2009-05-06

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GWはいいですね。
特に旅行とか遊びには行かなかったですが、近くで
映画みたりお酒のんだりなかなか贅沢でした。

話題作をいくつか見たので感想を。

グラン・トリノ
言わずもがなクリント・イーストウッドの最新作ですが
もう蓮實重彦の「感動を遥かに超えた豊な沈黙のうちに」という
表現通り、感動を超えちゃう感じでしたね。
俳優業は最後だの色々いわれてますが、2010年にはまた新作を
公開予定だそうです。すごいじいさんです。
ちなみに脚本が良くて面白いセリフが結構あります。
個人的に面白かったのは「このじじい◯◯すぎるぜ」のとこ。

チェイサー
韓国で実際に起きた連続狂気殺人事件を題材にまだ長編1作目の
30代半ばの若い監督が撮った作品。
これも噂通りかなり引き込まれました。主人公の殺人犯が前の彼女の
弟に似ていましたが、韓国人には多い顔立ちです。
監督の次回作にかなり期待です。
ちなみにパンフを買ったのですが、どうやら落としたようです。
たぶんアルタの近くで座ってビール飲んでいたときに…。

スラムドッグ$ミリオネア
言わずもがなアカデミー賞受賞作です。
トレイン・スポッティングやザ・ビーチのダニー・ボイル監督作品で
インドが舞台。監督の出身のイギリスとインドは歴史上関係が深いですが、
すごくロンドンぽいセンスを感じました。ロンドンのメトロポリタンなイメージと
インドのムンバイの雑然とした感じがシンクロして、それほど観てはいないですが、
ダニーボイルっぽい映像なのかなと思いました。ある時期のロンドンに住んでいた
人は懐かしさを感じるかもしれません。僕は感じました。
色々と問題や疑惑もあるみたいですが、映画自体は楽しめました。
最後のシーンは好きです。上の2作品よりは落ちるとは思いますが。

イギリスと言えばThis is Englandも良かったです。なんというか哀愁が
ある映画でしたが、想像していたものと違っていて結構暗いんですが、、
良かったです。

ミルク
ガス・ヴァン・サントの映画はそれほど好きではなかったんですが
これは良かったです。ショーン・ペンの演技は素晴らしかったですが
最後にハーヴェイ・ミルクの実際の映像が流れて、その笑顔が
素晴らしすぎて忘れられません。すごく印象的です。
公開中のドキュメンタリー「ハーヴェイ・ミルク」を観に行こうと
思います。

今更ながらバルト9は良いと思いました。
あれのおかげで映画を何本もはしごできます。歩いて行けるので
連休にはもっと活用したいと思いました。

ちなみに市ヶ谷にある神社でおみくじを引いたら大吉でした。
その翌日、新宿で分厚い財布を拾いました。
もちろん交番に届けましたが。

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コメント(2)


  • よしだ 2009-05-07 15:44

    新宿の野良犬!

  • pJh 2009-05-07 16:52

    なんで野良犬やねん

pJh

ゲストブロガー

pJh

“長い目でみたら我々は皆死んでいる。”