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1月

11

終了『相対性コム デ ギャルソン論』刊行記念「ファッションの外野が自由に語るコムデギャルソン論 建築家編」

出演:藤原徹平、浅子佳英、中山英之、西谷真理子

  • 日程
    2013年01月11日

  • 時間
    20:00

  • 会場
    SHIBUYA BOOKSELLERS  http://www.shibuyabooks.net/

■トーク内容■
コムデギャルソンをファッション以外の分野で活躍する人々が徹底的に考察した『相対性コム デ ギャルソン論』の発売を記念して、トークイベントを開催します。トークのゲストは元『ハイファッション』編集長の西谷真理子さん、建築家の藤原徹平さん、デザイナーの浅子佳英さん、建築家の中山英之さんの4名。日本のファッション界に大きな影響を与えたとされるコムデギャルソンですが、今回のイベントでは、それぞれの立場から川久保玲さん、ならびにコムデギャルソンというブランドのクリエイションから私たちが学ぶべきことを探ります。

・領域を横断した複数の視点(ファッション・建築・空間・アート・文化的側面など)でコム デ ギャルソンを相対化し、ファッション批評の在り方を考えるきっかけとする。
・コム デ ギャルソンは、今年度のKU/KAN賞(空間デザイン領域の4団体が共同で事業推進する賞)を受賞しているなど、建築関係者からの注目度も高く、また、建築家がファッションを分析する手法には、ファッションジャーナリストやファッション史、ファッション社会学など専門家の分析とはまた違った視点が見られるのも魅力。ファッション関係者に新たな発見や気付きを与える。
・川久保玲さんのクリエイションが、ファッションにとどまらず様々な分野に影響を及ぼしてきたことにも着眼し、コム デ ギャルソンというブランドの創造性を改めて見直す。
──以上のトピックから、これまでになかった「コム デ ギャルソン」論を浮かび上がらせていければと思っています。

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■ゲスト■
○西谷真理子
1950年生まれ。東京都立大学卒業後、文化出版局に入社。80-82年パリ支局勤務。『装苑』『ハイファッション』他に在籍し、2011年3月定年で退職。以後2012年6月まで「ハイファッション・オンライン」のチーフエディター。現在はフリー。2011年秋に東京オペラシティで開催された「感じる服、考える服:東京ファッションの現在形」展共同キュレーターを務め、カタログを編集。2010年から2011年にかけては、後藤繁雄主宰のSuper School「ファッションを記述する」で講師も。編著に『ファッションは語りはじめた──現代日本のファッション批評』(フィルムアート社)。2013年4月より、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部ファッションコースの特任教授に就任予定。

○藤原徹平
1975年横浜生まれ。建築家。横浜国立大学大学院修了。2001年より隈研吾建築都市設計事務所勤務。2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ主宰、2010年よりNPO法人ドリフターズインターナショナル理事、2012年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授。ニューハウス出版より初作品集『7INCH#1 TEPPEI FUJIWARA』が発表。大学院時代は下駄にマルジェラやギャルソンを着るという独自のスタイル。2003年より外苑前界隈でシアタープロダクツとの近所づきあいが始まり多数のコラボレーションを。アート的視点、ファッション的視点、建築的視点の横断を通じて、新しい建築観を模索している。

○浅子佳英
1972年生まれ。インテリアデザイナー、建築家。タカバンスタジオ所属。主な論文に「コム デ ギャルソンのインテリアデザイン」(『思想地図β』vol.1)、「しろくちいさく透明なセカイ──少女時代の建築家たち」(『ゼロ年代11人のデザイン作法』)。主な作品に「カオス*ラウンジ」「破滅*ラウンジ」会場設計、「京都西本願寺デジタルサイネージ計画」、「X-girl」、「MILKFED」、「JOHN SMEDLEY」、『閉じこもるインターネット』『マスタースイッチ』装丁、『思想地図β』1、2装丁+エディトリアルデザイン等。

○中山英之
1972年生まれ。建築家。東京藝術大学大学院修了。2000年~2007年まで伊東豊雄建築設計事務所勤務。「Bruges 2000 Pavillion」、「まつもと市民芸術館」、「多摩美術大学図書館」等を担当。2007年より中山英之建築設計事務所設立。現在、昭和女子大学、東京藝術大学、東北大学非常勤講師。主な作品に「2004」、「O邸」、「Yビル」、「Y邸」等。著書に「中山英之/スケッチング」。深圳・香港都市/建築ビエンナーレ(2009)、建築家の読書術(ギャラリー・間/東京)、建築はどこにあるの?7つのインスタレーション(東京国立近代美術館/東京)(ともに2010)、中山英之展 小さくて大きな家/個展(AXISギャラリー六本木/東京)(2011)ほか、多くの展覧会に参加する。

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■開催概要■
日時:2013年1月11日(金)
   20:00-21:30(開場 19:30)
場所:SHIBUYA BOOKSELLERS  http://www.shibuyabooks.net/
会費:お一人様1,500円(ドリンク付き)
定員:50名 (要予約)

【お申込はSPBSさんウェブサイトで受付ております】
http://www.shibuyabooks.net/commerce/special/lab.cgi

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