(『Sweet Serenity』[2008年])、アルバムを作らない期間が5年くらいあったり……。いろんなことに挑戦しましたが、でもやっぱり、“自分”になりたかった。それしかないですね。曲がりくねった道をあっちにぶつかりこっちにぶつかりしながら、もっと楽な道があったかもしれないし、結婚・引退みたいな道もあったかもしれないけれど、ぶつかりながらやってきたということは、なにか探したいものがあったんだと思う」

作詞・作曲・編曲・演奏をすべて自身で行った2000年のアルバム『Love, painful love』

ゆるがない意思があるからこそ、試行錯誤を続けていくことで音楽をクリエイトすることができた。そんな音楽と同様の位置を占めていたものは、恋愛だという。

「恋愛関係のなかからラブソングができたり、恋愛関係のなかで自分のダメダメなところや飢餓感やトラウマがいちばん正直に出てくるんです。だからそこで相手とぶつかることで、その人を鏡にして自分が見えてくるような経験をたくさんしました。それは音楽とすごくリンクしていることだと思います。傷ついたり傷つけることが恋愛だと思っていたんです。そうすることでしか、好きという気持ちを確かめられないし、傷つけても好きだと言ってくれたらすごく安心する、みたいな強迫観念的なところがあったんです。だから、そういうところを出し続けていくことで見えてくるというか、自分がなにをいちばん欲しがっているのかが解るということはありました。すごく不毛なことなのかもしれないけれど、それが二重構造みたいになって、恋愛していたから音楽ができるし、そういう関係なしには音楽が成り立たないというところがあったんです。けれど最近は変わって、もう少しフラットになってきましたね。恋愛関係というのは関係の一部でしかないというか。憑きものが落ちたような、やることやって満足したような感じですね。音楽と恋愛は両方ともなければ自分は成り立たないと思ったけれど、必ずしもそうではない。もっと人との関係を穏やかで親密なものに持っていきたいと、初めて自分のなかから出てくる欲求として思ったんです。すごく健康になりました(笑)。それはもう革命的な変化!」

ROVOの勝井祐二などが参加した2006年作『鈴木祥子』

また、今回のツアーで共に演奏するバンド、ジャック達の魅力について次のように語る。

「『SHO-CO-SONGS ~collection 3~』の楽曲は、どうしてもバンドの人とやりたかったんです。ジャック達はすごく好きなバンドで、とても文学的なところがある。ロックって文学的だと思うんです。破壊的なところもあるんだけれど、文学的でもある。文学というのもある種破壊的なところがあって、私も連載で原稿を書いたりするんですけれど、書くことというのは曝くということで、スタティックなことではないんです。自分のなかのなにかをさらけ出したりすることだと思うから、すごく衝動的。頭も使うし理論的でもあるんですけれど、自分の衝動をたくさん使って書いたものを私は読みたいし、自分も書くとしたらそういう文章を書きたいと思っているので、そういう意味でロックと文学というのは繋がるところがあると思います。ジャック達は、私が譜面も見ないまま歌っていると、そこに音を投げつけてくるような、乱暴さが好きなんです。決して小さくきれいにまとまらないロックバンドって意外に少ない。ジャック達の無造作なところが好きで、すごくロックバンドらしい。彼らとひとつのバンドとしてバンド感を出したいですね」

2008年発表のオリジナル最新作『SWEET SERENITY』

ジャック達という、彼女の衝動をそのままラウドなサウンドとして響かせてくれる絶好の友を得た今、彼女にとってロックとはなんだろう?

「ジャック達とやっているときはロックを感じますし、感覚的にこれだ!というものは解るんですけれど、言葉で言うのは難しいですよね……例えば女の幸せは結婚・出産という言葉がありますけれど、世の中のみんなが思っている暗黙のルールを、なんでそうじゃなきゃいけないのかな?って感じるところから始まって、『自分はこういう風に生きてみたい』という気持ち、私にとってそれがロックですね。自分が女でなんでロックをやるかっていったら、決まりきって押しつけられるものに対して『いや、私は違う』って言えるから。だから、音楽だけがロックじゃない。生活のいろいろなところにロックは転がっていると思います。とにかくなにかを疑って反発して、そして自分なりのなにかを見つけること、そのプロセス自体がロックなんじゃないかな。音楽のスタイルじゃなくて、NOを言えるか言えないか。それをたまたま音で表したらロック・ミュージックかもしれないけれど、あらゆる場面でロックはあると思います。いま逆にロックはあんまり求められていないというか、ロックは音楽として求められていない感じもするんです。けれど、音楽として流行っていないというところじゃなくて、『自分はこういうことにロックを感じる』ということが大切。生活のなかや人との関係のなかで、なにか違和感を感じたり、違和感を感じてもそれをそのままにしていたらそれはロックじゃないと思うんですよ。『違う、自分はこうだ』って言ったらそれがロックだから。そういう気持ちでロックをやれればいいなと思います」

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そのような意味では、あえてロックというコンセプトを掲げずとも、自ずと鈴木祥子は固定概念やふとしたことを疑って見る、そうした姿勢の面であらかじめロックな表現者であった、というのは言い過ぎだろうか。そうした彼女の哲学は、今回のツアーを通して、より明確になってくるのではないかと感じる。

「ジャック達のリーダーの一色(進)さんはソングライターとしても素晴らしい方なんです。歌詞がすごく面白くて〈池袋〉とか平気で歌詞に入ってくるんですね。普通歌詞に書かないような、極めて身近な言葉を使いつつ、でもちょっと品のある文学的な言い回しがある。なので、一緒に歌詞を書いてそれに私が曲をつけるとか、そういう作業をやってツアーでも披露したいと思います。私はあまり共作をしないので、誰かとやってみたいなと思って、今回ぜひ一色さんとやってみたいと思ったんです。〈五本木の交差点〉とか、〈都立大の駅前〉とか、いつも自分が行動している範囲の言葉を入れてみたい。固有名詞がガンガン出てきて、あっあそこだと思えるような東京の風景が見える歌とか作ってみたいです。いままでは、そういう固有名詞はイメージが限定されてしまうのが良くないんじゃないかと思っていたんです。でも今は逆で、漠然としたものよりも、地名を出すことで、それを抽象化するというか。〈五本木〉といってもいろんなその人なりのイメージが、いろんな五本木があるかもしれないし、だとしたら言葉として強いものが出てくる曲というのはなかなか面白いんじゃないかと思います」



波風を立てても、自分の欲望に正直に生きていきたい

これまで日常的な言葉を使わず、そのメロディや世界観の構成力によりオリジナリティを作り上げてきた彼女の楽曲が、共作への挑戦や、作詞への意識の変化といったことにより、ますます広がっていくことは間違いないようだ。また最近では、10月にリリースされた大滝詠一のトリビュート・アルバム『A LONG VACATION from Ladies』にも参加。「さらばシベリア鉄道」を歌っているが、大滝メロディに取り組むなかでも新たな発見があったという。

「参加するにあたって、大滝さんの過去の作品を聴いたんです。大滝さんのロックンロールでも音頭でもロマンティックなバラードでもあらゆるスタイルを取り込む咀嚼力にすごく憧れます。私もいろんな曲を書きたいという欲求があるので、自分でどんどん咀嚼していろんなスタイルでやっていきたいです。きれいな曲をやってる人とか、ロックをやってる人、そのどちらにも決まらない器用貧乏さが弱点だと思っていたんです、でもいまはそれを強みに変えられないかなとすごく思っています」

大滝詠一の『A LONG VACATION』の楽曲を女性アーティストがカバーしたトリビュート・アルバム『A LONG VACATION from Ladies』

北の地の風土が好きだという彼女にとって、「さらばシベリア鉄道」は意識を投影しやすい楽曲であったようだ。大滝詠一の楽曲の魅力についても次のように続ける。

「情熱、狂おしいほどの情念かな。大滝さんのメロディ自体はすごく耳に入りやすいし、一回聴いたらすぐに歌えるくらい親しみやすいんです。けれど歌って自分の肉体を通すから、聴いているときと歌っているときは違う感覚が解ったりするんです。歌ってはじめて、すごく狂おしさを感じました。すごく美しい世界やナンセンスで笑える世界の曲も作られていますけれど、独特の熱さとか情念を内に秘めながら、外に感じさせることを嫌うような含羞というものを感じるんです。独特のディセンシーというか、そういうところが大滝さんの魅力なのじゃないかと思いました」

そしてツアーの直前に、急遽新宿JAMでのライヴも決定。高校生のときに出演したことのあるという老舗ライヴハウス出演については、「当時から何も変わっていない内装とかロゴも印象的で。またできることがすごい嬉しいです」と語る。

「私はインディーもメジャーもいろんな場面を見てきたので、それは強みだと思うんです。結局は人間というか。どこにいてもちゃんとしている人はちゃんとしているし、変な人は変だし。自分がしっかりしていれば、しっかりした人に出会えるんじゃないかと、それはどこの世界でもそうなんですけれど。音楽をやる場所でも、まったく音楽をやる磁場がないところもあるし。私7年くらい前にサンフランシスコに行った時に、磁場を感じた経験がありました。シティライツ・ブックスに行って、あそこの2階は(アレン・)ギンズバーグや(ジャック・)ケルアックが朗読していた場所なんですよ。といってもステージなんかなくて、ただの本屋さんの廊下の一角なんですけれど、そこに窓があって本が並んでいる場所に行ったときに、ものすごいエネルギーを感じたんです。ここでギンズバーグが詩を読んで、それに感動したり刺激を受けた人がいて、ここに確かに歴史があったというような、歴史性とエネルギーみたいなものをいまだにビンビン感じました。だからそういうことはすごく大事だと思います。アップリンクだってそうですよね。スタイルとか考え方に惹かれた人が集まってひとつの場所を作って、それがエネルギーになって磁場になる。音楽も人のエネルギーの交換することという意味で、まさに磁場を作るということだと思うんです。私が一方的に発信したものを受け取ってもらうというのも嬉しいんですけれど、ロックというスタイルを借りることで、お客さんとより熱いコミュニケーションができるのかなと思います」

アーティストとしての頑固なまでの決意、そして音楽的柔軟さを熟成させ、鈴木祥子はこれからよりダイレクトなコミュニケーションを求めている、と言っていいかもしれない。2009年の夏公開され話題を呼んだ、ドキュメンタリー・フィルム『無言歌~romances sans paroles~』のDVD発売も予定されているなど、今後の彼女の活動にも期待が高まる。最後に彼女にとって歌わずにいられない気持ち、その原動力について聞いてみた。

「自己確認かな。自分というのはあるようでないようで、とりとめのないものですよね。外からは見えないし、これが自分らしいと思っているものも、時が経ったり状況によって変わってしまう。そうしたあやふやな部分が多いのが人間だし。でもそのあやふやさのなかにも、もっとその奥にあるコアを見つめてみると、それは生まれつきというか、もらってこの世に出てきたとしか言いようのない欲求がある。これを叶えないことには死ねないみたいな、そういう強固な欲求や欲望、そういうものをいつも意識していたい。欲望によって動かされて生きるって大変だから、波風立たないほうがいいという選択をしてしまう場面もあるかと思うのですが、私はそれだとつまらない。波風立ってもいいから自分の欲望に正直な人が好きだし、私もそういう風に生きるのがいちばん無理がないんじゃないかと思います」

映画『無言歌~romances sans paroles~』のオリジナル・サウンドトラック『romances sans paroles~bande originale du film~』(2009年)
(インタビュー・文:駒井憲嗣 写真:Takemi Yabuki)


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左からかわいしのぶ(B)、夏秋文尚(Dr)、鈴木祥子(Vo,G,Pf,Dr)、一色進(G,Vo)、宙GGPキハラ(G)

鈴木祥子 プロフィール

1965年生まれ。1988年、エピック・ソニーよりシングル「夏はどこへ行った」でデビュー。昨年デビュー20周年を迎えた日本を代表するシンガーソングライター。中学の頃からピアノを習い始め、高校時代になり一風堂の藤井章司に師事しドラムを学ぶ。卒業後、原田真二やビートニクス(高橋幸宏・鈴木慶一)、小泉今日子のバッキング・メンバーを経る。エピック・ソニー、ワーナーミュージック等のレーベルより、14枚のオリジナル・アルバムを発表。またソングライターや、サウンドプロデューサーとして小泉今日子、松田聖子、puffy、金子マリ、渡辺満里奈、坂本真綾、川村カオリなど、数多くのアーティストを手がけている。

公式サイト


ライヴ情報

鈴木祥子「SHO-CO-SONGS collection 3」発売記念ツアー
『れっつ ROCK THE NIGHT TOGETHER』

■東京公演
日時:2009年12月17日(木)
開場/開演:18:30/19:00
会場:SHIBUYA-AX
席種:全席指定
チケット:前売6,500円/当日7,000円(ドリンク代別途)
チケット取り扱い:チケットぴあ(Pコード:333-127)、ローソンチケット(Lコード:71976)、イープラス
お問い合わせ:ディスクガレージ TEL 03-5436-9600

■大阪公演
日時:2009年12月18日(金)
開場18:30/開演19:00
会場:梅田Shangri-La
席種:オールスタンディング
チケット:前売6,500円/当日6,800円(ドリンク代別途)
チケット取り扱い:Shangri-La WEBチケットぴあ(Pコード:333-879)、ローソンチケット(Lコード:56477)、イープラス

鈴木祥子「SHO-CO-SONGS collection 3」発売記念SPECIAL GIG!!
『ジャックとしのぶとしょうこ達 in 新宿JAM』

日時:2009年12月13日(日)
開場17:30/開演18:30
会場:新宿ジャム
席種:オールスタンディング(限定150名)
チケット:前売4,000円/当日4,500円(ドリンク代別途)
チケット取り扱い:新宿ジャム電話予約(11/29まで)TEL 03-3232-8170、 ローソンチケット(Lコード:72012)
お問い合わせ:新宿ジャム TEL 03-3232-8170

大滝詠一『A LONG VACATION』トリビュートコンサート

日時:2009年11月23日(月・祝)
開場16:30/開演17:00
会場:東京Bunkamuraオーチャードホール
料金:8,400円(全席指定)※未就学児童入場不可
チケット取り扱い:チケットぴあ(Pコード:334-681)、イープラス
お問い合せ:ホットスタッフ・プロモーション TEL 03-5720-9999
出演(五十音順):イシイモモコ・今井美樹・太田裕美・大貫妙子・尾崎亜美・ 金子マリ・ジュライム・鈴木祥子・つじあやの・原田郁子


『SHO-CO-SONGS collection 3』
発売中

MHCL-1620
6,000円(税込)
ソニー・ミュージックダイレクト



『SHO-CO-SONGS collection 2』
発売中

MHCL-1460
6,000円(税込)
ソニー・ミュージックダイレクト



『SHO-CO-SONGS collection 1』
発売中

MHCL-1328
6,000円(税込)
ソニー・ミュージックダイレクト



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