骰子の眼

cinema

東京都 渋谷区

2011-04-26 16:03


映画『100,000年後の安全』 緊急レクチャー付き上映会開催!!

たとえ原発が明日止まったとしても、10万年危険な放射性廃棄物は残る。チェルノブイリから25年たった今、原発と放射性廃棄物、そして未来を語るレクチャー付き上映会開催!
映画『100,000年後の安全』 緊急レクチャー付き上映会開催!!
映画『100,000年後の安全』より

4月2日より緊急公開された『100,000年後の安全』。拡大公開後も連日満席札止めが続き、上映後にはほぼ毎日、映画を観た方との意見交換が行われ、原発推進、脱原発という意見に係わりなく、まず放射性廃棄物を人間が管理する事が可能なのかどうかということを考えさせられたという意見が多く寄せられています。

本作は、フィンランドのオルキルオトに建設中の、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場“オンカロ(隠された場所)”と呼ばれる施設に、世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品で、安全になるまで10万年を要するという高レベル放射性廃棄物を、果たして10万年間も安全に人類が管理できるのかという問題を、フィンランドの最終処分場の当事者たちに問うています。

現状日本では、原発から生まれる放射性廃棄物の処理をどうするか、未定のままです。 今、福島の状況はどうなっているのか?今後どうなっていくのか?諸外国ではどうなっているのか?ゲストの方のお話を伺いながら、 本作を通し、今の日本の原発の現状、既にある廃棄物の処理方法、原発に変わるエネルギーについて考え、話し合いたいと思います。


【4/28(木)】19:00開場/19:30上映
「チェルノブイリの今とフクシマ」
ゲスト:広河隆一(ジャーナリスト)
※4/28(木)はご予約が定員に達したため、受付を終了いたしました。

【4/29(金祝)】13:35開場/13:50上映
「世界の原発事情~フィンランド編」
ゲスト:須永昌博(スウェーデン社会研究所)

【4/30(土)】13:35開場/13:50上映
「廃炉という選択~日本の核廃棄物処理の現状」
ゲスト:舘野淳(元中央大学商学部教授)

【5/2(月)】19:00開場/19:30上映
「原発に変わるエネルギー」
ゲスト:飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)

料金

【一般・シニア・学生】当日:2500円/予約:2000円
【アップリンク会員】当日・予約:1800円
(当日加入されてその日から適用されます。当日会員に加入される方でイベントに参加される方は事前に予約を入れてください。満席になり次第予約は終了します)

※入場料のうち200円を東日本大震災の義援金として寄付致します。義援金は家屋が全半壊したり、東京電力福島第一原子力発電所の事故に関連して避難指示を受けたりした計約6万5000世帯に分配されます。(義援金振込先:ゆう貯銀行 福島県災害対策本部 00160-3-533)

予約方法

このイベントへの参加予約をご希望の方は
(1)お名前、
(2)人数 、
(3)電話番号、
(4)日時を明記の上、件名を「○月○日/『100,000年後の安全』トーク付上映会」として、factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。


映画『100,000年後の安全』
渋谷アップリンクほかにて上映中

監督・脚本:マイケル・マドセン
脚本:イェスパー・バーグマン
撮影:ヘイキ・ファーム
編集:ダニエル・デンシック
出演:T・アイカス、C・R・ブロケンハイム、M・イェンセン、B・ルンドクヴィスト、W・パイレ、E・ロウコラ、S・サヴォリンネ、T・セッパラ、P・ヴィキベリ
配給・宣伝:アップリンク
(2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/英語/カラー)

公式サイト

公式twitter


▼『100,000年後の安全』予告編


レビュー(0)


コメント(1)


  • 奥田みのり   2011-04-29 13:13

    2011/4/28、アップリンクでの広河隆一さんのトークについて、こちらにまとめています。http://www.webdice.jp/diary/detail/5558/