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終了A級MissingLink @aqml2010 +三角フラスコ @frascoweb 『限定解除、今は何も語れない』+『あと少し待って』東京/王子小劇場【11/24土-26月】

  • 日程
    2012年11月24日 ~ 2012年11月26日

  • 時間
    00:00

  • 会場
    王子小劇場

…わたしたちは、どれくらい離れているのか、あの日からの時間と距離、
大阪と仙台、2つのカンパニーによる、震災以降を生きる私のための、あなたのための2つの物語-
ー2つの物語を繋ぐ言葉は「沈黙-silence」

2011/03/11

あの日から218日目_2011年10月 大阪/ウイングフィールドにて初演、あの日から435日目_2012年5月 エル・パーク仙台スタジオホールにて再演、

そして、あの日から624日目_2012年11月 東京/王子小劇場。

あの日失われたもの、あの日から変わってしまったこと。物語にできること。物語でしかできないこと。2つのカンパニーが、2011年の夏にそれぞれの街で、演劇をあきらめないためにこの先の未来へ希望の光を探した軌跡が記された作品を、2012年秋の東京で、もう一度上演します。

A級MissingLink「限定解除、今は何も語れない」
作・演出:土橋淳志
出演:横田江美、松原一純、松嵜佑一、細見聡秀、新城アコ、幸野影狼/緒方晋(The Stone Age)

+

三角フラスコ「あと少し待って」
作・演出:生田恵
出演:瀧原弘子、小濱昭博/山澤和幸、岩住浩一(シェイクスピア・カンパニー)

2012年11月24日(土)~26日(月) *全5ステージ

開演時間:
24日(土)14:00●/19:30
25日(日)14:00
26日(月)14:00◆/19:30
●託児あり・要予約
◆平日マチネ料金

*受付開始(入場整理券発行)・当日券販売=各45分前
*開場=各20分前
※上演時間(予定)=130分*途中休憩あり

料金:日時指定/全席自由
前売 2,500円
当日 3,000円
◆平日マチネ料金
前売 2,000円
当日 2,500円

割引チケット|枚数限定・各回申込先着10枚(組)*WEB予約のみ
○U-25割 1,000円
公演当日25歳以下の方*要証明書
○ペア割 4,000円

前売・予約開始:2012年10月13日(土)

WEB予約:各公演日の前日24時まで受付
http://ticket.corich.jp/apply/40713/

プレイガイド:クレジット決済もご利用になれます

ローソンチケット|http://l-tike.com/ 0570-084-003
Lコード:39873

チケットぴあ|http://t.pia.jp/ 0570-02-9999
Pコード:424-609

イープラス|http://eplus.jp/

会場:
王子小劇場
〒114-0002
東京都北区王子1-14-4 B1F
03-3911-8259(劇場事務所)

[地図を表示]

アクセス:
王子駅より徒歩5分
JR京浜東北線は"北口"・東京メトロ南北線は"4番出口"から
北本通りを直進し、「鑑定倶楽部」というお店の地下です

託児:
11/24(土)14時開演の回のみ、託児サービスがあります。要予約。
申込先:イベント託児・マザーズ0120-788-222
(0才・1才2,000円 2才以上1,000円)

スタッフ
舞台監督:菅原玄哉(office-over)
舞台美術:西田聖
照明:高橋亜希
音響効果:本儀拓(KIWI SOUND WORKS)
舞台監督助手:斎藤裕亮(何応)
宣伝美術:清水俊洋
制作協力 鉾木章浩、尾崎商店、横井貴子
総合プロデューサー:森忠治(トライポッド)
企画・制作:トライポッド・三角フラスコ・A級MissingLink

主催:A級MissingLink+三角フラスコ
助成:(公財)仙台市市民文化事業団

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MESSAGE:

今も考えているのは距離について。地域と地域の距離であり、人と人の距離。きっかけは僕がまず大阪でメディアを通して2011年3月11日の震災のことを知り、同年4月に仙台・福島を訪れたことでした。大阪と仙台の間にはもちろん距離がありましたし、仙台市内と沿岸部にもまた距離があるようでした。演劇はそもそも距離を扱うのに長けたジャンルではないかと思います。虚構と現実、演出とテキスト、役柄と俳優。そういったことをふまえながら、よき隣人になるにはどうすればいいのか? を劇団の皆で考えながら作った作品です。
―土橋淳志(A級MissingLink)

3月11日のことを、内陸に住んでいる私は「地震」と呼び、沿岸部に住む私の叔母は「津波」と言う。電気が復旧するまでの数日間、私は、なにも知らなかった。というより、わかっていなかった。ただ淡々と、日々を生き抜いていただけだ。その後、状況は刻々と変化していくのだけれど、あの静かな日々が、どういうわけかひっかかる。私にとっての、空白の3日間。あのとき、なにか感じていただろうか。これから、生きるための、ことを。
―生田恵(三角フラスコ)

A 級 MissingLink|http://www.aqml.jp/
2000 年3 月、近畿大学演劇部覇王樹座出身者を中心に旗揚げ。同年 9 月、土橋淳志の作・演出を主に、演劇そのものに自覚的な演劇をアミダクジ式に展開してきた。過去に存在する膨大な作品群に目配せしつつ、今ここで何が可能かを模索し続ける。主に大阪を拠点に活動する。
2003 年1 月、初の大阪以外での公演(第 6 回公演、神戸にて)。同年 3 月、「小屋ヲ建テル」で演出家・土橋淳志が若手演出家コンクール 2002 最優秀賞を受賞。
そのほか、 KAVC チャレンジシアター’02-’ 03(神戸アートビレッジセンター )や、大阪現代演劇祭ステップシアター (2004 年、大阪市立芸術創造館 )、ウイング再演大博覧會 2004(ウイングフィールド)、精華演劇祭 vol.10[公募演劇祭](2008 年、精華小劇場 )など劇場企画に参加。2009 年より定期的に“トライアウト公演”と銘打ち、表現と劇団運営体制のトレーニングを目的とした試演会を行っている。

土橋淳志(つちはし・あつし)
1977 年生まれ、京都府出身。劇作家・演出家。 1997 年に近畿大学に入学,演劇活動を始める。 2000 年、近畿大学在学中に「キャンパスカップ 2000」に参加し優秀賞を受賞。同年、「 A 級MissingLink 」を旗揚げ。現在までに 17 本の本公演、全ての作品の脚本と演出を担当。知的エンターテイメントを自称する作風に定評がある。「小屋ヲ建テル」が若手演出家コンクール 2002 にて最優秀賞受賞。「決定的な失策に補償などありはしない」が第 14 回OMS 戯曲賞の最終選考に残る。 2009 年、「裏山の犬にでも喰われろ!」で第 16 回OMS 戯曲賞・佳作を受賞。近年の代表作に「無神論者は幽霊を見ない」「蒼天、神を殺すにはいい日だ」などがある。日本演出家協会会員。 2009 年より大阪現代舞台芸術協会(通称: DIVE)理事に就任。

三角フラスコ|http://www.frascoweb.jp/ 
1995 年結成。宮城県仙台市を創作拠点として活動。 2012 年8 月現在で38 本の作品を上演。カンパニーメンバーの生田恵がほぼ全ての作品で作・演出を担当。作品に応じて劇場以外にも野外やアートギャラリー、喫茶店、美術館を会場に公演を行う。現代口語の会話体で綴られる脚本、日常性と虚構性を自由に往復する演出・舞台美術・演技が特徴。イメージを重視する構成で、閉塞した世界に光が差し込むその瞬間を舞台に立ち上げる。札幌、弘前・盛岡・福島・東京・大阪など、他地域での公演多数。
近年の代表作として、「夜とピアノ」 (2006 年2 月宮城県美術館 )、「星屑とボタン」(2007 年 10 月東京/ こまばアゴラ劇場・ 11 月エル・パーク仙台・2009年10 月エル・パーク仙台・ 11 月ウイングフィールド)、「昼の花火、夜の花火」 (2008 年7 月仙台市青年文化センター中庭 )、「NO fear 」(2008 年 10 月札幌/ コンカリーニョ・ 11 月仙台市市民活動サポートセンター・ 12 月大阪/ 精華小劇場)、「これが現実だ」(2010 年 11 月せんだい演劇工房10-BOX・12 月ウイングフィールド・ 2011 年1 月エル・パーク仙台)ほか。

生田 恵(いくた・めぐみ)
1977 年生まれ。仙台市出身。劇作家・演出家。高校在学中に上演した2本のプロデュース公演を経て、 1995 年、三角フラスコを結成。初代代表を務める。以降、これまでの公演、 38 作品のほぼ全てにおいて作・演出を担当。外部作品として「ショーワ・チャイルド・ソングブック」 (仙台市芸術祭主催公演 1998 年 【脚本・演出】 )、「ウエストバージニア州立大学最期の学内放送」 (office-over. 2006 年-2009 年:大阪・福岡・広島・東京・仙台【演出】 )、「ぶらんこ乗り」(杜の都の演劇祭 2008 年【演出】) 、「あくる朝の蝉」 (杜の都の演劇祭 2009 年 -2010 年【演出】) など。日本劇作家協会会員。「平成 17 年度宮城県芸術選奨新人賞」受賞。

お問い合わせ:
トライポッド|
981-0911
仙台市青葉区台原1-14-22
022-728-1383
info@frascoweb.jp

劇場受付直通|
03-3911-8142(公演期間中のみ)

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