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終了千葉節子 「FUKUSHIMA SKY~空はいのちをつないでいる~」 フォトグラフィーアート展

命と命をつなぐ大空の瞳に生きゆく事に生まれる未来への希望をテーマに福島県に暮らす詩人、美術家の千葉節子による空を被写体にしたフォトグラフィーアート展のご案内です

  • 日程
    2013年11月09日 ~ 2013年11月30日

  • 時間
    10:00

  • 会場
    Honey's Cafe / ハニーズカフェ

-ABOUT

いのちといのちをつなぎ、
人と人とをつなぎゆく
「大空」のまなざしに生きゆくなかに生まれいずる希望、
そして、
生きとし生けるものたちへの慈しみと
生命の惑星、地球への愛・・・
今、世界の多くの人々が
心の奥深くにおいて求めてやまない
これらのいのちのキーワードをコンセプトに、
福島県白河市に暮らし、
ポエトリーリーディングアートパフォーマーでもある詩人、
現代美術家の千葉節子が、
3・11後の福島の空の様々な表情を現代アートとして撮影制作し、
愛と
希望と
平和のための
自らの言葉をコラボレーションさせた作品を中心にご覧いただける
コンテンポラリーアートとしてのフォトグラフィーアート展です。

会場は、3・11後、被災された方々のためのチャリティーイベント、
「Precious Life/プレシャスライフ」が開催された
目黒区青葉台の「Honey's Cafe/ハニーズカフェ」。
常に途切れることなく
様々なジャンルの作家による作品が店内を賑わすことで知られる、
どこかほっとさせられる
温かなぬくもりある個性的なカフェです。

きらきらとした金色の紅葉の光のなか、
飴色の蜂蜜の優しい香りが仄かに漂う温かなコーヒーを味わいながら、
あたかも
悩みのすべてを吹き飛ばすかのような
雄大な大空が語りかけるいのちの宇宙のメッセージを
お楽しみいただけますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

*会場・・・・Honey's Cafe
 東京都目黒区青葉台3-1-17
       Tel.03-3461-1222
 (半蔵門線池尻大橋駅下車246沿いに渋谷駅方面に徒歩数分。
       大坂上バス停近く)

 http://www.hotpepper.jp/strJ000133508/


*日時・・・・11月9日(土)13:00~11月30日(土)11:00

*営業時間・・10:00~20:00
(日曜定休)

-Biography

青山学院大学卒業後、毎日新聞社のフリーランスジャーナリスト等を経て、1994年、アメリカはNYにおいて、詩人、アーティストとしてデビューする。オーディオヴィジュアルな要素を取り入れた演劇的なポエトリーリーディングアートパフォーマンスで注目され、フランスの芸術誌、「レビュー・エ・コリジェ」(執筆は評論家のローラン・ジュリエ)をはじめ国内外の多くのメディアで取り上げられる。特集番組「天使・千葉節子」放映(パーフェクTV)。1995年ー97年、フランスのパリで活動。NYの「ラ・ママ・ラ・ギャラリア」公演、在パリ日本大使館公演等の他、フランス、ナントアートフェスティヴァルや香港ミディムエイジア等、国内外のアートフェスに出演の傍ら、東京渋谷の「アップリンクファクトリー」において定期的にポエトリーリーディングのアートパフォーマンスを行い、ポエトリーリーディングを総合芸術へと高める貢献を目指す。

一方、自身がモデルとなる写真と詩のコラボレーション、「Setsuko Icon/ POETOGRAPHOLLIA」(写真は写真家の池尻清)や、自身の詩や白いハートをモティーフにしたインスタレーション、又、在住地、福島の「空」と「花」と「光」を被写体にしたファインアートフォトグラフィー、「FUKUSHIMA SKY~空はいのちをつないでいる」、「Blessed and Embraced~祝福と抱擁」、「Flowers in The Eternity~永遠のなかの花たち」等でギャラリー活動を行う。
2006年、イタリアはミラノのファッション誌、「eye-style international magazine」において、クリスティーナ・フラスカのディレクションのもとモデルを務める他、詩を寄稿する。

2007年より、写真とアートの総合芸術誌「DRUG」にゲスト寄稿。ディレクターは写真家であり編集者である横川辰之。

主な作品集に、ホッピー神山のプロドュースによるCD[夢魔の庭」(Compozila東京)、「Mango Man-Go」(Spalaxパリ/ジャン・フランソワ・ポヴォロス共作)、いづれも英仏語訳付き、他。

詩、エッセイ、美術評論等を執筆。

http://setsuko-chiba.amsstudio.jp/
http://installlife.hitois.net/
http://www.resetsukosmos.blogspot.com/

-MESSAGE from Setsuko Chiba

「人間の魂は原爆よりも強い」

かつて大英帝国と呼ばれたイギリスの植民地政策による圧政に苦しめられていたインドを、暴力を使わず、言論とたゆみない行動による非暴力闘争によって独立に導いた、インド建国の父、マハトマ・ガンジーの、この有名な言葉には、どれほど大変な状況下におかれてもゆるぎない確信に満ちた希望の香りがします。

既に全ては限られた一地域だけの問題ではなくなった、あの福島第一原発事故より始められたとも言える地球の新たな核のカタストロフィーの時代において、私達人類はどのように生きてゆけばよいのだろう・・・
この、今、世界の多くの人々が抱える命題を前に、原発事故の被災地の一つ、福島県白河市で暮らす私を勇気づけたのは、このガンジーの希望に溢れる力強い言葉でした。

悲しみは目には見えません。心の瞳でみつめなければ。

私が、福島の空を被写体に選んだのは、空が、誰に対してもその頭上に等しく広がり、私達ひとりひとりをつないでいるものであるからです。

空は、時に放射能やMP2.5を運びますが、同時に、人の温もりや優しさを運ぶものでもあるのです。
いのちをつなぎ、いのちを伝え、いのちを育むものであるのです。

このプロジェクトを始めて新たな思いで気づかされたのですが、空という名の生命の大宇宙は、一瞬たりとも留まることなく、常に無数の変化を伴いながら動いています。
このあたりまえに思えることを受け入れ、みつめてゆくことは、私達ひとりひとりの細胞が休むことなく生死を繰り返しながら、一日一日を営み、そして、一秒一刻、未来を創造するという、まさに奇跡のような生命の姿を、大自然という大いなるスケールで、受け入れ、みつめることであると思うのです。

明けない夜はありません。昇らない太陽はないのです。

原発事故は、あまりにも多くの大切なものを、私達人類と、そして私達が共に暮らす惑星、地球から、今なお奪い続けています。
けれども、どのような悲劇にも決して奪えないものがあると思います。

それは、私達ひとりひとりの心の奥に広がるいのちの大空です。
何があろうと人生を、そして自らを諦めることなく今を、未来を生きようとするかぎり、私達ひとりひとりのいのちの希望の大空は、とこしえに続くのです。

フォトグラフィーアート、「FUKUSHIMA SKY」は、そんなとこしえの大空を、ご覧いただく皆様お一人お一人にお届けしたいとの思いで始めさせていただきました。

この希望のためのいのちの空からの悠久のメッセージが、ご覧になる一人でも多くの皆様のお心に届くことができましたら、心より幸いと存じます。

(千葉節子)
http://setsuko-chiba.amsstudio.jp/

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