2008-03-10

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映画「ミスター・ロンリー」
監督:ハーモニー・コリン  アメリカ

マイケル・ジャクソンとして生きるマイケル。フランス語をしゃべれないのにパリに住み、路上でパフォーマンスをしたり、老人ホームでイベントをしたりして生計を立てている。ある日、マリリンモンローとして生きるマリリンと出会い、彼女の住むスコットランドの「城」に向かう。そこはチャップリンや、リンカーン、エリザベス女王や赤ずきんちゃんが協力して生活をするパラダイスだった。

簡単に言ってしまえば自分探しの物語なんだけど、設定が面白い。マイケルとして生きるマイケルは、マイケルで無くなってしまえば彼ではなくなってしまう。のか?アイデンティティとは何ぞや。

マイケルの話しと平行して、パナマのシスター達の奇跡の話しも進む。2つの話しは交わることなく、まったく別の話しなのだけれど、やはり無くてはならない。
マイケルの物語の裏にある話しなのかもしれない。

エッジがぼんやりした映画なので、なにが良いか自分でもまだ掴み切れてないが、しばらくこの映画の余韻を楽しめそうだ。
 

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