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終了田代一倫写真展「はまゆりの頃に 2012年 夏」

田代一倫は2011年4月15日より、岩手県・宮城県・福島県の沿岸部をはじめ、内陸の山間部や都市部に住む人と、会話をしながら繰り返し撮影を行なっています。

  • 日程
    2012年08月23日 ~ 2012年09月09日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    photographers’ gallery

2012年8月23日(木)− 9月9日(日)
12:00 − 20:00 月曜休
会場/photographers’ gallery

田代一倫は2011年4月15日より、岩手県・宮城県・福島県の沿岸部をはじめ、内陸の山間部や都市部に住む人と、会話をしながら繰り返し撮影を行なっています。

「撮影させていただいた方を全て展示する」という言葉通り、田代はこれまでに約750人を撮影し、その一人一人に撮影年月日と撮影した状況を記したキャプションをつけたものを私家版写真集としてまとめ、展示します。また、壁には2012年6月下旬から展覧会開催までに撮影した作品を展示します。

「絆なんか信じません」南三陸町の仮設住宅に住む女性は、津波に襲われて一年以上経過した今「ようやく話せるようになってきた」と、仲の良かったはずの、その浜の共同体が崩壊していく様を説明して下さいました。また、その女性に話を聞いた浜から車で5分程移動すると、新しい防潮堤を造るための地質調査が進められていました。

被災者の気持ちが少しずつ変化し、遅ればせながら行政も動きだした今こそ、私は「その場に立ち会いたい」とより強く願うようになりました。 田代 一倫

展示内容/Cプリント約20点、私家版写真集6冊(2011年 春・夏・秋・冬、2012年 春・夏)

■田代一倫 TASHIRO Kazutomo 略歴

1980年福岡県生まれ  2010年九州産業大学大学院博士後期課程造形表現専攻満期退学 
個展に「浮憂世代」、「はまゆりの頃に」(共に、新宿ニコンサロン・東京)、「八幡」(アジア フォトグラファーズ ギャラリー・福岡)、「椿の街」(photographers’ gallery・東京)など。グループ展に「社会標本展」(ギャラリーON・ソウル)、「消滅の技法展」(福岡アジア美術館)、「Social Voyeurism」(ギャラリーアートリエ・福岡)、「クロッシング・カオス1999-2009」(銀座・大阪ニコンサロン)など。 
第8回三木淳賞奨励賞受賞。

展覧会の詳細などはhttp://www.pg-web.net/home/member/tashirokazutomo.htmをご参照下さい。

キーワード:

田代一倫 / 東北 / 写真 / ニコンサロン


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