2015-09-19

2015/09/16 練習 と 登場人物紹介① このエントリーを含むはてなブックマーク 

ども、演出です。

今回のブログはまず練習内容から。

の、前に・・・。

「演出の責任ってどこまでなんだろうか?」と考える事があります。

本番までに芝居を仕上げることが演出の仕事であり責任ですが、それはご覧頂くお客様に楽しんでもらう為です。

役者に、お客様に楽しんでもらえる芝居をさせる事。

それが演出の責任です。

ただ・・・

では、もし本番に役者が演出の指示通りの芝居をしなかったら?

それは誰の責任でしょうか?

もしその芝居が楽しくなかったら。

逆にお客様が楽しんでくださったら。

誰の責任であり、誰の功績でしょうか?

いえ。

もし演出の言うとおりに役者が演じず、役者のやりたいようにやって仮にウケたとして、それは功績でしょうか?

ちゃんと演出の言う通りにやったらもっとウケたかもしれないのに?

演出の指示通りにやってウケなかったら100%演出の責任です。

でも、役者が指示通りに芝居をしなかったら・・・

でも、

それでもやっぱり、

演出の責任なんです。

「やらせてしまった」演出の責任だと思っています。

その可能性があるなら、役を降ろし他の役者にやらせるべきなのでしょう。

全責任が演出にあるからこそ、演出は「神」であるのです。

「神」であるべきなのです。

台本に対するアプローチ。

芝居に対する哲学。

役者に対する心遣い。

他人を楽しませるというセンス。

心の機微の掴み方。

そして、

絶対的な覚悟。

演出は「神」であるべきなのです。

んで、今週の話なのですが、9/16の練習は1幕を通しました。

8/16にも宮本公民館で通してるので丁度1ヶ月練習しての通しです。

オイラが8/16の時に気になったのは時間。

1幕だけで1時間50分もかかってしまいました。

流石にこれを本番でやるわけにはいかないと思い、テンポを上げる為、修正に修正をかけてきました。

役者にはテンションを上げてもらい、成立する掛け合いのスピードを教えてきました。

台詞を捏ね繰り回すのではなく、ストレートに読ませ、リズムを作りました。

それを1ヶ月やってきて、最近の1幕の出だし10分は本当に面白いと思えるシーンになったはずでした。

が・・・

9/16の1幕の通し時間も1時間50分。

全然短くなってねぇ~~~!!!

原因は、役者が練習通りにやらなかったから。

面白かった出だし10分は「奇跡だったのか?」と思うくらいテンポが悪く、見ていられません。

掛け合いもチグハグで会話になっていません。

数名は好き勝手台詞を捏ね繰り回してスピードを遅くするし。

オイラ・・・そんな演出したか?

通しの途中、通しが終わってから、テンポが悪かった事に気付いている役者はまだ良い。

練習通りにやれなかった事を悔いている役者はまだ良い。

気付きもせず、悔いもせず、反省も対策も考えようとしない役者がいることが問題です。

大丈夫かな?

日曜は2幕を通します。

2幕は1幕とは別なテンポとテンションが必要になります。

動きも激しくなりますし、複雑になります。

確実に1幕よりも2幕の方が難しいはずです。

役者はちゃんと準備してくるでしょうか?

とはいえ、希望もありました。

小ネタのレベルがアップしていたのです。

要所要所のシーンは8/16に比べて格段に良くなっていたのです。

後はテンポだけ。

せめてあと10分縮めるだけで別物になるんです。

勘違いした役者が好き勝手演技して台詞を捏ね繰り回した結果、掛け合いの邪魔をする。

自分に酔って周りが見えず余計な間を取る。

台詞が不安なので保険を打ちながら芝居をする。

演出のオイラは、「練習ではやれるのに通しでやれない理由」を考えなくてはなりません。

「やれない」のか、「やらない」のか。

原因・問題はたった一つですが、その一つは結構根深いものだと思います。

それでも間に合わせなければなりません。

それが、演出の仕事ですから。

さて、

今回はこれだけではありません。

第10回公演は総勢27名の役者が登場します。

ちょっと多すぎるので、事前に紹介し、予備知識があった方が芝居に集中できるかと思いまして。

サラッと流す程度にご覧頂ければ幸いです。

演目は『紡いだ記憶に浮かぶ千年の月』。

ある星の、ある時代の、ある大陸のお話です。

和の感じが強い世界観ですが、洋の文化も入っています。

良く言えば和洋折衷。

悪く言えばゴチャゴチャ(笑)

その大陸は3つの国に分かれおり、それぞれの国は大君が治めています。

史上初の若き女性大君が治める国「月華(げっか)」。

女好きでちゃらんぽらんな大君が治める国「陽炎(かぎろい)」。

絶対的カリスマ性を備える大君が治める国「影星(えいしょう)」。

そこに生きる者達の物語です。

台本の世界観はまた次回のブログに記載させて頂きます。

今回は登場人物の紹介を。

まず月華(げっか)の大君・・・主役を張るはやはりこの人!!

十夢の絶対神!十夢のルールブック!十夢の法律!十夢の魂!!

華紅弥(かぐや)役・・・田上洋子こと、

団長!!

続いて影星(えいしょう)の大君は!

副団長兼下ネタ担当兼男性団員の兄貴分兼下ネタ担当兼体調管理担当兼下ネタ担当!

神威(かむい)役・・・藤原辰史こと、

たっし君!!

謎多き女性、この物語の鍵を握る人物を演じるは、

ジャニーズが好きで、この間なんてライブを観に海外まで行っちゃいました!

緋巫佳(ひみか)役・・・
渡辺洋子こと、

なべちゃん!!

三国を手玉に取ろうと画策するひっかき回し役は、

バンダナ巻いたら意外とホリが深くて意外とイケメンになった!

弥勒(みろく)役・・・栗原貴夫こと、

たか君!!

月華の国所属・大君への助言者役を演じるは、

団長が好き過ぎて個人の感情が役を超え始めた危ない女優!

那由他(なゆた)役・・・
村上有紀こと、

ゆきちゃん!!

月華の国所属・大君の側近役を演じるは、

体格を良くする為に頑張って食べても一向に太る予兆さえ見せない超カロリー消費男!

斑鳩(いかるが)
役・・・大山剛こと、

おーちゃん!!

月華の国所属・道化役の片方を演じるは、

クールに見えて意外とウェット。良い意味で本性がバレ始めた!!

不知火(しらぬい)役・・・榎本朔こと、

はじめ君!!

月華の国所属・道化のもう片方を演じるは、

十夢のキングオブ真面目!いや、キングオブ糞真面目!キャラ変えてやるからな!覚悟しとけよ!!

可南汰(かなた)役・・・浅野弘貴こと、

あっさん!!

月華の国所属・アイドル(ツンデレ担当)を演じるは、

いつどんだけ練習したんだよ!?ってくらいアイドルステップが上手い、アイドルのセンター!!

琴音(ことね)役・・・
森由紀菜こと、

ゆきなちゃん!!

月華の国所属・アイドル(前向き担当)を演じるは、

十夢のキングオブ負けず嫌い!今回役柄的に仲間が出来てちょっとテンション上がってます!!

胡桃(くるみ)役・・・古屋めぐみこと、

めぐみちゃん!!

月華の国所属・アイドル(訳有り担当)を演じるは、

十夢のキングオブドM、そしてクールビューティー改め、狂うビューティー!!

玲亜(れいあ)役・・・林望こと、

のぞみちゃん!!

ん~~かなり長くなりそうですね。

今回のブログでの紹介はここまででしょうか。

次回は影星(えいしょう)の登場人物を。

お楽しみに!!

キーワード:

千葉 / 船橋 / 劇団 / 芝居 / 公演


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ozking

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“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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