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  • 知世(Chise)さんの日記


知世(Chise)さんの日記

  • 2010

    1月

    15

  • 情と酒は、人を癒しも蝕みもする——映画『居酒屋兆治』——

     昨晩深夜、夕食を食べ終わった後、焼酎の抹茶割りをチビチビやりながら、レンタルした『居酒屋兆治』(監督:降旗康男。脚本:大野靖子。原作:山口瞳。出演:高倉健、大原麗子、加藤登紀子他。1983年)を観る。  幼なじみの英治(高倉)とさよ(大原)は、恋人同士だったが、生活のために別れ、英治は漁師の娘である茂子(加藤)と、さよは裕福な牧場主(左とん平)と各々函館市内で結婚し、各々二人の子どもをもう...


  • 2010

    1月

    09

  • 映画『のんちゃんのり弁』他

     今年初めての日記です。  昨年秋から、ちょっとさぼり気味でしたが、文章の勉強も兼ねて、また無理のないペースで、書いていこうと思っています。よろしくお願いします。  昨年末にMacを新しくしてから、用もないのにネット三昧状態でしたが、正月も終わり、さすがに飽きました(苦笑)。新Macは今のところ、非常に快適なのですが、ただ一つ、少し操作しないとすぐにスリープ状態になってしまうのだけ...


  • 2009

    9月

    26

  • 簡潔だと評価すべきか、舌足らずだと批判すべきか…。

     9月17日(木)午後、渋谷のアップリンクで行われた試写会で、『ウイグルからきた少年』(監督・脚本・編集:佐野伸寿、出演:ラスール・ウルミリャロフ、カエサル・ドイセハノフ、アナスタシア・ビルツォーバ、ダレジャン・ウミルバエフ他、2008年、日本・ロシア・カザフスタン)を観賞。  以下は、そのレヴュー。  主人公は、中国・新疆ウイグル自治区で両親を不当逮捕され、カザフに一人で逃げて来た少...


  • 2009

    9月

    18

  • 映画『ウイグルからきた少年』とブラブラ吉祥寺

     何とか正午過ぎに起きて、渋谷のアップリンクに『ウイグルからきた少年』(監督・脚本・編集:佐野伸寿、出演:ラスール・ウルミリャロフ、カエサル・ドイセハノフ、アナスタシア・ビルツォーバ、ダレジャン・ウミルバエフ他、2008年、日本・ロシア・カザフスタン)の試写会へ。  http://www.uplink.co.jp/uyghur/  このところ、朝夕はめっきり涼しくなったものの、昨日の日...


  • 2009

    8月

    26

  • 三鷹いのちと平和映画祭と『熱中時代』教師編第一シリーズ

     久しぶりの日記です。  八月の一週目は、とても蒸し暑く、七月末に多忙だった反動もあって、結構ウダウダと過ごしていました。  二週目からは、公募に応募するための書類づくりに追われて忙しくしていました。お盆あけの三週目は、更に大変だったし。  で、先週末は二日共、三鷹下連雀(玉川上水沿いの住宅街)の沙羅舎という、個人所有のイベントスペースで行われた、第一回三鷹いのちと平和映画祭とい...


  • 2009

    7月

    23

  • 『未来の食卓』試写会他

     今月に入って、蒸し暑いのと、かなり忙しかったのと、つい先日、ちょっといろいろあって、ダウンしていたため、日記の間が空いてしまいました。気持ちの整理もつき、腹も括れて、何とか「復活」したので、久しぶりに映画の感想など。  昨晩は九段下の九段会館で、『未来の食卓』(監督:ジャン=ポール・ジョー、2008年、フランス)の試写会へ行って来ました。  余裕を見て、開場三十分弱前に会場に着い...


  • 2009

    7月

    02

  • 『風のかたち』&『大きな家』完成上映会

     気温は未だそれ程でもないものの、ずっと蒸し蒸しして不快な天候が続いていたが、昨晩からグッと涼しくなったような気がする。深夜から降り始めた雨は、さっきまで降り続いていたけれど、それ程湿度も気にならないし。  昨日は夕方から、下北沢南口の北沢タウンホールで行われた、『風のかたち』&『大きな家』完成上映会へ。毎年この時期に、いせフィルムのドキュメンタリー作品の完成お披露目会が行われていて、僕自身...


  • 2009

    6月

    28

  • がっかり某仏教系エコ学会&「パレスチナではレズビアンが殺されている」にどう答えるか

     昨日は六時前に起きて、朝食に蒸かしたベジ饅頭を食べてから、豊島区の大正大に、今年新しく入った、或る仏教系エコ学会の大会へ。  いつも通りしっかりと下調べをしていたのだけれども、電車を間違えて赤羽まで行ってしまったり、板橋駅から道に迷ってしまったりした結果、会場にはギリギリの到着。会場整理は大正大の仏教学科の院生が当っているようで、やたらと坊主頭が目立つ。  受付のおばちゃん達(大学職...


  • 2009

    6月

    22

  • 蒸し蒸しの日々始まる&『関西クィア映画祭が東京にやってくる』Bプログラム

     前の晩から布団を夏用に変えたお陰もあって、20日の夜は、何とか不快感なく眠ることが出来た。とは言え、朝起きたら、汗で湿ったTシャツが気持ち悪く、即脱ぐ。  未だ熱帯夜とまではいかないものの、最低気温20度以上で湿度が高く、蒸し蒸しした日本の夏がとうとう始まったよう…。憂鬱だ…。  21日のお昼までは、結構な雨…。その後雨脚は弱まったものの、夜まで降り続いた。  一時間前後原...


  • 2009

    6月

    19

  • 割といい誕生日&『そして、私たちは愛に帰る』

     昨晩は深夜に夕食を食べてから、『ヨコハマ買い出し紀行』、『同ーーQuiet Country Cafeーー』、そしてたまに無性に観たくなり、酒を呑みながら観ると、決って号泣し、呑み過ぎてしまう、世界名作劇場の『トラップ一家物語』とDVDをハシゴ。やはり『トラップ』を観たら号泣し、呑み過ぎてしまいました…。  今日(18日)は夕方、四ヶ月ぶりに床屋に行き、野武士のようになっていた髪を切り、伸び...


  • 2009

    6月

    15

  • 『沈黙を破る』と第六回東京平和映画祭

     先週ずっと昼夜逆転が酷く、心理的にも低調で研究もあまり進まない状態だった。流れを変えないといけないと思ったこともあって、木曜日はアルコールを抜いて、徹夜。  金曜は朝食を食べてから、東中野のポレポレ東中野へ、その日が上映最終日だった『沈黙を破る』(監督・撮影・編集:土井敏邦、制作・配給:シグロ、2009年)を観にウォーキングで行った。  http://www.cine.co.jp/c...


  • 2009

    5月

    01

  • アリス・ウォーカーと映画『チェ・ゲバラーー人々のためにーー』他

     水曜はフル回転だった火曜の反動で、また世間的にも祝日だということもあり、夜中まで寝倒れていました。で、起きてから軽く食べた後、フェミニスト神学の本が読み終わったので、アフリカ系米国人作家アリス・ウォーカーの小説『わが愛しきものの神殿』(The Temple of My Familiar, 1989)(柳沢由実子訳、上下巻、集英社、一九九〇年)を読み始めました。ポスト・コロニアル批評の立場から、批...


  • 2009

    4月

    30

  • 映画『からっ風と太陽が知っている』他

     月曜は夜中まで寝込んでいたので、火曜は明け方食事をして(鯵の塩焼き、焼き過ぎなのか、マズかった…)、朝掃除をしてから、ウォーキングでいつもの下高井戸シネマへ。観たのは、『からっ風と太陽が知っているーーこころみ学園物語ーー』(監督:藤澤勇夫、2004年。劇場初公開)。  『からっ風と』は、栃木県足利市の山間部にある、知的障碍者施設「こころみ学園」の生活を、(確か)十一年に渡って追ったドキュメ...


  • 2009

    4月

    28

  • 映画『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』上映会

     先週日曜日の夜は、千駄ヶ谷の東京体育館で、ドキュメンタリー映画『タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド』(原題“Taxi to the Dark Side”、監督・脚本:Alex Gibney、2007年、米国)上映会へ。  http://sva.or.jp/event/event20090310807.html  日中バタバタしていて、明け方食べて以来何も食べていなかったため、空腹の中千...


  • 2009

    4月

    25

  • 優れたドキュメンタリー映画を観る会・公開前夜祭

     今日(24日)は夕方から行きつけの下高井戸シネマへ。今夜(24日夜)のプログラムは、ここ二、三年いつも参加している、優れたドキュメンタリー映画を観る会・公開前夜祭。  http://www.shimotakaidocinema.com/shimotakaido_cinema/documentaly.html  前売りのみの会員1500円、一般1700円で、三十分のプロ音楽家デュオの演...


  • 2009

    4月

    23

  • 映画『チョコラ!』特別試写会他

     先週の金曜日は急に涼しくなり、風邪をひいてしまった人もいるよう。土曜から再度日中は暑いくらいになったものの、今も夜はそれなりに冷えます。  半ば昼夜逆転生活は相変わらずですが、ここ一年程の不摂生な生活と運動不足から、お腹廻りにやや肉がついてきてしまったのに衝撃を受けて(苦笑)、先週から以前と同じように、一日最低一時間弱、汗だくになる程のハイスペースでウォーキングをすることにしました。そのせ...


  • 2009

    3月

    30

  • 映画『ご縁玉ーーパリから大分へーー』他

     今日も朝(やや)ちゃんと起き、ウォーキングで行きつけの下高井戸シネマへ。風は冷たく手袋が必要な程だけど、日差しは春。陽当たりのよい場所にある近所の中学校の桜は、もう満開に近い状態でした。    観たのは、映画『ご縁玉ーーパリから大分へーー』(監督:江口方康(まさやす)、2008年、フランス)。がんがリンパ腺に転移した、末期がん患者の山田泉さん(山ちゃん)の住む大分県に、転移の告知を受けた後、...


  • 2009

    3月

    24

  • アニメ映画『動物農場』他

     相変わらずいろんな意味で低空飛行の日々が続く…。  最近読んでいなかった榛野なな恵や柊あおいの漫画を引っぱり出してきて読んだり、木曜日に生協から引き取ってきた『美味しんぼ』の文庫を読んだり…。  榛野さんの八十年頃の『ハイジの来た日』を読み、少し初心を、柊さんの『雪の桜の木の下で』で、(小っ恥ずかしいが)繊細さを、各々少しだけ取り戻す。  『美味しんぼ』…読んでいると、肉類...


  • 2009

    3月

    09

  • 不幸の共同体ーー映画『母べえ』ーー

     土曜は結局一度も外出せず。家事、校正、研究報告のための準備をして過ごす。  今日は午後三時前に起床。掃除をして食事を済ませてから、調布映画祭で『母べえ(かあべえ)』(監督:山田洋次、出演:吉永小百合、浅野忠信、坂東三津五郎他、松竹、2008年)を観に、調布へ。幸いにも日曜の夕方の京王線下りは比較的空いていて、助かった。  ホームページが既に削除されてしまったようなので、ちょっとだけ粗...


  • 2009

    3月

    07

  • 映画『時をかける少女』他

     先週末からは…はて、何をやっていたんだろう…というのは冗談で(笑)、来週の金曜日の研究報告の準備をボチボチやりながら、公募のための書類を揃えたり、公募に応募する書類を欠いたりと、結構僕的には忙しくしていた。木曜なんて、起き抜けに口にした蜜柑と珈琲以外、忙しくて夜まで何も食べれなかったくらい。  で、一息ついたので、昨晩は明日まで三日間行われる調布映画祭へ。全く知らなかったんだけど、1989...



知世(Chise)

ゲストブロガー

知世(Chise)

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