2008-03-18

映画「この道は母へとつづく」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

映画「この道は母へとつづく」
監督:アンドレイ・クラフチューク  ロシア

極寒のロシア辺境の地。孤児院に暮す子供達は厳しい管理のもと、学校に通うこともできず、寂しい日々をおくっている。6歳のワーニャは、養子として貰われて行った友達の母親が孤児院をあらわれたことをきっかけに、自分の母親も子供を探しているのではないかと希望を持つ。

子供達は自分たちが捨てられたこと、自分達が養子に行くことで大金が動くことも知っている。物語のはじめ、ワーニャはイタリアの裕福な家庭に引き取られることが決まるのだが、ワーニャは自分を産んだ母親が自分を求めている可能性にかける。その気持ちが切ない。

地味な作品だけど、ワーニャの一途な瞳と、周りの大人達のやんわりとした優しさが胸にぐっとくる、良い映画だった。

キーワード:

この道は母へとつづく


コメント(0)


tabe

ゲストブロガー

tabe


関連日記

月別アーカイブ