2008-06-25

「ブレードランナー ファイナル・カット」をDVDで鑑賞。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

一時期、権利関係で「DVDは在庫限り」で再販は無しとかだった、「ブレードランナー」

80年代から観た「21世紀像」は、映画「未来世紀ブラジル」と共に、独特の世界観を形成し、サイバーパンク小説の「ニューロマンサー」で著者のウィリアム・ギブスンが「ブレードランナー」を映画館で観ていて、あまりに当時執筆中だった「ニューロマンサー」の世界観とそっくりだったので、「やべぇ、ぱくりと思われる!」と途中で退席したとか、そんなニュアンスがあの本のあとがきに書いてあった様な記憶が。

で、TSUTAYAのDISCUSで借りた「ブレードランナー ファイナルカット」と「ブレードランナー クロニクル」ですが、やはり、未だ色褪せない、強烈な映像を観て、単なるSF映画と言うのを躊躇ってしまう、別格の作品だと再認識しました。

「ファイナルカット版」は昨年、劇場で観たのですが、この映画は、映画館のスクリーンで観るべき、絶対観るべき映画です。 もう、上映はされないと思いますが…

1992年に「デレクターズ カット版」が上映された時「これで最後の劇場公開」と言われ、これは絶対何が何でも観なければ!と、劇場のスクリーンで観て、当時は「映画は映画館で観るべき!」ってポリシー?は無かったので、尚更あの映像から衝撃を受けて、それからですか、映画はやっぱりフィルムソースで観る事に拘り始めたのは…

劇中のスコアも、某J-WAVEで頻繁にかかっていた曲で、「これが元ネタ?か」と再発見したりして。 当時、ヴァンゲリスは「炎のランナー」のあの曲しか知らなかった自分にこの曲もヴァンゲリスだよ、と教えてくれた、そんな映画です。

あと、プロデューサーと監督との力関係とか。 最終的な編集権などなど。

一本の映画で、色んな事を知った、そんな作品でした。

叶うなら、Blu-rayで、且つ、フルハイビジョンで観たい映画です。

追記:「あの」グラス、欲しい人いっぱいいますよね、この映画のファンだと。

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